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絵師な彼女の愛は重い  作者: 菊理
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閑話1 ある少女の日記(一部抜粋)

 8月25日水曜日


 今日は新しい学校の始業式、そして、待ちに待った、あの人に、瑞希に会える日だった。本当にここまでくるのに長かったと思う。

 あれが有ったのが、冬の時期だったから……、大体半年以上前か。

……我ながらよく耐えたな。


 まぁ、でも実際、何度会いに行こうとしたことか、……で結局は我慢して会いには行かなかったんだし、偉い……偉いぞ、ボク‼︎


 今日学校に行ってまず担任の先生に会った。

──そういえば、その人に瑞希と友人だと言うと、よくあいつと友人になれたなと、凄く驚かれた。

なんだか悪く言われているようで嫌だった。

口には出さなかったけど。


 そして担任に連れられて、教室に入った。

他の奴らがざわざわしてて、うるさかったし、中には思いっきり下心のある目で見てくる人もいた。気持ち悪かったが、毎度のことではあるし、思考から消し去って、瑞希のことを探した。

 

 彼は、凄く驚かれた顔をしていた。

実に傑作だったね、あの顔は。初めて見たかもしれない。まぁその気持ちは全然理解できる。ボクだって急に瑞希が目の前にやって来たら、驚きを隠せる自信がないからね。


 ただ一つ残念なことがあった。それは瑞希と席が離れていたということ。近くがよかったなぁ。


 そして、ホームルームが終わり、いざ瑞希の元へ‼︎と思ってたけど、周りの有象無象どもにすぐに囲まれて、質問攻めにされたので会いにいけなかった。

……まぁ予想してたことではあるし、今後のためだってことで適当に答えてたけど、はっきり言って邪魔だった。

さっさと瑞希に会いにいけなかったのだから。


 結局、瑞希と会ったのは放課後のこととなってしまった。なんなら放課後も奴らに少しばかり拘束された。だからあの人を少し待たせることになってしまった。本当に申し訳ない。


 そうして、いよいよ瑞希と会うことになった。いざ会うとなると、とても緊張した。

待ち合わせの場所に行ってみると、瑞希はコーヒー片手に、スマホを見ていた。

 そんな彼に近づくと、話しかける前にボクの存在に気づいてくれた。地味に嬉しかったなぁ‥‥


 その後瑞希と一緒にご飯を食べに行くこととなった。本当は瑞希オススメの店があったらしいんだけど、運が悪いことに定休日だったらしい。だから安定のファミレスになった。


 案の定混んではいたけど、平日の昼間ということもあってか、会いてる席はあった。

そういえば……制服を着ている人が多かったので今日から学校の人が多いのかもしれない。


 制服と言えば、瑞希に制服の事を質問された。もうすぐ買い替えようといていた事を話すと、言ってはならないあの言葉を言おうをしていた……

それの成り行きで瑞希に胸をじっと見つめられた。自分で誘導しといてなんだけど、物凄く恥ずかしかった。他の人に視線を向けられても不愉快なだけなのに瑞希に見られると恥ずかしいのは、好きだからなのだろうか……

 ただ瑞希もちゃんと意識してくれているようだから、それがわかっただけで収穫があったかもしれない。


 そして瑞希に肝心なことを聞いてみた。

朝、瑞希と仲良さそうに話していた女のことである。

瑞希が言うには、彼の親友の彼女らしい。

なんでもくっつける過程で話すようになったんだとか。

……確かにあの時もう一人、男の人がいた気がするので多分その人だろう。


……少なくとも彼女が敵ではないことが分かった。

彼女とは話す機会がありそうだし、是非仲良くなりたいものだ。


 ……瑞希が言うには他に仲の良い女の子は居ないらしいので、取り敢えずあとは、瑞希に近寄ろうとしてくるメスをボクが排除すれば良いだけだ。


 あとあった事といえば、会計時にどちらが払うか、言い合いになった。

結局、ボクが次は奢ることを条件に折れた。

まぁでも次も瑞希と一緒に出掛けることが確定したので良しとする。


 その後はボクに用事があったので別れる事となった。……本当はもっと一緒に居たかったんだけどなぁ。


 ──そういえば瑞希と一緒に登下校することになったので、明日から楽しみ

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