登場人物紹介 その1
今回は、6月入学生6名とファーストチルドレン、「お偉いさん」と医療関係者の紹介をさせて貰いました。後で、柔道関係者や研究員、桔梗高校の生徒など順次紹介していきたいと思います。話の都合で、設定が変わることもあるかも知れませんが、ご容赦ください。
これまでに登場した人々についてまとめました。99回までの内容を含んでいますので、ネタバレを含みます。
物語は2028年3月から始まる。舞台は日本海沿岸にあるN県の雪国、桔梗村。
①6月入学の桔梗学園生
高木紅羽(身長188cm、体重70kg)
・隣に住む幼なじみ、桔梗高校野球部のエース五十沢健太の子(翠斗)を妊娠出産。
・妊娠前はロサンゼルスオリンピック女子バスケットボール日本代表だった。
・現在、ファーストチルドレン一村蹴斗と結婚。
・5月には桔梗学園オーストラリア分校の責任者として、蹴斗と渡豪予定。
東城寺舞子(身長170cm、体重自称98kg→90kg)
・同じ道場に通う榎田涼との子供、冬月を妊娠出産。
・東城寺道場では父親誠二に厳しい練習を強いられていたが、今は練習が楽しい。
・妊娠前はロサンゼルスオリンピック女子柔道重量級日本代表だった。
・現在、桔梗学園全体を巻き込んで、全日本女子柔道大会2連覇を目指している。
・趣味は洋裁。今年の涼への誕生日プレゼントは、手作りのダンガリーのオックスフォ
ードシャツだった。
・将来は桔梗学園の経営に携わる予定。
板垣圭(身長155cm、体重60kg)
・ファーストチルドレン杜晴崇との間に、暁と瞬という男子の双子を出産。
・2人の出会いは、「ドローンドッグファイト」というゲームのオフ会。
・「ドローンシミュレータ」というゲームの2年前の日本人ランキング1位。
・小学校までサッカーをしていた。ハンドルネーム「K」
・現在、晴崇と京と一緒に桔梗学園の情報管理を担当している。
榎田涼(身長168cm→175cm 体重60kg→80kg)
・桔梗高校柔道部時代は、軽量級で全国ベスト4の実力者。
・東城寺舞子の妊娠を機に、桔梗学園に転校。舞子の柔道をバックアップ。
・現在、東城寺舞子の夫。
・趣味はアクセサリー作り。桔梗学園に来る前は自作のアクセサリーをネット販売して
小遣いを稼いでいた。
・将来は九十九カンパニー初の男子「ナニー」を目指して、N市の幼児教育学科のある短大
への進学が決まっている。
・祖母戎井松子と現在一緒に住んでいる。松子は戎井呉服店を営んでいた。
狼谷柊(身長170cm 体重80kg→72kg)
・桔梗学園の卒業生の母が、年の離れた妹、梢を出産。その後、母が政情不安定な国に海外派遣が決まったので、柊が子守することに。ヤングケアラー枠で入学。
・狼谷柊は、母(旧姓)星椿が桔梗学園の1期生なので、ファーストチルドレンの一人である。
・桔梗高校時代は将棋部とバドミントン部を兼部。
・現在、母が帰国したので、4月からは桔梗学園を出て、東京のT大学に進学することに
なっている。
・桔梗学園に入学前はぽっちゃりしていたが、現在銀縁眼鏡のクールスマート男子となっているし、面倒見もいいのだが、恋愛に縁がない。
大神琉(身長175cm 体重60kg→70kg)
・8人兄弟の長男。父は顕現教の教祖犬神現。
・顕現教の生け贄だった母理子と、母の監視役だった大神光二は、子育てをしなかったので、子供同士で助け合って生きてきた。
・琉は7番目の子の瑠璃を育てているヤングケアラー枠で入学。
・兄弟姉妹は、上から順に、琉18歳、玲15歳、玻璃12歳、琥珀12歳、琳9歳、琵琶6歳、瑠璃3歳、現0歳
・桔梗高校時代はロボコン部だったが、毎日子育てでほぼ活動は出来なかった。
・現在、ドローンパイロットとエンジニアとして、KKG(桔梗研究学園)に進学が決まっている
・女運が悪く、いつもストーカー気質の女子につきまとわれる。
②ファーストチルドレン(桔梗学園1期生の子供達)
一村蹴斗(身長195cm)
・プロバスケットボール選手だった、アフリカ系アメリカ人が父。
・母一村遊は、九十九カンパニー系列ナニー派遣会社シスターコーポレーション社長。
・桔梗学園のスタッフ(総務)として、入学生の生活全般の面倒を見ていた。
・小さい頃は母に連れられ世界中を回っていたが、小学校に上がる頃から薫風庵で生活するようになった。真子学園長のことは「マサちゃん」と呼んでいる。
不二鞠斗(身長185cm)
・プログラマーだったスウェーデン人が父、母不二登子はシスターコーポレーションの副社長。
・母は一村遊のパートナー。
・鞠斗と蹴斗は母達と世界各地を回っていたが、小学校に入学する頃から、薫風庵で生活するようになった。真子学園長のことは「マサちゃん」と呼んでいる。
・現在、桔梗学園の経理、渉外担当をする傍ら珊瑚村長の代理として働く。
・ストレスがたまったり、寂しくなったりすると、薫風庵の自分の部屋に何日も、籠もって、油絵を描いている。絵は写真を撮ってパソコンに保存すると、すぐ削ってしまうので、誰も彼が今までどんな絵を描いていたか知らないが、必ず竹林と蹴斗を暗喩する黒い犬が登場する。
・芸術センスは素晴らしく、彼がデザインしたTシャツや現代アートは、ネットで高額で取引される。
・蹴斗を兄のように慕っている。愛用の枕はIKEAのサメのぬいぐるみ。
・桔梗学園のお姉様方には「アイドル」としてかわいがられているが、紅羽の妹、碧羽に桔梗学園に入るために利用されたことがあり、恋愛に不器用。現在、名波鮎里が気になっている。
四之宮京(身長149cm)
・四之宮の母飛鳥は15歳で妊娠し、1年間桔梗学園で過ごしたが、その後普通に受験して桔梗高校に入学した。江津子の葬式を含め、京と関わることはなかった。
・京は当時35歳だった飛鳥の母、江津子の子として籍に入れた。
・シングルマザーの江津子は、飛鳥と京の2人を育てることが出来なかったので、京は薫風庵で真子によって育てられた。真子学園長のことは「マー」と呼んでいる。
・プログラマーの天才的な素質があり、小学校に上がるとすぐ、桔梗学園の情報管理の仕事をするようになった。
・外見は可愛い女性だが、インターセックスである。
・パートナーは、桔梗高校野球部監督山田一雄であり、彼にはカミングアウトした模様?
杜晴崇(身長175cm)
・母親は杜晴は、晴崇が3歳の時、藤が浜で入水自殺。晴崇と京の父親はDNA鑑定をした結果、同一人物だと思われる。飛鳥と晴は桔梗高校1年の時、同級生であった。
・晴崇は薫風庵で3歳の時から、京と兄弟として真子に育てられた。真子学園長のことは「マー」と呼んでいる。
・京と一緒に情報管理はしているが、京ほど引きこもりではなく、蹴斗、鞠斗と共に暇があるとバスケットをしている。
・「ドローンドッグファイト」で圭を知り、オフ会で思いを遂げた。今は圭と夫婦になっている。ハンドルネーム「Forest」
三川杏(身長155cm)
・母親は三川百合、桔梗学園研究科の学長。
・杏は他のファーストチルドレンほどの能力がなく、口も軽いため、18歳になってやっと、体育施設管理者になったが、先日、大神琥珀にその座を奪われた。
・現在、陸洋海との子を妊娠している。
・能力が低くても、妊娠さえすれば桔梗学園にいられると思っている。
陸洋海(身長190cm)
・陸柚葉産婦人科医師の息子。現在秋田分校の責任者。バレーボールが専門。
・匠海には「秋田の熊」とあだ名をつけられている。
・好きな女性のタイプは「背と尻がでかい女」。
・タンクトップで肉体美を見せるのが趣味。
・三川杏と修学旅行の夜関係を持って妊娠させたが、杏はその後、洋海とは連絡を取っていない。しかし、洋海は杏に未練がある様子。
陸匠海(身長188cm)
・洋海の双子の片割れ。現在北海道分校の責任者。彼もバレーボールが専門。
・三川杏と関係を持ったことがあるが、妊娠には至らなかった。
・好きな女性のタイプは清楚系。ポロシャツを愛用している。
米納津雲雀(身長165cm)
・強豪女子野球部の監督兼岐阜分校の責任者。山登りが趣味。
・野球部に関しては、選手勧誘、育成、データ収集、分析を一手に引き受けている。
・明るい笑顔の下で「噂と恋バナは女子高生のスイーツ」とゴシップを探し回っている。
・母親は岐阜分校の白風庵の地下で情報セキュリティを管理しているらしい。
九十九剛太(身長185cm)
・富山分校の責任者。九十九カンパニー所属で実業団の試合に出ている。去年は北信越代表で、全日本柔道選手権に出たが1回戦負け。榎田涼が桔梗学園に入って、九十九カンパニー所属になったので、来年は全日本実業団体大会の3部に出られるかも知れないと期待している。
・母は九十九農園の一生、珠子の娘那由、父は五十沢慎二。五十沢慎二は五十沢健太の叔父に当たる。
・五十沢慎二は高校時代、野球部マネージャーの九十九那由を妊娠させたが、那由を捨てて、「大リーグに挑戦する」と言って渡米してしまった。しかし、現在日本に戻っており、那由とよりを戻して、九十九農園をのっとろうと画策中。
・剛太は紅羽のことが好きだったが、修学旅行の晩に振られてしまった。
百々梅桃(身長158cm)
・島根分校の責任者。
・島根分校に保育専門学校を4月から開校する予定。1期生として榎田涼に入学して貰いたかったが、残念ながら舞子が離れることを嫌がり、希望は叶わなかった。
・マラソン選手であり、桔梗高校の野球部の男子よりも速い。
・雲雀とは親友。
③桔梗学園の「お偉いさん」
五十嵐真子(68歳)
・桔梗学園の学園長。長女。
・母、五十嵐秋子は五十嵐義塾の塾長だった。父、雷矢は交通事故で死亡。その保険金を落雷で火災を起こした東城寺の再建に寄付。
・高校生の時、藤田京子と女子バスケット部を創立。桔梗高校バスケット部OBの東城寺悠山にコーチを依頼。
・夫とは別居中
・息子は五十嵐瑛桔梗村の警察官
・娘は六車志野名古屋に住んでいる。義父母は松山に住んでいる
九十九珠子(66歳)
・夫九十九一生と一緒に、九十九農園を経営している。次女。
・大学4年の時、米農家九十九一生との間に那由を妊娠。妊婦のまま、教育実習をやり遂げ、大学の卒業式は子連れで参列。
・母の五十嵐義塾を継いで、50歳の時、九十九カンパニー設立。
・東城寺悠山の妹、西山悠子とは、桔梗高校家庭部の同期。
珊瑚美子(64歳)
・桔梗村村長。猟が好き。三女。
・夫と共に渡米、36歳でコロンビア大学法科大学院客員教授就任。
・54歳の時、原子力発電所反対を訴えて、桔梗村村長に当選。
東城寺悠山(76歳)
・東城寺舞子の祖父、妻は旧姓藤田京子。バスケットボール部の後輩。
・五十嵐家は東城寺の檀家
・強固な桔梗村原発の反対派
・五十嵐三姉妹の父雷矢の葬式の日、突然の落雷で本堂が半壊。五十嵐家から資金援助を受け、本堂を再建。その縁もあり、桔梗学園に校地として土地を無償貸与。
④医療従事者 ( )の中は得意なスポーツ
・名波勇魚 桔梗高校産婦人科医師(水泳)
娘:鮎里 24歳(クライミング、山岳)
・陸柚葉 桔梗高校産婦人科医師(空手、ボクシング)
息子:洋海・匠海 18歳
・深海由紀桔梗高校小児科医師
娘:由梨 小6
・四十物李華桔梗高校小児科医師
・児島伊月桔梗高校内科精神科医師
・久保埜千尋桔梗高校外科医師
娘 万里・笑万 17歳(バスケット選手)
・飯酒盃山都 桔梗高校獣医師(バイアスロン、山岳、猟)
・生駒牧桔梗高校助産師(乗馬)
息子:篤 中3 、娘:千駿 小4
元弟:鵜飼羊看護師長、妻:鵜飼鈴音看護師
次回からはついに舞子の試合と重いきや、ドローンの試合もあるし、珊瑚村長の選挙も結婚式もある。どこから書き始めようか、ただいま悩んでおります。