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ヒトは見えるものを見る、というより見たいものを見る

 唐突ですが、

 ツイッターには、かなりお世話んなっとります。


 元々オンライン投稿を始めたきっかけは友人の勧めだったのですが、オンライン投稿が一通り軌道に乗った後、これも別の友人からの勧めでツイッターを始めました。

 時には個人的なことばかり、時には創作関連の告知や他の方の作品紹介、宣伝の拡散など……

 態度は一貫せず、急に宣伝をやめてみたり御礼RT流してみたり、てな感じです。

 現在は少し減らし気味にしていますが、一時期は創作活動の合間にずっとタイムラインに貼りついて眺めていたこともありますねえ。


 ヘビーついったらだった頃のことですが。

 ずいぶん前に、風呂に入っている時に幻視があった、という話をツイッターでつぶやいたことがあります。

 どんな状況だったか、以前自作の一場面にも描写したことがあったので、横着ぶっこいてそちらを転記します。すみません。


(――前略――)

 その晩はツイッタ―をやり過ぎていた、風呂場の白みがかった壁に、ほの暗いツイッタ―の文字列がずらりと隙間なく並んで見えていた。


 最初にこれをみたのは少し前のことだ。初めての時は、さすがに強烈だった。飲み過ぎて風呂の中で寝てしまい、沈みかけてはっと気づいた時、壁に何か虫のようなグレイの影が並んでいた。目を近づけてみると「おやあり」「返信」などと、何となく文字に見える。目を凝らせば凝らすほど文字はあいまいになって何だか判らなくなる。しかしまた目を遠ざけると、全体的にはツイッタ―の文字列だと把握できる。初めてこの幻視を見た時には心底ぞっとした。とうとうオレも気が触れたか、と何度もなんどもその文字列を目で追いかけた。指で触れてみても、そのあり得ない文字列は消えなかった。2行ほどのラインらしいものがずっと繰り返し壁のパターンとなっているのがまた、狂気らしく思えた。幻影は風呂から上がり、心臓の鼓動がようやく落ちついた頃には自然に消えていた。


 それから飲み過ぎて風呂に入る時、必ず幻視が訪れることに気づいた。

(――後略――)


 とまあ、実際もこんな感じでした。


 風呂場の壁はオフホワイトのマーブル柄で、特に決まったパターンが描かれているわけではありません。

 かすかな陰影が、疲れた目を通過して疲れた脳内で勝手にタイムライン画面のアイコンや文字に変換されていたのです。


 もともと何かを見つめたりしていると残像が見えることがありますが、少し時間を置いてから、風呂場という特殊な場所でみられるツイッター残像はかなり明確で、しかもくり返しで壁をびっしり埋めるというマニアックさで私の経験上かなりレアな出来事でした。


 疲れを感じている時、酔いが回っているときが特に強く、風呂の壁もちょうどタイムライン柄(?)にふさわしい模様だったのかも、とその時は納得。


 しかし、今回また、風呂場幻視が出たのです。

 今度はツイッターではなく、オンラインでやっていた宝石スワップゲームのパターン画面。


 このところ創作とはまったく関係のない私事で、かなり衝撃的な出来事がありました。

 ずっと気になっていたことがあって夜も(私には珍しく)眠れなくなり、そんな時にパソコンの前に座って何か読むか書くかしようと起きていたのですが、結局何も考えられず、心ここにあらずといったテイで夜中ずっと単純なゲームを繰り返しておりました。

 ゲーム漬け生活を繰り返すこと数日……幻視に久々に出合いました。

 しかし、壁いっぱいに規則正しい宝石が見えた時には

「あれ、タイムライン向きじゃなかったのかよ、この模様って」

 と、そこにびっくりでした。


 どこかにも書いたかも知れませんが、ずいぶん以前に読んだ『メディア・セックス』という本に、広告や商品パッケージに密かに『S』『E』『X』の文字を潜ませる、という件がありました。

 読んだ当時、日本で有名な会社が作った海外向けのバスソルトのパッケージがたまたまあったのでじっくり眺めてみると……

 本当に、その三文字があちこちに隠されていた(ように見えた)のです。

 パッケージのイラストも、黒字に白い点描で女性の入浴シーンが描かれていたので、きっと煽情的な意図が隠れているだろうと思って眺めていたので、発見した時には鬼の首でも獲ってやったような気分でしたねえ。

 

 幻視も意図的な観察も、気になるものがまず表層に見えてくる、という点では似たりよったりなのかもしれません。

 つまり、ヒトは「見たいもの、見続けているもの」を無意識のうちに「選択して」見ている、と言えるのでしょうか。


 自分の見ているものが、本当に、じつのあるものなのか、誰から見ても同じく正しいものなのか、今一度疑ってみなければなるまいなあ、なんてちょっぴり思っちまいました。


 その前に、ゲーム浸りの生活をまず何とかしなければね……

ご心配おかけしておる方もいるやも知れず……追記を。2016.09.10


まずは衝撃的で眠れなくなった件についてですが、大きな出来事については、少しずつ解決しつつあります。

友人が病気で倒れ、ご家族に大異変が起こったのですが、傍からはどう手助けしていいのか……というのがざっくりした内容でした。幸いにも友人の病状が安定し、今後はよくなるのを少しずつ待つことになるそうです。

ささいな事でもひとつ、これは眠れなくなるという程ではなかったものの、子ども関連の紛失物についてこちらの非を責められていた状態で、ずっと指に刺が刺さって抜けないという感じでした。が、昨日急に、こちらに全く非がなかったことが明らかになり、謝罪を受けました。

精神的にはやや軽くなったので、ゲーム浸りをまず改めたいかな、と。そうすれば幻視も減るだろうし。

あ、あえて飲酒のことに触れなかった? うん……まあ、少しずつ減らそう……


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