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異世界五分前仮説   作者: するめいか
エピローグ
63/65

補足「登場人物①」

【ヴィーレ・キャンベル】


 瞳の色を理由に第二勇者として任命された青年。


 旅立ちの日から八日後、つまり『九日目』が終わるまでに様々な要因から死亡に至り、その直後には初日まで時間遡行するという原因不明のループに()まっている。


 何故か彼だけは他の者と違って、記憶や魔力レベルなどを引き継いだ状態で初日に戻っているようだ。


年齢「18歳」


身長「182cm」


髪型「目にかかるくらい長めの紺色。髪を伸ばすのは嫌いだが、切ってくれる人(=アルル)が一緒にいないため、今は我慢している」


服装「白いワイシャツを腕捲りして、上にはベスト、下に茶色いパンツを着用している。農民ながらも清潔感はしっかり保っているようだ。背中に大剣を背負っている」


表情「無表情。少なくとも、初対面の相手から『機嫌が悪いのかな』と思われる程度には、眉間に(しわ)が寄っている」


特徴「赤い瞳。いつも首に花の紋様が刻まれたロケットをかけている。ジョークが好き」


体型「標準的な青年男性の体型。大食いでよく動くためか、相応にガタイが良い」


能力「チェック」


目標「平穏無事な生活に手に入れる」




【イズ・ローウェル】


 生まれてから現在に至るまで、家族以外の人物と深い付き合いをすることは極力避けてきた、箱入り娘の大賢者。


 彼女が財力と権力、知力をフル活用しているおかげで、移動手段から寝床、食事に関することまで、様々な困難を回避できている。


 自分自身の危険を一切(かえりみ)みようとしないヴィーレを密かに気にかけ始めた。ネメスには愛情を、カズヤには関心を、エルには辟易を、それぞれ感じているようだ。


年齢「16歳」


身長「160cm」


髪型「空色のロング。手入れが行き届いている。就寝時以外で結ったりすることはあまりない」


服装「ミニスカートにニーハイソックス、上はマントを羽織っている。賢者感溢れる装備」


表情「いつもムスッとしている。しかしヴィーレやネメスと出会ってからは、感情表現が大分柔らかくなってきた」


特徴「腕を組む、脚を組むのが癖。怒らせると怖い。実は世話焼きで甘やかせたがり」


体型「引きこもっていたため、体は細めで色白な肌をしている。胸が小さいことを気にしているらしい」


能力「パイロキネシス、フローズンスノウ、ヒーリング」


目標「己の強さを証明する」




【アルル・シェパード】


 ヴィーレの幼なじみで、悪友のような立ち位置。以前まではキャンベル家へ(しき)りに通って、ご飯を作ったりヴィーレの伸びた髪を切ったりしてあげていた。


 人々からは『無敵の戦士』と呼ばれている。


 軍に徴兵されていたこと、ヴィーレとの関係が近すぎることから、第二勇者のパーティーへ加入するのを却下された。


 ヴィーレとは同い年だが、何故か「(にい)やん」や「兄貴」等の二人称で彼を呼び続けている。


年齢「18歳」


身長「172cm」


髪型「明るい茶髪のポニーテール。髪を下げると、腰より少し下くらいの長さになる」


服装「兵士の鎧。普段はタンクトップに軍用のパンツといった、露出度の高い服装をしている。あまり異性の目は気にしていないらしい」


表情「滅多なことがない限りは笑顔。特にヴィーレの前では露骨に元気になる」


特徴「ヴィーレから貰ったお守りのグローブは常に身に着けている。武器はハルバード。年下の女の子が大好き」


体型「小さい頃から活発な子で、健康的な生活をしていたため、豊満な体つきをしている」


能力「ディザーチューン、ドッペルゲンガー」


目標「ヴィーレ・キャンベルを守りきる」




【フタバ カズヤ】


 日本から召還の呪文(サモンナイト)で異世界転移してきた高校生。召喚主は未だ明かされていない。魔王の下から『ある任務』を託されて送り込まれたスパイ。


 この世界の事情や勇者達の目的について深く知らされないまま潜入してきたらしく、事の真相を見極めるために慎重な動きを見せている。


 元の世界でカズヤがどのような人物であったかは不明だが、最終的に元の世界へ帰りたいという気持ちは強いようだ。


年齢「17歳」


身長「166cm」


髪型「ストレートの黒髪。通っていた高校の校則は緩かったため、眉にかかるくらいの長さを維持している」


服装「ジャージから冒険者用の軽装に変えた。こだわりでもあるのか、単純な好みなのか、黒と白だけで全体を構成している。武器は今のところ持っていない」


表情「表情豊か。特技は演技と愛想笑い。とりあえず困ったときは笑っておく」


特徴「中性的な顔立ちをしている。というか、喋らず脱がずであれば女子同然。身振り、素振り、口振りの全てが女の子らしいが、それが演技なのかは不明」


体型「線は細いけれど、着痩せしているだけで、意外と筋肉質な体つきをしている」


能力「???、チェック、スロウ、エクスプロージョン」


目標「真実を突き止める」




【エル・パトラー】


 勇者パーティーの中で最も戦闘に特化した人物。


 若い頃からハンターギルドに登録しており、これまでに何度も死線を潜ってきたため、戦闘における勘の鋭さとセンスはズバ抜けている。


 何十周と時間を繰り返しても未だに敵わない兄貴分として、ヴィーレからは一目置かれている。


 料理を作るのが好きで、その腕前はかなりのもの。魔物狩りと並ぶ彼の趣味の一つだ。


年齢「20歳」


身長「185cm」


髪型「ツンツン頭の金髪。短めで硬い毛質をしている」


服装「どこから入手したのか、旧軍用の服と帽子を着用している。腰には短剣を二つ差しているが、まだ体のあちこちにいくつかナイフを隠しているらしい」


表情「表情も含めて全体的にオーバーリアクション。よく怒り、よく笑い、よく泣く」


特徴「宝石のように澄んだ深い色の碧眼。素は剽軽(ひょうきん)な性格。魔物狩りという物騒な仕事を生き甲斐としている」


体型「長身で筋肉質だが表情が豊かなため、常に仏頂面のヴィーレほど威圧感は無い」


能力「ブラックジャック、インビジブル」


目標「復讐を果たす」




【ネメス・ストリンガー】


 アルストフィアの村で生まれ育ったいじめられっ子。


 救ってくれたヴィーレ達には依存と似た信頼を抱いているが、裏切られ続けてきた彼女にとって、その感情は非常に不安定なものである。


 両親の写真から察するに、教会に勤める者の娘であるようだ。そのためか、とある宗教の教えを大事にしており、神様の存在を信じているような言動もよくよく見られる。


 アルストフィアの公園に残してきた野良猫や、以前に世話を焼いてくれた白髪混じりの中年男性。彼らの行方をネメスは密かに気にかけている。


年齢「13歳」


身長「142cm」


髪型「橙色のセミロング。普段は結ったりしないのだが、よくイズに色んな髪型を試されている。お気に入りはサイドテール」


服装「薄い水色のワンピースにサンダル。防御力の低い装備だ。他にも何着かイズが替えの服を買ってあげていた」


表情「初めはビクビクしていたが、現在は元気一杯な女の子。その笑顔でパーティーを明るく照らすこともしばしば」


特徴「ヴィーレから貰ったぬいぐるみを常に抱き抱えている。ただし、ぬいぐるみが汚れる場所以外に限る」


体型「不摂生だったわりには肉が普通についている。体の傷を治療されたことで、結果的に少し痩せ気味なだけの体つきとなった」


能力「モデリング、ハピネス」


目標「本物の勇気と信頼できる仲間を得る」




【ドゥリカ・ブラウン】


 時計の魔物が姿を借りていたユーダンクの若手ハンター。本物のドゥリカは魔物よりも魔力量が少なく、銃の扱いに長けている。


 集団行動が苦手で、酒に溺れやすく、怒りっぽい性格ではあるが、最低限の正義感と高い実力は持ち合わせていた。


 ヴィーレにボコボコにされた後は、召喚兵の壊れた銀鎧の修復費を稼ぐため、身を粉にして働いているらしい。


年齢「23歳」


身長「179cm」


髪型「スキンヘッド。週に一度は剃ってもらっている」


服装「灰色のインナーに、上から紺色の作業着を羽織っている。ズボンも作業用のもの。靴は墨色のミリタリーブーツ。全体的にカジュアルな着こなしをしている」


表情「イライラすることが多いため、いつも眉に皺が寄っている。浅黒い肌色をしている」


特徴「怒りの沸点がひどく低い。天才型の努力嫌い。いつも愛用のマスケット銃を持ち歩いている。老人と幼児にだけは冷たく当たらない」


体型「良くも悪くも中肉中背。長身の銃を担いで走り回る程度の体力は維持している」


能力「サモンナイト」


目標「ユーダンクで名ハンターとして成果を挙げ、故郷にいる家族へ報告する」




挿絵(By みてみん)




(イラスト:sanaki様)

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