第十六話 戦闘!勃発!
「ココか」
階段はだれもいねぇし。二階もいねぇンじゃねぇか
「この部屋にだれもいなかったら、オレん仕事は終わりか~」
ンじゃ開けるか
「あ、いた」
いんじゃねぇか
「あと少しで、終わるってのに。メンドくせぇな」
あの時の車のヤツじゃねぇか
「つか、なに燃やしてンだよ」
紙かァ
「お前らに見つかったら面倒なヤツだよ」
アッじゃあ燃やすなよ
「邪魔すんなよ」
「ヤダね」
燃やすの止めなきゃいけねぇからな
「痺れ殺してやるよ」
難しいこと言ってンじゃねぇよ
「やってみろよ」
また光ってるヤツ━━━
「効かねぇよ、バァカ」
「傲るなよ、馬鹿が」
だから、難しいこと━━━
「ギャャャ~」
体がビリビリする~
「あの時とは違うんだよ」
この感じ・・・電気だ
「ア、電気が消えた。何で」
オレもあン時とはチゲェんだよ。
「体ン中に入れて~出す」
返してやるよ、お前の電気
「ガアッ」
スゲェ痛てぇけど、がまんすりゃ、全然大丈夫だぜ
「テメェ、舐めたことしやがって」
「舐めてねぇよ」
「それがッ舐めてんだよッ」
モッカイすンのか~いいぜ。何回でも返してやるよォ
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「残るはこの部屋か」
それにしても、不気味だな。一階に居たヤツらはみんな、ロビーに来たのか
「まっそりゃそうだよな」
一人くらいは、残っててもおかしくないか
「なぁ女。お前は人を食ったことはあるか。いや、この際死体でもいい。ああ、先に言っておく。俺はない。で、どうだあるのか、ないのか」
「ないけど」
何だコイツ
「食いたいと思ったことは」
「それもない」
キモいな
「俺はな、人を食えると言われて、来たんだ。なのに何だ 《 ❰炎の悪魔❱ を崇めよ》 だと。話が違うと思わないか」
何なんだよ、コイツ
「だがな、待った。待ち続けた。したら何だ、俺の前に美味そうな女が来たァ~」
大声で言うなよ
「キモッ」
「 キモイだと。そうか、そうか。ならッお前のキモイところを最初に食ってやる・・・何だ足が、動かない。何をした女ァ━━━」
「はい、終わり」
手斧で一振し、首を落とす。さてと、この部屋を漁ったら終わりか
«シズカの ❰能力❱ は視界に入れた者の、足を止める»
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先輩の予想通り。地下がメインか
「なんだ、アレは━━━」
ッ、死体か
「祭壇だ。そして、アレは祝福を受けている、お前たちのお仲間だ」
シズカのバディか
「そしてこれが最後だ」
「何を言って・・・炎」
死体が、燃えた。真っ赤な炎によって
「灰すら残らん。だが、これでいい。アイツは ❰炎の神❱ と一体になったのだ。これ以上の幸せがあるか」
「殺す」
「できるものならな」
剣を構え、待つ。ヤツの超スピードが来るまで
「死ね」
ヤツのアレは一直線。だから、剣先をヤツに向ければ
「アガッ」
自分から刺さりに来る
「こんな、ことが、あって、いいのか」
後ずさりながら、吐く
「いやだ、まだ、死にたくない」
人を殺しておいて、言うのか
「やめろ」
足に剣を突き刺す
「アッ、ああ」
気を失ったか
「殺してもいいんだが、シズカが 《生かせ》 って言ったからな」
死体は━━━無理か。何か、ないか。
「服」
服があるなら、アレもあるはずだ
「あった」
❰特隊❱ 手帳。これぐらいなら、持って帰れる。あとは、アイツを、運ぶだけか
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「クソッしつこいな」
お前こそ、シツケェ
「お前の ❰能力❱ は吸い込んで、放出するんだろ。だから、俺の電気を吸い込んで、そのまま、出してやがる。でも、限界があるはずだ。俺は、お前の限界が来るまで、放ち続けるぞ」
オオ~いいぜ。でもよぉ━━━
「お前も限界はあるンじゃねぇの」
オレにもあるンならなぁ
「ああ、そうだよ。俺にもある」
やっぱりなぁ
「ハッこのまま、やり続けたら ❰怪物❱ になって死ぬぜ」
「死ぬのはイヤだけどよォ、お前に負けンのもイヤだね」
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「派手にやってますね~先生」
「何でお前がここに居るんだ。持ち場に戻れ」
「え~だってヒマですから」
「何時からお前はそんな態度を取るようになったんだ」
「ははっいつからでしょうね・・・先生、アサくんは死にかける度に強くなるんですよね」
「スバル。お前、何処で聞いた」
「口の軽い人が言ってくれましたよ」
「 そうか。で、どうした」
「じゃあアサくんは、今も強くなってるってことですか」
「生きていればな」
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おかしいだろ。アイツの方が吸い込んで出すと言う行程がある分、限界が来るのが早いはず。なのに、何で、俺の方が。限界に近づいてんだよ
「お前、本当に人間かよ」
「うるッせぇな」
アッ、何で ❰能力❱ を止めた
« ❰能力者❱ は自身が ❰怪物❱ にならないために、無意識に防ぐ━━━»
「ガアッ━━━」
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倒れた
「ってことは、オレの勝ちってことか」
クソ痛てぇ、けど勝てたって思ったら、痛くねぇな
「━━━待てよ。まだ、終わってねぇ」
ア、まだァ
「ガァ」
ンで、こんなに明るいンだ
「外ッ」
壁をブチ破ったのか
「 ❰怪物❱ 」




