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君の為に僕は今日も。  作者: るねす
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因縁とコンビ

この世界には人の表と裏の顔がある。

だがまさか魔物もいるとは思わなかった。


あの日、ウェーブルの王を斬り全てが終わったと思えた。

だがこれは僕の物語のほんの一部でしかなかった。

革新兵団2代目団長のジオン。

彼はとても強靭な体を持ち、トリッキーな動きで敵を魅了する。

そんな彼から色々なことを教えてもらった。

そして司令をもらった。


配所の任務はウェーブルの東に位置する凍った洞窟。ここにはエルゴリーと呼ばれるゴリラと猪の混合生物が住んでいるらしい。

そんな魔物を討伐しろと命令があった。

初めて狩る魔物に初めて行くダンジョン。

僕は少しワクワクしていた。

だがそんな軽い気持ちでどうこうなる話ではなかった。

「クレバス洞窟」ここはとても寒く、持っていた上着を着ても何も変わらない程に寒かった。

僕はその寒さに耐えるので精一杯だった。

そんな中現れたエルゴリー。

その強靭な爪で攻撃を繰り返し、回避するのが苦しかった。

エルゴリーが僕に気をとられている為、後ろがガラ空きだった。

クルジュが後ろを攻める。

刀で背中に連撃を与えその大きな体は沈んだ。

どうにか討伐が成功した。

「こんなので借りを作ったと思うなよ。」

僕は負けず嫌いだ。

助けられたのにお礼の一つも言えなかった。

だからあの時ウルズに怒鳴ったのだろう。

正直自分の行動が愚かだと思う。


結局本部に戻り報酬金を貰い街で食料を補う。

これが最近のサイクルになっていた。


今回の依頼以降、僕はクルジュとコンビを組めと言われた。

正直命を狙われた身だけあってとても不安だし信用ならない人間である事は分かっていた。

否定するも拒否するも、僕の意見は誰にも聞いてもらえず結局コンビを組むことになった。


「少しは信用してもいいんだぜ?相棒」

ヘドが出そうだ。相変わらずイラッとくる奴だなと感じた。


次の依頼ははるか東にあるサバンナに眠る宝玉を見つけること。

その宝玉は持っているだけでとある魔法を覚えられると言われている魔法道具のひとつ。

それを見つける為に僕は足を動かした。

こんなことやってていいんだろうかと思いながらも通ったことのある道を通った。


その日は偶然か必然か。

出会ってしまったのだ、彼女に。


「ティル...なんでここに?」


僕とティルはお互い固まってしまった。

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