プロローグ
プロローグ
……体が痛い。
「……………」
……周りは煩い。
「ぐう――」
俺は痛みを耐えて体を起こしたら――立ち尽くした。
「――」
そこは、光が飛び回っている世界だ。
○◇○
「………なんだ?」
俺は今、知らない場所にいる。それに、周りは怪しいマンド着きたちがいる。
「……おお、成功だ?」
「魔神さまを召喚した‼︎」
……………はあ⁉︎
魔神⁉︎
どういうことだオイ‼︎
俺はいつから神になった⁉︎
○◇○
「儂等の召喚に応じ、ここに降臨したことを感謝します。魔神さま」
…………よし、状況を整理しよう。
目覚めたらこの洞窟にいた。周りは怪しい宗教の祭壇と祭具が散乱している。周りのマンド着きは俺を「魔神さま」と呼んでいた。
それに…………何も思い出せない。
以前生活していた世界、地球に関する知識、情報を知っている。
だが………俺はあそこでどんな生活をして、どんな人生を送られたのかは全然記憶はない。自分の名前すら………
「魔神さま、此度の召喚は一つお願いがあります」
「………なんだ?」
「この世界を滅んでくださいませ!」
「「「くださいませ‼︎」」」
………俺、地球へ帰っていい?
「俺は世界を壊す力はない」
「分かっています。生け贄は必要ですね」
…………はあ?
「いやちょっと――」
「おい! あれを連れて来い!」
相当軽蔑的な言い方……嫌な予感しかしない。そして一人の信徒は聖女装いの幼女を連れて来ました。
「魔神さま、これはわれらが用意した生け贄です。どうぞお召し上がれ」
「……」
おい、俺はどうしようと⁉︎
召し上がれで………子供を喰う? グールじゃあるまいし……ならせい的な⁉︎ 子供は無理だ……あれ? 俺は地球で経験済み? それとも童貞? いや、本題から離れた。どうする?
俺はまず幼女に近付いたが――ナニコレ⁉︎
俺は迷うなく幼女の服を裂けた。
「! 魔神さま‼︎」
司祭が慌てた。それは慌てるさ、彼らは大事な魔神の生け贄と言いながら……その子供を傷付けた。
幼女の体には数知らない傷跡がある。それを見ると彼女はどんな目に合うのは俺の脳内で鮮明的その場面を再現した。……………………気持ち悪い。
「魔神さま、この贄は我々の仇、魔神さまを害さないように処置いただけましたので――」
処置……処置ねえ……
「そうだな。敵は処置しなければ……」
「そうそう、だから――」
司祭の話を終わらせる前に俺はこの場に全ての信徒を処置した。
綺麗に頭と体を分断するように、一人残らず……
「さて、後は外の奴等だ」
この洞窟の外はまだ万人の信徒がいる。司祭を斬ったからには……もうやるしかないようだ。
「ここに待っていろ」
俺は幼女を置いて洞窟外へ向けた。
○◇○
「遅いな」
砂浜で魔神教司祭たちが洞窟に入ってもう相当の時間が経っていた。でも未だ出てくる気配はない。
外の信徒たちはもう騒いでいる。これは外に待っている司祭に不安を感じた。
「召喚はもう終わりだろう……早く出て――」
次の一瞬で空気が圧迫になった。
ものすごい気配は洞窟の内部から発している。誰もが口を閉ざし洞窟へ見詰める。
(これは――)
気配の主はどんどん近付き、そして姿は晒した。その姿を見る時全ての信徒は圧迫の圧力を忘れるほど感動の喜びを満ちていた。
「魔神さまだ!」
「おぉ……何だるお姿」
「魔神さまは我々の願いを応じてくれた‼︎」
太陽のような黄金の髪、海のような青い瞳、これこそは魔神教は長く待ち望んだ魔神だ。