23 衝撃的、事実
俺と、白崎は、結局、一言も、喋ることなく、放課後を、迎えてしまった。
俺は、白崎の方は、そっとしておき、今、一番、この事件の、解決となる、宮前の方へ、行き説得しに、行こうと、教室を出ようとした。
すると、担任の、倉木 冴に、呼ばれた。
「丸山君・・・ちょっと・・・」
「・・・はい、なんですか?」
「このあと、時間、空いていますか?」
「はい・・・」
よく、わからないが、俺は、特に、用事もなかったので、承諾した。
「そう、なら、後で、職員室に、来てください。」
「はい、わかりました。」
俺は、この時、なぜ、職員室に、行かなくては、ならないのか、不思議だった。
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職員室
俺は、先生に、言われた通り、職員室に、行った。
すると、小日向と、千葉も、倉木先生の、所に、いた。
「先生これは・・・・・」
「皆さんも、このメンツを見て、何故、職員室に、集められたのか、察したでしょう。」
「えぇ・・・・・・・」
俺達は、部活のことだと、察した。
「では、さっそく、本題に、いかせて、もらいます。」
「ゴックン・・・」
俺たちは、何を言われるかと、思い、息をのんだ。
そして、俺たちは、先生から、衝撃すぎる事を、言われた。
「今日から、部活動停止を解きます。なので、これからも、頑張ってください。」
「えっ!!!」
俺たちは、急なことを、言われ、驚いた。
すると、早速、千葉が、口を開いた。
「・・・で、でも、まだ、白崎さんと、宮前さんは、仲直りしていませんよ?」
「そ、そうですよ・・・」
小日向も、千葉に、続いて、口を開いた。
そんな、彼女らの、言葉を聞いて、なぜか、先生は、不思議そうに、言った。
「うん?・・・あなた達、何を、言っているのですか?」
「いやいや、先生こそ、何を、仰っているのですか?」
俺は、つい、先生に、ツッコミを、入れてしまった。
先生は、俺のツッコミは、無視し、俺たちに、聞いてきた。
「あれ?・・・もしかして・・・あなた達、白崎さん達から、聞いていませんか?」
「うん???・・・・」
俺たちは、見覚えのない事を、言われ、困惑した。そして、そんな、俺たちの、姿を見て、なにかを、察したのか、先生が、代わりに、なにか、説明しだした。
「はぁ~、分かりました。私が、説明します。実は・・・」
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昼休み
「倉木先生」
「うん?・・・」
私が、お弁当を食べていると、名前を呼ばた。私は、お弁当を食べるのを、一時やめ、声を掛けられた方を、見た。
「・・・あなた達!・・・」
私は、声を掛けた人を見て、驚いた。
なぜなら、そこには、あの事件の、渦中の人物、白崎さんと、宮前さんが、いたからだ。
そして、二人は、なぜか、呼吸を、合わせるために、掛け声を、掛け合った。
「せーのー」
そして、二人、同時に、私に、謝ってきた。
「先生!昨日は、すみませんでした!!!」
私は、二人同時に、謝ってきたことには、驚いたが、二人が、職員室に、来た、段階で、謝ってくるだろうと、思っていた。
私は、とりあえず、謝ってきたことを、評価し、許すことにした。
「・・・えぇ、許します・・・・」
「ほ・・・本当ですか??」
白崎さん達は、信じられなかったのか、もう一度、確かめてきた。なので、私も、肯定した。
「えぇ、本当です。」
「うわー!ありがとうこざいます!!」
「やったね、静香!」
「うん!」
彼女達は、私が、許したことで、喜びに、ひたった。たが、まだ、話が、終わらないと、思った、私は、彼女達に、早く喋ってもらうため促した。
「それで、もう、終わりですか?」
「はぁ!!!」
彼女らは、なにかを、思い出したかのようになり、宮前さんが、話を続けた。
「先生!!!お願いがあります!!!」
私は、何を言われるか、分かっていたが、一応、宮前さんのお願いを聞いてみることにした。
「はい・・・なんですか?・・・」
「あ・・・あの!部活動停止を、解いてくれませんか?!」
やはり、宮前さんは、私が、思っていたことを言ってきた。
私は、白崎さんと、宮前さんの仲を見て、本当に、仲直りしているのか、不安だったので、私は、あることを、聞いて、部活停止を解くか、判断することにした。
「その前に、私から、一つ、聞きたいことがあります。」
「はい?・・・なんですか?・・・」
「あなたたちは、どうやって、仲直りしたんですか?」
「アハハ・・・実は、・・・・・・・・」
「て、言うことです・・・」
私は、あの後、二人に、起きたことを聞いて、とても、くだらなすぎて、呆れた。
「はぁ~、そういうことなんですね・・・」
「そうなんです・・・」
宮前さんが、恥ずかしそうに、言った。
「はぁ~これで、あなた達が、本当に、仲直りしたことが、分かりました。」
「じゃあ!!」
「えぇ、いいでしょう、部活動停止を、解きます。」
「やったーーーー!!!!」
彼女達は、喜んだ。しかし、あれを聞たら、絶対怒ると思った、私は、忠告をしておいた。
「ですが、あの子たちにも、謝っておいてくださいね。あんなこと、聞いてら、絶対、怒ると、思いますから。」
「はーーい」
「わかりました・・・」
こうして、白崎さんと、宮前さんは、職員室をあとに、した。
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「と言うことです。」
「はぁあーーー???!!!」
俺達は、その事を、聞いて、今日一番、驚いた。
俺は、あまりにも、その事が、信じられなかったので、もう一度、確かめた。
「先生、本当に、本当なんですか?」
「えぇ、本当です。」
先生は、あっさり、本当だと、認めた。
「あいつら!!!・・・・・・」
俺は、あの事が、真実だと、確信に、変わった瞬間、あいつらを懲らしめたいと、思った。
「先生・・・あの二人は、どちらへ?・・・」
千葉は、笑顔で、先生に、二人の、居どころを、聞いた。
どうやら、俺、以外にも、あいつらを、懲らしめたいと、思っている、人が、いた。
「ごめんなさい。私にも、それは、わかりません。」
さすがに、先生も、白崎達の、居場所は、分からなかった。
「そうですか~なら、自分達で、探します~」
千葉は、笑顔で、答えた。
「れ、麗華ちゃん・・・なんだか、怒っているよね・・・」
小日向は、先ほど、から、やたらと、笑顔でいる、千葉が、怒っていると、察した。
「うん?、舞ちゃん、何、言っているの?私は、いつも通りだよ。」
だが、千葉は、笑顔で、否定した。
「そ・・・そうなんだ・・・」
小日向も、これ以上は、なにも、言えなかった。
そして、千葉は、笑顔で、話を切り替えた。
「そんなことより、早く、あの二人を、見つけないとね!」
その後、俺たちは、先生に、お礼を言って、職員室をあとにし、二人の捜索へと、移った。
まだまだ未熟物ですが、よろしければ、高評価のほうお願いします。




