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私の恋は終わらないんだからね!  作者: 石上 三歳
誰が為に金鳴らす〘闇堕定是〙アンチ・テーゼ

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去年のクリスマス 中編

「何してるの!?」


聞き慣れた筈の、でも聞いた事の無い迸る感情の波(悲鳴じみた声)に私は振り返る。

恵子は脱ぎ捨てるようにあった、耕にぃの足元にある私の下着(パンツ)を投げつけてきた。


「止めなさいよ!馬鹿!!」


そう言って私の後ろに回り込み、ベッドから引きずり下ろそうとしてくるが


「そっちが止めなさいよ!私は耕にぃと結婚するんだから!!!」


私は恵子の腕を掴んで自分の前に引き寄せ、テレビ横のテーブルを指差す。


「!?コレは...」


恵子はそこに置いてあった婚姻届を見て一瞬固まる。そこに私と耕にぃの名前が書かれてあり、判子が押されているのに気付き大きく目を見開いて凝視した。


「沙織...アナタ...」


婚姻届に釘付けになった恵子に、私は自作自演ではない事(ありのままの事実)を告げる。


「誕生日に耕にぃから貰ったの。来年(沙織())の誕生日に(役所へ)出しに行こうねって」


多分耕にぃの名前が、私の筆跡でない事に気付いたのだろう。私を掴んでいた手から力が抜けていくのを感じ


「分かったなら病室(ここ)から出てって」「.........」


私が言うと恵子は声をあげずに、崩れるように離れていく。


親友(恋敵)が、ベッドと扉の間に差し掛かった時


「何の騒ぎですか?!」


先程のやり取りが外に漏れ、誰かが告げ(チクっ)たのか...

それともナース・ステーションまで聞こえたのか分からないが...

看護婦さんの乱入で、私は耕にぃと結ばれる事は無くなった。


その日、失敗したからではない。


耕にぃの病室が、四人部屋に移されたからだ。

読んで頂きありがとうございます(╹▽╹)

☆☆☆☆☆評価…可能であれば…

リアクション……お気軽にして頂だけたら幸いです♪

感想、レビュー…ハードル高いと思いますが頂だけたら嬉しいです(≧▽≦)b"


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