第十一話 バディ
ご飯を食べたあとは、歯みがきをする。でも、何でか知らねぇが、シズカがオレの歯みがきをしてる
「アンタ、やっぱり歯がギザギザしてるのね」
そうか
「生まれながら」
「さぁ知らねぇ」
「そう」
ン、だからってなんで、オレの歯をみがいてんだ
「なぁオレ、自分でできるぜ」
「ワタシ歯が好きなんだ」
「なんで」
「ん~好きに理由って必要」
まぁいらねぇけど
「はい、終わった。うがいしな」
「ン、オオ」
ン~なんつうか、人にやってもらうと、自分でやるのとは、また違うンだな
「・・・ありがとな、シズカ」
「どういたしまして、アサ」
「ンじゃいこうぜ」
「歯磨きも終わったしね」
食器洗いは終わったのか、ロコモは
「アッ、終ったのか。どうする、寝るか」
オオ、オレはねむいしな
「寝る」
「ワタシはどこで」
「一部屋空いてるんだが、布団がないからな・・・悪いがアサ、今日はシズカに布団を貸してやってくれ」
ン。そしたら、オレはどうするんだよ
「アサはオレのベッドを使え」
「ロコモは」
「暖房付けて、寝る」
ふ~ん
「それじゃ明日も早いんだ、おやすみ」
『おやすみ』
ンじゃベッドってのを使ってみるか
「オオ~」
布団とはチゲェ。ちょっと固てェけど、布団より寝やすいぜ
「コイツァすぐに、寝ちまうな」
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{ピピピピ}
ン、この音はァ~
「ふわぁ~あ」
まだ、ネミィ
「おはよう」
ロコモは早いなァ
「おはよ」
シズカも起きたのか
「朝ご飯ができてる、食べ終わったら、アサ頼んでいいか」
皿を台所に持ってくンだろ
「オオ~任せろ」
ンじゃ食べるか。昨日とおんなじヤツ、ウメェから好きだぜ
「へぇ~そうやって食べるんだ」
知らねぇのか
「そうだぜ。こうやって食うンだ、ウマイぜ」
「本当だ、美味しい」
だろ
「コレを毎日食べてるんだ」
「昨日からな」
「その前は何、食べてたの」
「オレ、昨日来たばっかだから、その前は知らねぇ」
( )
「アサのだよ」
あ~オレか
「クサッたパン」
「 えッ」
ン。どうした
「えっちょ、ハァ」
どうしたんだよ、いきなり
「ロコモォ」
「どうした」
「アサに腐ったパン食べさせてたのォ」
ロコモじゃねぇぞ
「俺じゃねぇ」
「じゃあ誰だよ」
「ソレは・・・誰なんだ、アサ」
だれって言われてもなぁ~
「知らねぇ」
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「あれ~珍しい組み合わせだね~」
仕事しに、本部に来た
「・・・ん~おかしいなぁ~なぁんで、シズカちゃんから、ロコモ君と同じシャンプーの匂いがするのかなぁ」
なに言ってんだ、隊長
「何で分かるんですか」
「えっなに本当なの。嘘でしょ、何でッ」
隊長ってロコモのことになると、うるさいンだよなぁ
「ワタシが無理言ったんです」
「・・・そっか。シズカちゃん、追い出されたもんね。え~だったら、私ん家来ればよかったのに~今からでも、歓迎するよ~」
また、クネクネしてるぞ
「先輩の家なんて誰も行きたがりませんよ」
「何でそんなこと言うの」
「・・・ハッキリ言って、先輩の家ゴミだらけじゃないですか」
きたねぇ、ってことか
「ハッキリ言いすぎだよ~」
「・・・いいから本題に入ってくださいよ」
そうだぜ、オレたち呼ばれたんだからな
「だね~入ろっか」
入れ、入れ
「シズカちゃんの新たなバディが決まりました。アサ君です」
『ハァ~』
「コイツとォ」
「隊長、今からでも変えてください」
変えろ、変えろ
「無理だよ~決まったことだもん」
「誰が決めたんですか」
「上のヤツラ」
ン、なんでみんな黙るンだ
「 ❰炎の悪魔❱ と接触して、唯一生き残った人間である、シズカちゃんと ❰怪物❱ になっても何故か生きてる人間である、アサ君をくっ付けたいんでしょ」
( )
「それに、シズカちゃんの ❰能力❱ はアサ君にとって、有効だからね~」
へぇ~シズカって ❰能力者❱ なんだ
「・・・分かりました」
なんだよ、コッチ見て
「アサは、死なないでくれよ」
オオ
「死なねぇよ」
( )
「ハイじゃあ今日は終わりッ」
えっ仕事はねぇの
「話が終わりってことですか」
「えっ違うよ。仕事が終わりなんだよ」
なんでッ
「いや~先生がさぁ 《強くなれ》 って言ってきてね。それで、今日から三日間は修行と言うか、訓練に一日を費やして貰います」
ってことはヨォ、これから三日間、ずっと登さんと居るってことかァ
「ってことで、解散。解散ッ解さぁ~ん」
バディ!バディ↷バディ↺




