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この空気が呼吸できない時に。次なる宇宙へよい旅を!

自分をはげますために書きなぐりました。

あたりまえのことだと思うけど、ちょいと置かせてくださいな。

 唐突に。ばっちい風呂を仕方なくお掃除していてふと考えた。

 

 夢や希望を胸に、今まで慣れ親しんだ(または忌み嫌っていた)ひとつの地から勇気を出して、新しい世界に飛び立つ。

 そして全く新しい水と空気とを身体いっぱいに取り込み、その世界を受け入れ、または受け入れられていく、しかし……


 その新しい世界が急に閉塞感を増した時、人はより絶望感を募らせる。


 そして改めてこう思う――


 広い世界だと思っていた我々の住みかは、実は閉じられたひとつの環の中にちんまりとおさまっている小惑星のようなものなのでは? 

 更に開けたものを求めてやってきたこの地で、すでに自分は果てを見つけてしまったのでは?

 いや、すでにその世界の終わりの崖っぷちに立ちすくんでいるのかも知れない、激しい逆風に揉まれながら。


 そこから落ちて、本当に終わりにしたらどうなのか? 

 嵐は常に耳元でそう囁いているのかもしれない。


 ……と、そこまで追い詰められてから、急に思い出したのが近所の友人からの一言。


「SNSとかさー、ついったーとかもさ、うざい時あるよねー」


 この友人から、実はついったーも教えてもらったオイラ。

 教えてもらった方のオイラがよく使っている割に、元々「おもしろいよー」と教えてくれたこの友人は、あまり深みにはまっていない。


「でさ、よく非難浴びたりクレーム受けたりバカにされたりとか(つまり巷で言われるところの『disられる』ってやつですが、彼女はその言葉すら聞いたことないと言う)そんなの気になるんだったら、とりあえず離れればいいじゃん、そこから」


 ですよね。彼女は更に


「自分が見えなくなることでその世界は『自分のもとから』消滅する」

 と。そして

「他にもやらなきゃならないこと、興味のある世界は、いっぱいなんだからさー。他の世界を深めればいいんだよー」


 笑顔でそうのたまう。


 これはみな、実感として分かっていることではあるが、それでもなかなか抵抗はあるよね。


 目をつぶれば見えなくなる。避ければいい。

 これは大人としての解決策ではないのでは? ともよく言われそうだが、案外、有効な場合も多い。


 特に、かなりの比重で仮想空間の空気や水で栄養を摂っている我々のような種族には。


 そんな我々でも、いくつかの世界を渡り歩いている。

 全てが手詰まり感あふれるオイラのようなヤツもいるにはいるが、それでも、新しい世界がまだまだ『可能性を秘めて』どこから隠れているやも知れない。


 大切なのは、新しい世界に飛ぶこともひとつだが、それら渡り歩いた世界(自分のものとしている世界)をいかに有効に繋ぐことができるか、そして、ひとつで息苦しくなったらそのまま無理に呼吸を合わせるのではなく、もっと別の空気と水とを求めて他の世界にスイッチを切り替える……


 その繰り返しで自らの生存をつないでいけるのでは。


 別の世界に足をかけて、以前呼吸ができなくなった小惑星を遠くから眺めた時、全然気づかなかった地域が目に入るやも知れず。

 あそこ、ちょっと一度だけ足を踏み入れてみようかな? もう一度だけ。


 実際、自身も弱り切ったことがあったのですよ。


 見守るべき人が新しい世界で呼吸ができなくなって窒息寸前、そんな彼を、脇で心配しながらもどう救っていいのかオタオタしている真っ最中なのでした。


 彼はその世界から抜け出したいと思っているわけではなく、その中で急に、どう呼吸していいのか分からなくなってパニックに陥ってしまったらしい。


 ここしばらく見えにくかった彼の呼吸困難がこの数週間でどわっと表面化し、大騒ぎになった今日このごろ。


 少しずつ解決策を模索している時、ふと、思い至ったのが、世界を自在に渡り歩くというイメージでした。


 空気と水とにこだわらず、いい意味で「空気よめないで」というか、「空気よまないで」その世界を俯瞰する、そして、どうしても今はダメ、という時には他の世界に飛んでみる。


 生まれながらのセンスでそれを自在にやっている方がほとんどかと思うのだが、私や、悩んでいるうちの『彼』のような不器用ものはけっこう多いかもね。


 そんな人には特に意識して、呼吸法を少し替えてみることをお勧めしたい、と。


 てなわけで私も今から少し別の世界へつながる道を探してまいります。


 みなさまもよい内的旅行を!!


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