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みにゃんの冒険4

作者: 碧猫


 みにゃん達がいつものように星空を眺めているとにゃん王からの手紙が来ました。


「にゃ、にゃん王に会いに行くにゃ」


 どうやら、にゃん王はまた困り事があるようで、みにゃん達に助けを求めてきました。


 みにゃん達はにゃん王の頼みを聞くためにお城へ向かいました。



「きたにゃ」


「きてやったにゃ。頼みをいうにゃ」


「……みゃ、みゃぁ」


「態度がデカくなっているにゃ。まあ良いにゃ。今回頼みたいのは雲のように空に浮かぶふわもこ王国のふわっとあわ王の頼みを聞いて欲しいんだにゃ。放っておけばにゃん達の国も大変な事になるらしいにゃ」


 みにゃんがにぃみゃんと遊んでいます。雲の上にある国というのが想像もできないようです。


「そんなところに国なんてきっとないにゃ。あるのはお空だけだにゃ」


「あるみゃ。必要なものはまた買わしてくれるのみゃ? 」


「もちろんだにゃ。それに今回もプレゼントがあるにゃ。今回はお空のお守りにゃ。お空でも普通に歩く事ができる特別なお守りにゃ。高かったにゃ。感謝しろにゃ」


 みにゃん達はにゃん王からお空のお守りをもらいました。



「にゃん達はにゃん王の頼みを聞いてやっている立場にゃ。感謝はそっちにゃ。最近知ったにゃ。結婚していにゃいねこぉ達はずっと一緒のお家に暮らせないらしいにゃ」


「そうだにゃ。それをどうにかしない限り今回はにゃん達は断固拒否るにゃ。ふぃーめにゃんと一緒にいれるとか言っていたのにそれを変えないのはどうなんだにゃ」


 みにゃん達は冒険に行きませんでした。


 おしまい。



「ま、まつにゃ! わかったにゃ。行ってくいれたら一緒にいられるようにしておくにゃ! この国ににゃん達ほど勇敢なにゃんはいないんだにゃん! だからお願いを聞いてくださいだにゃん! 」


「……仕方にゃいにゃぁ、行ってやるにゃ。約束守ってくれにゃいと移住するにゃ。みみながぞくの事だってまだちゃんとできていにゃいにゃ」


「みにゃん、先にみみながぞくの事をちゃんとしたのを見てから行くのが良いにゃ。それまでは行かにゃいって言っておくにゃ」

 

 みにゃんとにぃみゃんは今日はちょっぴり機嫌が悪いようです。


「……みにゃん、にぃみゃん、困っているみたいだからお助けするみゃ」


「ふぃーめにゃんがそういうにゃら」


「にゃん達が助けてやるにゃ」


 みにゃん達はようやく冒険へ出る決意をしました。



 いつものようににゃんにゃん王国で必要なものを買いにきました。


「今回は何が必要にゃ? 」


「情報にゃ」


「情報も必要みゃ。軽々綿毛とうっすらお洋服を買うみゃ」


 みにゃん達は必要なもんを揃えるため、なんでもあるよ可愛いお店を訪れました。


「可愛い店員だにゃん。何が欲しいにゃ? 」


「軽々綿毛とうっすらお洋服と虹の出る場所についての情報みゃ」


「虹の出る場所は平原を超えた先にゃ。今回もにゃん王にお支払いをさせておくから安心にゃ」


 みにゃん達は必要なものを揃えて新たな冒険へ出発です。




 みにゃん達は平原を抜けた先にある虹の道へ辿り着きました。


「これを乗れというのにゃ⁉︎ 」


「大丈夫にゃ。この軽々綿毛とうっすらお洋服があれば乗れるにゃ」


「にゃん王からの贈り物は役に立たない説にゃ」


 みにゃん達はうっすらお洋服に着替えて軽々綿毛を身につけました。


 みにゃんは恐る恐る虹の上に前足を乗せます。


「の、乗れたにゃ⁉︎ 」


 虹の上に乗れる事を確認したみにゃん達は虹の道を歩いて行きました。



 虹の道の途中。虹色のねこぉが立ち塞がります。


「虹虹にゃんにゃんにゃ。にゃん達も虹色にしてやるにゃん」


「にゃ⁉︎ にゃぁ⁉︎ 」


 みにゃん達の特徴的な毛が虹色になってしまいました。


「にゃんにゃんにゃん。虹になったにゃん達はこの道から出る事はできにゃいにゃ」


「にゃ⁉︎ にゃぁ⁉︎ 」


「ずっとこの虹の道で暮らすんだにゃん。もちろん、虹色になってどのにゃんか区別できにゃいままにゃ」


「にゃ、ふぃーめにゃんがにゃんとにぃみゃんを間違えるかも……それはいやだにゃん! 」


 みにゃんのハートの飾りが光り出しました。


「にゃ、にゃぁ! 」


 みにゃんが新たなにゃんにゃん魔法らぶらぶにゃんみゃんだにゃんを覚えました。


「らぶにゃんなにゃんだにゃん♡」


 みにゃんのらぶで虹が抜けて色が戻って行きます。


「らぶにゃん♡」


 虹虹にゃんにゃんの色がみにゃんのらぶ色のピンク一色になりました。


 みにゃんはふぃーめにゃんにすりすりしています。


「にゃ⁉︎ にゃんがこんなピンク一色に……これでここから出られるにゃぁ! 覚えておくにゃぁ! 」


 ピンク色になった虹虹にゃんにゃんはそう言い残して去って行きました。



 虹の道を抜けたみにゃん達は雲のようにふわふわとしているふわもこ王国へつきました。


「……雨が降っているにゃ。ふわふわの泡のような雨だにゃん」


「軽々綿毛が傘になったにゃん」


「軽々綿毛は雨を感知すると大きくなって傘になってくれるみゃ」


 ふわもこ王国は雨が降っています。にゃんにゃん王国で良く見る水の雨ではなく、泡の雨です。


 みにゃんは泡だまりを踏んで遊んでいます。


「みにゃん、ふわっとあわ王に会いに行くにゃ」


「いやだにゃ。にゃんはここに移住するって決めたにゃ」


「……移住するにゃら先に問題解決してから移住した方が良いと思うみゃ」


「ふわっとあわ王に会いに行くにゃ」


 みにゃんはふぃーめにゃんの説得によってふわもこ王国のお城へ向かいました。



「良くぞきてくれたあわ。ふわ、実を言うと今この国はふわっと危機なんだあわ。国の中を見ればわかるあわが、今この国は謎の泡が溢れ出しているあわ。ふわ、どうにかしなければ地上の国にも被害が出てしまうあわ。引き受けてはくれないふわか? 」


「移住するためにゃ。引き受けるにゃ」


 みにゃん達は謎の泡の出所を探るため、一番泡が多いふわもこ街へ向かいました。



「雲のようにふわふわで泡を防げるふわっとあわぼうしあわふわ。泡を解決にきてくれたにゃん達あわふわよね? プレゼントするあわふわ」


「ありがとうみゃ」


 みにゃん達はふわもこ街で不思議なふわっとあわぼうしをもらいました。早速かぶってみると、ねこぉ用ではないというのに耳がきつくありません。にゃんにゃん王国に売っている帽子よりも被り心地が良いです。


 帽子が気に入ったみにゃんとにぃみゃんがご機嫌になりました。


「謎の泡がどこから出ているのか知っているにゃ? 大体の場所でも良いから教えて欲しいにゃ」


「暗い裏道の方から出ているのを前に発見したあわふわ」


「ありがとにゃ。移住先の未来のためにゃ。いってくるにゃ」


 みにゃん達は帽子屋さんの情報を元に、暗い裏道へ向かいました。



「なにもないにゃ」


「気のせいだったにゃ」


「もう少し探してみるみゃ」


 みにゃん達は暗い裏道に何かないか探します。


「にゃ⁉︎ 秘密の道にゃ⁉︎ 秘密の道なんにゃ。秘密なんにゃ」


「……にゃ? 秘密なんにゃ? 秘密なのかにゃ? 」


「そうにゃ。秘密にゃんにゃ」


 みにゃんとにぃみゃんは何やら秘密という言葉を強調しています。秘密に何かあるのでしょうか。


「秘密は秘密にしておくべきなのにゃ」


「……みにゃん、移住」


「秘密の道にいくのにゃ」


 みにゃん達は、見つけた秘密の道を抜けて秘密の扉を開けました。



 秘密の道を進んでいくみにゃん達の前に謎の巨大な泡が立ち塞がります。


「みんなあわあわにしてやるあわー」


「にゃ」


 みにゃん達は泡に閉じ込められてしまいました。跳んでも暴れても泡は破れません。


「ずっとあわのなかにいるあわー」

 

「にゃ、にゃぁ……お家帰りたいにゃぁ」


 泣いているみにゃんをにぃみゃんとふぃーめにゃんが前足を重ねて慰めています。


 ですがみにゃんは泣き止みません。


「……みゃ、みゃぁ。みゃんがお家に帰らせてあげるみゃ。一緒にお家に帰るみゃ」


 ふぃーめにゃんがそう言うと、蝶々の飾りが光りました。



 遠い昔、ふぃーめにゃんと名付けられたこねこぉは、お星様のいる場所で一匹のこねこぉと出会いました。


 二匹のこねこぉはお星様のいる場所で仲良く暮らしました。



「みゃぁ、約束したんだみゃ! 」


 ふぃーめにゃんの蝶々の飾りの温かい光が泡を消しました。


 泡から解放されたみにゃんがにぃみゃんとふぃーめにゃんにすりすりします。


「にゃぁ。にぃみゃんとふぃーめにゃんばかりに頼ってないにゃ」


 みにゃんは、にゃんにゃん魔法かわいいしゃぁは全てを解決するんだにゃん♡を使いました。


「しゃぁー♡」


「あ、あわあわー、かわいすぎてとけるあわー」


 巨大な泡が消えるとふわもこ王国で発生していた謎の泡が全て消えました。



「みにゃん、にぃみゃん、ふぃーめにゃん、ふわもこ王国を守ってくださり感謝するあわ。お礼にあわあわティアラを授けよう」


 みにゃんはあわあわティアラをもらいました。


「帰るにゃ」


 ホームシックになっていたみにゃんは、移住を諦めてにゃんにゃん王国へ帰りました。



 にゃん王からお礼の言葉とプレゼントのクローゼットをもらったみにゃん達はいつものように星空を見ています。


「みにゃん、今日はこれ着てにゃ」


 ふぃーめにゃんが新しいお洋服を持ってきました。


「わかったにゃ」


 みにゃん達はお揃いのお洋服を着て、眠くなるまで星空を眺めました。

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