表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私の恋は終わらないんだからね!  作者: 石上 三歳
シャ〜ボン玉、飛〜んだ!〘度重なる慟哭〙ダビング ミス・フォーチュン

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

18/23

昨日の親友は今日の恋敵

今回の話は「考えるな!感じろ!!」です。

自分でも分かってないw

ショックがデカすぎて昨日どうやって帰ってきたか覚えてない。


ガラガラガラ...


教室の扉を開けると口を半開きにして、しまらない顔をした親友(恋敵)が居た。


「...恵子、...恵子!」


私の呼びかけに正気を取り戻した(ように見えた)恵子は、ヨダレを拭いつつ


「な、何?」


まだ妄想()の名残を漂わせながら、気の無い返事をした。


「いつからなの?」


真剣な私の眼差しに気付かず恵子は


最初から(一目惚れ)かなぁ...」


眼が虚ろ(ハート)である。


「嘘っ!?そんな気配、一度も感じたこと無かったよ?!」


「最初は良いお兄さんだなぁ〜って、憧れだった気がする」


恵子の言葉に、それくらいの感情ならあったのは知っていた。その都度私も喜んでいたし...


「いつから...その...」


(好き)って言葉が出てこない。恵子からその言葉を聞きたくないと思ってしまった。


二人(沙織と純玲)を見てる眼が優しくて...こんな人、居るんだなぁって」


続けて「沙織が自慢する度、羨ましくて...私一人っ子だし...それに」


言い終わるなり教室を見渡し


そもそもこんなん(鬼ごっこや大声で話す)恋愛対象(男子を好き)にならないし」


と言った。私も力いっぱい遊び回る(臭い牛乳の蓋を息で)無邪気な(ひっくり返してる)男子を見て


「それは分かる」と答えたが


「でも...なんで今なの?」


私の分かりにくい問い(ジレンマ)に恵子は


「気付いたのよ。色々な事に(隠しちゃいけないって)


真剣だけど、どこか切ないような...優しさ?も含んだような瞳で、私を見つめてきた。


キーンコーンカーンコーン……キーンコーンカーンコーン……


チャイムの音が鳴り響く中


ガラガラガラ「朝礼はじめるぞー、席に着け!男子!!」ガラガラガラピシャン!


担任の声で前を向くも私の心は前を向けなかった(頭は思考停止状態だ)...

牛乳のフタをひっくり返して遊ぶ時、つばが飛んでいて時間が経つと濡れた所が黒くなり...

その遊びが禁止になると今度は手を叩いて風圧でひっくり返していると...

牛乳のフタ自体集めるの禁止になった記憶があります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ