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シットダウンなGW事情について

 休日というのは、呪いでもある。

 休まねばならない、せっかくの休日だからどこかに出かけねばならない。

 評判の店を訪ねてみたい、噂のスポットを訪れてみたい、あの素晴らしい景色を堪能しに行かねばならない。

 家族にサービスしなければ。子どもに喜んでもらわなければ。実家に帰らねば。


 いったん囚われてしまうと、とことん肩に重みが増していく。

「楽しい休日をお過ごしください」

 このことばすら、呪詛となりそうなんだよねー。


 そしてそんな中、お仕事が忙しい人たちももちろん。

 例えばうちの相方みたいなのも、GW関係ないしね。


 近ごろ、後ろめたくもあるのだが、どうも他人に対する嫉妬という感情が大きい。

 自身がそれほど努力していないのに、他の方が努力して勝ち取ったタイトルや報酬、名声などが眩し過ぎてたまらん事があるのですわ。

 自分は特に何も努めていないのならば、それは嫉妬というよりは羨望に近いのかも知れないが。


 休日の過ごし方というのにも、自身で特に努力していないのに、他人のがんばりによる成果が許せないという点で共通したものがあるのかも知れない。


 近ごろの具体例では、私は子連れでこんなにも効率的に某リゾートで目一杯楽しみました、的なブログを見てかなり、イラっとしてしまったなあ。


 あと、これは本当に逆恨み的妄想ではあったのだが、近所の友人、子どものうちふたりが同じ学年という人がね、突然こう言ったのよ。

「○○(そのうちの長男、ちなみにうちの長男と同学年)がね、特許を取ってそれで何だかずっとお金がたんまり入るようになったんだよ……」

 はっ、と目ざめて冷や汗。うん、夢でした。しかし胸のモヤモヤがずっと残って、かなり辛かったねえ。


 嫉妬、羨望、そういったものに胸を焦がし地団太を踏む。

 まあそれも人としてのサガ、ではありますがね。


 とにかく他人がうらやまし過ぎる休日続き、早く平日日課になあれ! っと。

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