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私の恋は終わらないんだからね!  作者: 石上 三歳
誰が為に金鳴らす〘闇堕定是〙アンチ・テーゼ

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38/41

職員室ではお静かに

「失礼します」


私が日直当番(日番とは呼ばないと知ったのは東京に越してから)で日誌を持って職員室に入ると


「どうして来なかったの?!」


と担任の声が奥の来賓室から聞こえてきた。聞き間違いかと思い私は担任の席を見ると、やっぱりそこには居なかった。


普段なら担任の席に日誌だけ置いて立ち去るが、嫌な予感がしたので私はワザと近くに居た先生に声をかけた。


「すみません。二年八組の日直ですが...」


「あぁ...今取り込んでるみたいだね。机に置いといて良いよ」


どうやら私に知られたくないようだ。声をかけた先生も来賓室(あそこ)で何をしていて、私がどう関わっているか理解しているのだろう。

あからさまに私を遠ざけようとする態度に少し腹が立った私は


「少し担任に相談したい事があるのですが♪」


満面の笑みでそう言ってやると担任(の席)の隣に腰掛けていた先生は如実に嫌そうな顔をした。


「君ねぇ...分かっててやってるだろう?」


「そう思うなら(担任の生徒いびりを)止めさせたらどうですか?先生である前に、一人の大人として」


しばらく日本史の先生と睨み合い(私が一方的に睨んでるだけだが)


「はぁ...君等がウチの七組(クラス)だったら良かったのにねぇ」

「ホントですよ!」「ゴホン?!」「(さすさす)」「しなくて宜しい」


私から視線を外しメガネを拭く日本史の(遠藤)先生の背中を(さす)ると、恥ずかしそうに拒否してきた。


「恥ずかしがってませんが」「声に出てました?」「ふぅ...」


そう言って遠藤先生は立ち上がって恵子の救出に一役買ってくれた。






「「失礼しま〜す」」


恵子と二人で職員室を出て笑いながら教室に戻ろうとしたら


ガラガラ「君たち...」「「はい?」」


遠藤先生が声をかけてきた。


君たちの担任(アレ)で困ったことがあったら私の所に来なさい。私ももういい歳だから、少しくらいなら力になろう」


「「!?ありがとうございます!!」」


私たちは遠藤先生にワザと大きな声でお礼を言った。すると


「全く君たちは仕方ないな」


そう言って顔をクシャリとさせて笑ってくれた。


翌年、日本史()の先生が担任になってくれて、本当に良かったと私たちは感謝する事になる。

なぜなら修学旅行はこの先生(恩師)が担任でなければ、私たちは参加してなかっただろうから...


結果論だが、私は恵子に林間学校をドタキャンさせた。

その事を素直に反省させてくれたのが、この先生だったからだ。

読んで頂きありがとうございます(╹▽╹)

☆☆☆☆☆評価…可能であれば…

リアクション……お気軽にして頂だけたら幸いです♪

感想、レビュー…ハードル高いと思いますが頂だけたら嬉しいです(≧▽≦)b"

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