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賀来人の初陣

お若い方には少し刺激的な話もあります。

 新幹線の駅を降りるとそこには、猫耳をつけて、ピンク色の旗やキラキラした飾りをつけた団扇(うちわ)を持った若者の一群がいた。

「賀来人、どっちに行くんだ」

賀来人はスーパーアリーナでやるコンサートの客の列に、並ぼうとしていた。

「いや、なにをやっているのかと・・・」

賀来人はお上りさん丸出しの自分が恥ずかしくて、口ごもった。


「こっちのバスに乗るんだよ」

バスの列には、冬だというのに揃いのTシャツ姿の大学生が並んでいた。

Tシャツを見て賀来人が思い出したように、リュックからTシャツを出そうとした。

圭が耳元で、「会場で着るから今は出さなくていいよ」と(ささや)いた。

「それ、琉がこそこそ用意していたヤツだろ?」

「絶対に、ココちゃんが全面に印刷された恥ずかしいヤツだよ」


前に並んでいたTシャツ大学生集団がチラチラこちらを振り返る。190cmの蹴斗は新幹線の駅でもそうだったが、人目を引く。背が高いだけでなく、髪もドレッドヘアーを派手にまとめてあり、肌の色も黒くて体格もプロスポーツ選手と言っても遜色なかった。


しかし、大学生達が見つめていたのは別の理由だった。

「絶対そうだよ。まじ、Kだよ。近くで見ると美人だよな」

「ということは、隣の人がForest?やばい、2人がチームを組んだら無敵じゃん」

「もしかして、Ebonyも組んだの?」

「なんで、Ebonyって分かるんだよ」

「ほら、黒人・・・」

大学生は蹴斗と目があって、口を閉ざした。


蹴斗のハンドルネームは、ポールマッカートニーとスティービー・ワンダーの「Ebony and Ivory」から来ている。大学生は、蹴斗に黒人の血が混じっているのを見て、本当の意味を知ったのだ。


しかし、賀来人には、大学生の話の内容は全く耳に入ってきていなかった。3人が非常に有名人で、自分がおまけのような気がしてきて、気が滅入って話の続きが耳に入らなかったのだ。


 バスは1時間も走って、K大学の校門の前についた。

K大学は数年前、工学系と体育系の国立大学が合併して出来た大学で、ここはAIの研究やe-Sportなどの研究施設として新設されたサテライトキャンパスだ。校門から続く並木はまだスカスカだが、奥には巨大な体育館がそびえ立っていた。

体育館の前にはビブスをつけた女子大生がビラを配っていたり、テントの中で物販をしていたりするのを見ないと、世界大会の予選をやる会場とは思えなかった。


圭が慣れた足取りで受付まで歩いて行った。

「賀来人、Tシャツは帰りにも買えるから、受付に行こうよ」

色々なテントをすべて覗いてなかなか進まない賀来人に圭がしびれを切らした。

「圭、賀来人は集団行動になれないんだから、許してやれよ」

「そうだった。うちらみんな『いい子』じゃなかったね」

一気に大会前の緊張がほぐれた。


受付を済ますと、エントリーナンバーがついた身分証明書を頭から下げた。

「会場に着いたんで、Tシャツ渡すよ」

「じゃーん」

圭と晴崇は既にTシャツを身につけていた。革ジャンやコートの下からは、ビーグル犬ココが、ドローンに乗って宇宙を飛ぶ姿の絵が見えていた。

「おまえら、俺達がトイレに行っている間に着替えたな?」

「早く着替えろよ」

ロビーでは他のチームも同様に身支度をしていた。

「ところで賀来人、俺達のチーム名って、なんてエントリーしたんだ?」

「Tシャツの背中を見てください」

「ん?五芒星(ごぼうせい)?」

「安倍晴明?」

「陰陽道か?」

「違います。Pentagramです」

「5人組だからか?」

「じゃあ、優勝するしかないな」



「第2回戦、シードのPentagramはこれが初戦です。ドローンドッグファイトの女王Kと、冷静な判断が持ち味のForest。それに鉄壁のガードEbonyが加わり、今年は『息吹』という新人を迎え、優勝へ驀進。対する仙台出身のチーム『梵天』。こちらはエース『竜』に紅一点『愛姫』、ガードは『青葉』そしてこちらも新人。なんと天才中学生『楽天』。さあ舞台は、なんと大阪です。『グリコ』のネオンが見えます。視界は最悪、夜の道頓堀です」


司会の(あお)るようなアナウンスの後、スタートの合図が鳴った。


「まじ、ターゲットが見つからない」

「俺、戎橋(えびすばし)の下に潜ってみます」

「いや、『グリコ』サインの右上の光の前に、今一瞬光るものがあった」


ドガン


「うわ、『梵天』は迷わずターゲットを撃ってきたぞ。でも、お陰でターゲットが動き始めた。行くぞ、圭」

「ラジャ」

「賀来人、新人『楽天』から目を離すな。あいつだけデータがない。要注意だ」

「承知」

蹴斗も相手エース、『竜』の追撃にかかった。


 圭は一度見つけたターゲットに追尾マークをつけて、執拗に追っていく。後ろから「青葉」の攻撃を避けながら、追っていくが突然、賀来人が目の前に割って入った。

「?」

賀来人は「楽天」を追うのに夢中で、圭が目に入っていなかった。

圭の集中力が途切れたところを、相手のエース「竜」が圭を出し抜いてターゲットを撃ち落とすべく、前に出た。その前をまたも賀来人が横切る。

 「竜」が賀来人を撃つのと、圭がターゲットを撃ち落とすのが同時だった。


 試合後、しょげている賀来人を蹴斗がからかっていた。

「いやー。味方も欺くトリッキープレイ。すごかったな」

「まじ、『竜』が撃ち落とさなかったら、俺が撃ち落とすところだった」

「勘弁してくれよ。晴崇に言われると本気かと思うよ」

「悪いね。私も集中力が落ちていた。晴崇、トイレで搾乳(さくにゅう)してくる」

そう言って、トイレに行こうとする圭を晴崇が止めた。

「駄目だ。前の試合は早く終わりそうだし、次のチームは棄権するらしいから、意外と早く順番が回ってくる」

「分かった」

圭は母乳パッドを服の中で替えた。その上、不安になって更に母乳パッドを2枚重ねにした。


 3回戦は、長期戦だった。双方がなかなかターゲットを見つけることが出来ず、試合時間がずるずる延びたのだ。それでも見つけてからは早く終わった。晴崇と蹴斗で一気にスクランブルを掛けて、ターゲットに双方から攻撃し、撃ち落とした。今度も賀来人は何の役にも立たなかった。


 「次回はターゲットを見つけるのは、晴崇と蹴斗に任せて、私と賀来人は相手を倒すことに集中しよう」

「賀来人、相手の攻撃は左右に避けろ。上下に動くな」

晴崇がそう言うのは、賀来人の動きがチームとして読めないからだ。邪魔になるなと言うことだ。

賀来人は一気に落ち込んだ。

圭が準決勝のステージに上がる時、賀来人の両肩を(つか)んで、耳に口を寄せた。

「晴崇に言い方はいつもきついけれど、信じて自分の仕事を全うして。

仲間を信じられないと自分も信じられないよ」

(そうだ。練習を思いだそう。一端下がって、自分の前に7機を捉えて、全体を見渡すんだ)


 準決勝は今大会一番の強敵、京都チームだった。


舞台は「第3新東京市」。架空の都市も舞台になるのか。

この都市は確か地下に潜るんじゃなかったか?どのタイミングで潜るのか?

晴崇はゲームのシナリオを想像した。

京都チームはこのアニメのファンがいるらしく快哉を挙げている。

晴崇、蹴斗、圭は何の表情も見せず、前方を凝視している。賀来人は深呼吸した。


GAME START


「おかしいと思わないか?京都チームは賀来人を集中して狙っている」

「アウトナンバーにした方が、勝負しやすいとか」


相談しているうちに圭が早々とターゲットを撃ち落とした。しかし・・・。

「ねえ、ターゲットを捉えて撃ち落としたつもりなんだけれど、生き残っている」


「圭さん、これ『ヤシマ作戦』じゃないと撃ち落とせないんじゃ・・・」

「賀来人、どういうこと?」

「つまり、4機一斉に打たないとターゲットを撃ち落とせないんじゃ。あー、また狙われた」

賀来人は間一髪で、敵の攻撃を避けた。


「そうか、京都はそれが分かっているから、賀来人を狙っている。こっちが4機揃わなければ、勝ち目がなくなるからだ」

「晴崇指示を」

「みんな1回しか言わないぞ、一気にターゲットを狙う。東西南北4方向からだ」

「賀来人、北だぞ」


「練習は試合のように、試合は練習のように。一気に行きます」

賀来人はターゲット上方を越え、反対側まで一気に飛び去った。


京都チームは突然の賀来人の動きで、ターゲットが目の前に来たので、賀来人を狙うことを止め、ターゲットを思い思い狙いたくなってしまった。

その躊躇(ためら)いは一瞬京都チームの隙を産んだ。


賀来人はターゲットの反対側まで来ると方向転換をして、すぐさまターゲットを打ち始めた。

賀来人の方向転換が、チームへの合図だった。

 4方向から撃たれたターゲットは、想像通り、大きな爆発音を残して落下していった。


 会場は大歓声だった。決勝前には、ゲーム制作者のインタビューや声優の歌が入るはずだ。

「決勝までは30分間の休憩に入ります」

館内放送を耳の後ろで聞きながら、晴崇は圭を抱えて医務室に駆け込んだ。

圭は母乳が張り切って、貧血を起こしていたのだ。

 

 医務室の看護師は手を出そうとしたが、晴崇はそれを手で制して、圭の張り切った胸からしたたる母乳を絞り始めた。救護室の洗面器は飛び散った母乳で一杯だった。追いついてきた蹴斗はバックからタオルを出して、圭の汗を拭った。

「賀来人、水を出して。それから、タオルをもう一枚絞って、ああ、着替えも出して」

「着替えって、ブラジャーもですよね」

「当たり前だろう」


母乳に集まっていた血液のせいで、圭は貧血になっていたが、胸がからになると顔に血の気が戻った。

後ろから抱えている晴崇に体中を拭いてもらい、ブラジャーに2枚ずつ母乳パッドを入れ、琉の分のTシャツに着替えると、圭はゆっくり息をした。

「お腹すいた」

「腹も減るよな。賀来人もこれ飲むか」

蹴斗が笑いながら、洗面器一杯の母乳を指して言った。

「勘弁してくださいよ」


「琉のTシャツも喜ぶだろう。これで決勝に出られるんだから」


晴崇が手で圭の髪を撫でていると、看護師が洗面器を受け取って言った。何故か、目に涙が浮かんでいる。

「頑張ってくださいね。お子さんの分も。タオルやTシャツも、洗っておきます。帰りの医務室に戻ってくれますか」

「お言葉に甘えさせて貰います」

ゼリー飲料を片手で強く絞って飲み込むと、圭はもう戦士の顔をしていた。



 決勝は、今回初出場ながら決勝まで上がってきた「七福神」、すべて女性のメンバーだった。

エースは「毘沙門天」、サブは「布袋」と「恵比寿」、バックを務めるのは「弁財天」。

「七福神ねー。データは全くなし。面白いね。神様のご加護頼みか?」

圭は相手にとって不足はないという顔をしていた。


決勝の舞台は勿論世界大会の舞台「ドバイ」。

「はい、想定内」


 8機が世界一の高層ビルブルジュ・ハリファイ、828mのてっぺんに集合した。金色に輝くターゲットはそこから真っ逆さまに噴水ショー「ドバイ・ファウンテン」に落下していく。

あまりに加速がついていくので、賀来人は少しスピードを落としてしまったが、他の7機は一気に落下するようにターゲットを追っていく。賀来人も負けじとスピードを上げた。

しかし、コントロール不能になって、相手チームの「布袋」が噴水にたたきつけられたのにビビって、またブレーキを落としてしまう。


「賀来人、未来博物館方向に移動しているからついて来い」

決勝はドバイという予想から、地図は頭にたたき込んである。特徴のある楕円の建物を目指して、ターゲットは移動していく。

今回は移動距離が大きい、ターゲットを見失ったら、一巻の終わりだ。

晴崇が先回りして、未来博物館の間を抜けようとするターゲットを狙う。

しかし、ターゲットは博物館の楕円の輪をくぐらずに、一気に上空に逃げていく。

「ちっ。ドバイフレームに向かっている。蹴斗先回りしてくれ」

「オッケー」

後方から圭の声がする。

「毘沙門天が視界から消えた。注意して」


賀来人からも状況報告が届く。

「ターゲットが左方向に飛んでいくよ。ブルジュアルアラブの方向へ」

「嘘だろ、ドバイフレームの方向にもいるぞ」

「毘沙門天と恵比寿が海のほうに飛んでいくよ」

「賀来人一人で追うな」

「了解、2つのターゲットって、分裂したの?それともダミー?」

「分からないけれど、最初に見たのは、今、ドバイフレームに向かっている方だ」


蹴斗がドバイフレームに向かっていくターゲットを捉えた。

「晴崇、こっちのターゲットを撃ち落としたけれど、感触がない。消えたんだ」

「晴崇、マーキングは消えていないよ。ただ、海のほうに移動している」

司令官晴崇が4機に次の指示をする。

「賀来人、合流して4機で、エキスポシティドバイに向かうぞ」

「え?なんで?」

「第6感だ」


「蹴斗は嘘ばっかり。ドバイ世界大会の会場だからだよ」

案の定、敵の3機は、エキスポシティの会場の上空で固まっていた。

そしてその周囲には、なんとターゲットが8機に増えて取り囲んでいる。

そして、ターゲットからの攻撃を必死にさばいている。

決勝まではターゲットからの反撃がなかったが、決勝は更に難易度が上がっている。


「どうするべき?」

「まあ、2チーム力を合わせて、8機いれば一気にターゲットを撃つことが出来るよね。

「でも、そうだったら勝敗がつかないんじゃないか」

「試しにやってみるか?」

「輪の中に入って撃つ?」

「輪の中に入った途端、敵に撃たれないか?」

「多分、同士討ちをして、こちらの数が減ったら、最終的にターゲットは倒せない」


「でも、七福神が俺達をすべて撃てば勝てるんでしょ?」

「私達が黙って撃たれると思う?撃てるわけないよ。相手が阿呆かそうじゃないか、試そう。ターゲットがこれ以上増えないうちに」

「私と晴崇が上から、賀来人と蹴斗が下から、円を描くようにターゲットの輪の中に入っていく。

晴崇が撃ち始めたら、2チーム全員でターゲットを回りながら撃つ」

「七福神が、こっちの意図を理解できないレベルだったら、それまでだ」


「毘沙門天、K達が上と下から迫ってくるよ。うちら、皆殺しされる」

「いや、今回のゲームは、2チーム協力しないと多分クリアできない」

「じゃあ、ターゲットを一斉に撃つの?」

「K達の回転に合わせろ」

「えー?ダマグモキャノンと戦うみたいに回りながら走るの?」

「なにそれ」

「ピクミン。でも敵は中央じゃなくて外を取り囲んでいるんだね」


「Forestが最初に打ち出すから、それに合わせて正面のターゲットを撃て」

「毘沙門天、なんでそれが分かるの?」

「女の勘だ。いくぞ」


勝負は一気に終わった。晴崇が2機同時に撃ったので、8機は同時に消滅した。


「やりました。『Pentagon』と『七福神』双方が優勝です」

観客の一部は、状況が理解できず、呆然としていた。

「決勝は、2チームが協力しないと勝てない複雑なルール設定でした。

Pentagramと七福神は、見事ルールを読み解き、ターゲットを撃ち抜きました。世界大会には2チームで行ってもらいます」

司会者の説明に会場は一斉に立ち上がって歓声を上げた。


試合が終わったメンバーもゴーグルを取って、互いに握手をした。

賀来人は布袋さん抱きしめられて目を白黒させた。

会場は大盛り上がりで、それぞれのファンが大声で押しの名前をコールしていた。


「なんで2チームなんだよ?決勝いらないじゃんか」

表彰式後、賀来人が晴崇を問い詰めた。

「いや、決勝を抜けなければいけないんだから、ドバイに誰も行けないってことだってあったんだよ。

向こうの毘沙門天さんが、このゲームの仕組みを理解してくれなければ、俺達だって世界大会に行けなかったんだ。御礼してこようぜ」


まだ膨れている賀来人の肩を抱いて、晴崇は七福神チームに囲まれているKを救出に行った。

七福神というだけあって、控えも3人いて、Kを囲んで女子トークで盛り上がっていた。


「今日は本当にありがとうございました。うちのがお世話になっています」

「えー。Forestさんって、Kさんと結婚したんですか?」

いつの間にか2人は結婚指輪をしていた。賀来人も今気づいて、突っ込んだ。

「いつの間に?」

「今つけたんだ。コントローラー握る時、邪魔じゃないか。ね、奥様」

「まあ・・・。虫除けには役に立っているわ」

「あれ?蹴斗は?」

「Tシャツ買いに行った」

「あの野郎。逃げたな」


蹴斗も勿論、結婚指輪をつけて、スマホの待ち受けに紅羽と二人の写真をセットして、買い物に行った。

「じゃあ、僕も・・・」

そう言った賀来人の腕は両方から押さえつけられた。

「新人君。『息吹』っていうの?何歳?え?16歳、若いわね。ドバイでは一緒に買い物しましょう?」

「息吹くん、Pentagramは4人体制なの?」

「いえ、18歳の先輩が・・・、Kさん、琉さんのハンドルネームって、あれ、誰もいない」


半べそをかいて、賀来人が会場外のテントゾーンに来ると、他の3人がニヤニヤして待っていた。

「堪能してきたかい?」

「怖かったよ-。ひどいじゃないですか、置いてくるなんて」

「俺達、医務室に御礼に行っていたんだ」

「ついでに、搾乳もさせて貰ってきた」


ニコニコ腕を組んで帰りのバスを待つ二人を見て、蹴斗は考えていた。


(圭と同じように、舞子は試合中、貧血になるのではないか?何か対策を立てないと)


ドバイには流石に取材旅行には行けないですね。残念。

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