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友達

「おーい！咲希ー！おはよっ！」

「おはよー紗南ちゃん」

紗南ちゃんはクラスの中では男女とあず1位2位を争う人気があった。私は紗南と1年生の時から同じクラスだったので、結構仲が良かった。

私は眼鏡をかけていて地味だったのでいつも紗南ちゃんの取り巻きの女の子達は、私に「紗南と、お前は不釣り合い、早く紗南から離れろよ」と、いつも言われてました。

そんなある日

「ねぇ、あんたさー紗南と一緒にいるけど全然似合ってないよ」

「しってる？紗南はさーブスなお前を利用して自分を可愛く見せようとしてるんだよ」

「それ知ってて紗南と仲良くしてんのー？」

「知ってんならちょーバカじゃね」

え、いまなんて、紗南が、私を利用している？え、そんなことするような人じゃないはず、いや紗南は絶対そんなことしない！

「違う、紗南ちゃんはそんな意地悪な人じゃない！」

「あっそ、まぁいいや」

「じゃあ忠告しておくね、紗南はお前のことを友達だと思ってねーからな」

「じゃねー」

あぁ、怖かったでも、これ本当かな本当だったらどうしよう……でも、紗南がそんなことするわけない！あいつらの脅しだ、気にするな気にするな、

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