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天啓

天啓 終案③

掲載日:2024/04/01

 

疾く殺せ。

いいから殺せ。

速く、早く、さっさと殺せ。

そうやって自分で自分に命令し始めたのはいつごろだろう。依頼の量は変わらず、道鐘も春遥も星も変わらず一緒に、時々別々に任務をこなしている。だから極力殺さなくてはならないと感じた依頼には一人で行っていた。けれども、それには当然限界があったろう。とうに分かりきったことだった。こうやって私の中の俺が私に人を殺させるのは良い。その罪は結局私にある。だが、そのベクトルが彼らに向かったら…

「あ゙ぅ゙ああ゙え゙え゙え゙え゙ぇぇ…。」

そのどす黒い感情とともに胃の中から全てをぶちまけてしまう。若くなりつつある肉体。焦点の合わない目、足取りの悪い私の肢体。限界は喉元まで来ていた。

「殺せ。」

誰に言っている。

「い、いから殺せ。」

ああ。殺せ。

「殺せ。いいから殺せ。」

殺す殺せ殺す殺せ殺す殺せ殺す殺せ殺す殺せ殺す殺せ殺す殺せ殺す殺せ殺す殺せ殺す殺せ殺す…。


口の端についたゲロがほんのり生暖かった。気持ち悪い。人の心を失ったはずの“何か”になり果てた私にはとうとう、何を見ても同一の感情しか抱かなくなっていた。もう手遅れだった。

「ひっ。」

殺す殺せ殺す殺せ殺す殺せ殺す殺せ殺す殺せ殺す殺せ殺す殺せ殺す殺せ殺す殺せ殺す殺せ殺す…。

「いや、何。なんで。」

殺す殺せ殺す殺せ殺す殺せ殺す殺せ殺す殺せ殺す殺せ殺す殺せ殺す殺せ殺す殺せ殺す殺せ殺す…。

「誰かー!!!助けてぇ!!!」

殺す殺せ殺す殺せ殺す殺せ殺す殺せ殺す殺せ殺す殺せ殺す殺せ殺す殺せ殺す殺せ殺す殺せ殺す…。

「ひ、いやぁ…。」

シャッッッ。

「いいから死ね。」

——神聖なる剣は心のうちの汚濁に呑まれ、やがてただ首を跳ねるだけの処刑道具になり果ててしまった。


           ****


『連日連夜、首を刈られた焼死体が各地で確認されている。警察は一連の事件を同一の通り魔殺人犯と断定しそうさを続けている。警察からは、不要不急の外出は控えるべきとの声明が出ている。命が惜しくば、家の中にいるべきだろう。』

「どういうことだ!またくシッポを出さん。何者ナンだ、やつは!」

星さんは珍しく激昂している。僕たちも動揺が隠せない。桐生さんは、ここ最近、姿を見せていない。何日も掛かる依頼ならば必ず僕たちに話を通してくる。けれどもその連絡もなかった。

「…どうかしてる。」

春ちゃんがポツリと、そう言った。

「トニカク、今日も捜索。道鐘と春遥で南部を、ワタシはスラムをあたってみるヨ。…あまり考えたくないガ、トンシャンが危ないかもしれない。アイツが最後に受けた依頼の依頼主。これも行方不明らしいが、その顔写真がある。それと、トンシャンのも併せて聞き込み。」

彼女は一枚の写真を示した。そこには、確かに桐生さんに直接依頼しに来た、中小工場の社長の姿が映っていた。

「決してミイラになったらいけないよ。気を付けて。」

恐らく木乃伊取りが木乃伊になる、的なことを言いたいのだろう。

「星さんも気を付けて。」

「あいやー、だんぅれん。」


「你看到他了吗?(彼を見ましたか)」

「不看。(いいえ、見てません。)」

「谢谢、先生。」

彼が受けた依頼は誘拐された貴婦人の捜索、及び、救援であったはずなのだが、桐生さんはあろうことか依頼主の旦那さんを尋ねることなくそのまま捜索にあたったとのことらしい。奇妙なのが、捜索開始から二日目、番号不明の(恐らくは公衆電話あたりからかけられたものだとご主人は言っていたが)着信が家にあり、てっきり桐生さんからの報告だと考え、躊躇いなしに電話を取ったものの——、

「…ぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーぁぁぁぁぁぁぁーーーーー…。」

風?が吹き荒れるような音がノイズのように一定間隔で永続的に流れており、三十秒ほどで切れてしまったようだった。

「妻は、妻は無事なんだろうか。」

御主人もかなり気が滅入っている。

「ええ、心配はありません。先行したわが社の人間に何らかのトラブルが発生し、現在連絡が取れない状況にあるのです。恐らくは、敵拠点の中枢に入り込み、簡単に身動き取れない、もしくは敵に勘づかれ、一旦身を隠している、という状況が考えられるでしょう。」

僕は落ち着いた口調で続けた。

「しかし、彼もプロです。奥さんに何らかの危害が加わってしまえば、すぐさまこちらに報告し、その時点で即座に対処するはずです。また、長い時間拘束されているようですが、彼女の精神状況を鑑み、突入するべきなら突入しているはずです。それはこちらと綿密に連絡を取り合っていたのでそう言った方向性なのは間違いありません。ですので、今動きがないのは折を見ている状況にあるからであります。逆に、下手に動けば相手も手段を択ばない、というのが現状でしょう。」

最近嘘を吐くのが上手くなってきた。ありもしない空想をよくもつらつらと述べられるもんだと自分で自分に関心する。桐生さんも、もしかしたら褒めてくれるかもしれない。

「な、なるほど。そうだな。こちらが取り乱してはならん。何にせよ、家内の命が一番だ。そう、冷静に。彼らの要求にも偏屈にならずに答えてやれば、彼女の命に多少なりとも保証が付くこともあろう。そう、冷静に…。」

恰幅の良い彼は、最初、感情に左右されるタイプかと思いきや、案外臨機応変に論理的に最善策を選択しようともがく理性を残している人間だと気づいた。

「ええ。ですが、応援が欲しいのは間違いありません。ですので、現在一旦姿を隠しているであろう彼とコンタクトを取り、総員で短期決戦、即座に奥さんを救出する計画を実行しようと考えています。何にせよ、彼は主力なので、もう少しだけ時間をいただければと…。」

そう言えば、御主人は少し考えたのち、

「分かった。何しろ、君たちの評判はこの中華随一だ。あの日本の列島から流れてきたとか、噂があるが、そんなの関係ない。ここまでの実績も聞いている。と、あれば君たちを信用しない手はない。是非とも家内を頼む。」

「ええ、…ええ。お任せください。必ず助け出します。」

僕たちは握手を交わし、その場を後にした。


「道兄。」

春ちゃんに呼び止められた。相変わらずスーツ姿が年の割に結構似合っていると僕は思うが、彼女曰く「着られてる」らしい。その新調したばかりの上着を、脱いで、腕に抱えながら、彼女はこう言った。

「桐生さんは、どこにいるんだろうね。」

夕暮れに染まる凸凹の街を見る彼女の横顔が僕には見えた。

「…もしかしたら…。」

言いかけて淀んだ声を押しとどめた。死んでるかもしれない。そりゃ、桐生さんだって人間だ。この五年間一緒に生きて、生き延びてきてそう思った。いや、僕だけはそう思わなくちゃ、彼はやっていけないと考えていた。「皇帝」を打倒した次の日に彼は言った。

「いずれ死ぬんだろう。いや、殺されるかもな。そういう「死なないし、殺せるものか。」っていう慢心がいつも命取りで、そう思えば思うほど誰かの応援を得て躍起になれるんだろう。それに、今の私の命は数えきれない小さな幸運が山よりも空よりも高く積みあがってきた上での奇蹟だから、もうこれ以上は無いかもしれない…。」

彼を僕たちは孤独にしてしまったのかも知れない。背負わせ過ぎたから。

「もしかしたら、さぼってまたたばこ吸ってるかもね。」

「っ!たばこダメって言ったのに!!」

「はは、まだわからんからね。」

彼女は頬を膨らませた。嗚呼、桐生さん。きっと生きていますよね。僕は信じています。早く帰ってきてください。あなたは…。


            ****


「バァァアァー―――――――――カッ!!!言わねぇとわかんねぇか、死ぬに決まってンだろおおぉぉぉうぅ!!!。」

ドゴシャッ!

頭蓋が潰れてくっさい肉の匂いが辺りに飛び散った。だが、楽しい楽しい楽しい楽しい楽しい楽しい楽しい楽しい楽しい楽しい楽しい楽しい楽しい楽しい楽しい楽しい楽しい。

「チャカ寄越せ。」

無意味に中腰で下を向いている駒に催促した。

「いえ、許可されていません。」

「じゃあ殺して奪うからな。」

ドゴシャッ!

宣言はしたから、フェアだろう。

バキュンッッッ!!!

自分の脳天を打ち抜いた。腐った肉の血が飛び散っていよいよ激臭になった。

「う、うう。ふ、ふふふふふ。ぶ、ばはははっははははっははははっははっはは!!!」

ああ、笑いが抑えれん。嫌いな大御所芸人がド滑りしたときのように、笑っていけんからこそ楽しい。そういう下らんものとか全て取っ払って積年の恨みが晴らせるかのように、ああ、何時間もかけた対策を自分の手で土台からぶっ壊すような背徳的な愉悦!!!…ああ。アイツは今生きてんのか。携帯を出し、久しぶりに電源を点けた。二パーだけ残っていた。

「○○、現在、っと。…ぐ、ふはははっは!!!」

自宅で首を吊っているのが発見された、だと?!面白すぎだろっ!

「はは、は。自業自得だな。」

ダァン!

携帯を銃弾で貫いた。

ガキィッ!バリ、バリィ。

地面に叩きつけ足で踏みつけた。

「今まではさ、もう知らん、って感じだったんだ。」

誰もいないのに

       誰かに語り掛けるように

                  話し出す

「何があっても人を殺すような奴とは分かり合えん。」

東京で

   重慶で

      今まで

         理想を

            打ち破った

「けれどもそいつらを殺したのは呪いで、徐々に体を蝕んで、もう、耐えられなくなって。」

彼らすらも

     煩わしく…

          なっていく…

「その獣のごとき衝動に身を任せ、殺そうが止まらず、殺されようが変わらず。やがてその土地に骨ごと分解、吸収され行くような残酷で、どうしようもない運命も下らないはずだった。その運命に準じた、というわけだな今は。けれども、俺は、」

さっき殺した半ぐれのガキの胸倉を掴む。

「狂っているか。」

目が合ったが光がなかった。「どっち」と問うのならば教えよう。

お前ら無辜の怪物どもだよ、馬鹿がぁ!


———————————————————————————————————————————————


セピア色の空。…うっ、吐きそうだ。俺はやけに焦げ臭いにおいに鼻を蝕まれて、のろのろと起きていた。

「―。」

体が重すぎる。っ、くそ。

「あ?」

携帯していた一升瓶が見当たらない。ほんの少し残ってたんだが、すられたようだな。まぁ路上で寝てたしそんな奴がやけに豪華な瓶を携えてたら、目に留まるだろうな。

「だが、そん中身は消毒アルコールみたいなバカ酒だよ。」

いきなり飲んだりはしないだろうが、いずれにせよ外れくじ引いたな。どこの誰だか知らんそいつは。

「…爺さんとこでまた買うか。」

三番通り、みたいな名前だったかな。そのあたりに人外向けの酒を並べてる酒蔵がある。俺は歩き出した。


ああ、言い忘れてたな。ここは中国の、…どっかだ。重慶じゃなく、また別の場所。流れるように訪れた場所だから中国のどのへんか、全く見当がつかん。まぁ恐らく日本とは別方向に行ってるから北側かな。

 すっかりここには馴染んでしまって、そのあたりのホームレスやら何やらにはしっかり顔を覚えられてしまった。そいつらからは「旅人のねえちゃん」みたいに呼ばれる。——もう俺は旅なんかしてないんだがな。有り金もそこらの奴らにばらまいてしまった。つまり、これで晴れて自由というわけだ。んじゃ、酒はどうやって買うのかって。…教えてやるよ。今の俺の稼ぎ方。俺は裏路地の方に足を向けた。

 この国もすっかり暗黒時代だ。聞いた話では出生率が過去最低を容易く下回り、目も当てられない状態だ。だが、その波を大きく感じているかというとそうでもなく、近くの学校も特に児童が足りないとかそんな風じゃなく、日本みたいな地域活性化活動で、真昼に人通りの多い場所で大勢の子供連れの先生を見かけたりする。そうでなくとも町は、昼になりゃ人でごった返すし、どこもかしこも忙しそうだ。俺の地元とは、全く景色が違った。…しかし、それは表面的なものらしく、徐々にスラムみたいなのが形成されてきている。そこまで深刻ではなさそうだが。だが、治安は悪い。恐らく昔あったマフィアの所為なのか、ここら渡には銃がばらまかれている。よくわからないところで、思ったよりも楽に手に入れられる。なんでこんな風に…、

「いや、やめて、殺さないで!お願い、お願いします。」

涙ながらに低姿勢になって女性はその子供か、小さな男の子を背後にこんなことを言って嘆願している、そんな光景は日常茶飯事だ。やけにいろいろ着込んだガラの悪いクソガキどもはにやにやしながら、やはり手元のハジキをぶらぶらさせている。俺はさも当然かのようにそこに歩み寄った。

「は。アンタなんだよ。この状況わかってねえ…。」

何か喋っていたようだがとりあえず横っ面をぶん殴った。そのまま奥のゴミ箱にダイブし、他の奴らは唖然としていた。しかし、ようやく状況を処理しだすと次々に殴りかかってきた。中には鉄棒片手に突っ込んでくるやつもいた——。


 辺りは血まみれになっていた。返り血は散々浴びて来たので落とし方は心得いる。あまりに強く殴りすぎてどいつもこいつも顔のいたるところがえぐれていた。例えるならばストレス解消にあんま自信のないカラオケに行って、七十点ちょっと点数を盛れたときみたいな気持ちだ。まぁ、いつものストレス発散には割とよかったかなって感じで。掃除、大変そうだなー、とか思いつつつかんでいた胸倉を放り投げる。親子はいつしか消えていた。…当然だが。ついでにアレもいたぶれたらなーなんて思ってたが、生産性がないてことでやめにしたところだった。あんな風にまだ縮こまっていたら、俺が何しでかすかわかったもんじゃない。命拾いしたな、ゴミ溜めどもが。…趣旨を忘れていた。餓鬼どものポケットやら何やらをまさぐる。出てきたのは、先ほどプラプラさせてた銃二本と、いかにもな感じの粉末だ。俺は全部中身を空け、床にまき散らしてやった。もしかしたらそこらの虫どもがべろべろなめてるかもな。何匹釣れたか、明日見ることにしてその場を後にした。掃除は…、爺さんがどうするかによるな。

 

「よぉ、爺さん。」

「…また酒か。」

まだ客はいないようだ。俺は堂々と銃二丁をテーブルに置く。爺さんはそれを眉一つ動かさずに受け取り、奥にもっていった。

「…今日はどうだったんだ。」

代わりにあの一升瓶を奥から持ってきて、爺さんは尋ねた。

「んー、殺してはないさ。ただ、掃除が少しめんどくさそうだがね。」

血の付いたチャカを拭きながら爺さんはこちらを見ている。

「んだよ。」

「…オマエさんは、本当にあの『英雄』なんだな。」

「今更だな。」

と、俺は鼻白むと爺さんは今度は少し眉を持ち上げ、こう言った。

「いつまでだ。」

いつまでか。どういう意味かはわざわざ問い直す必要はあるまい。

「死ぬまでだよ。」

「本気か…。」

爺さんは怪訝そうに聞いた。仕方ないじゃないか。そんなに言われたって…。

「帰る場所は…。」

「ないよ。全部亡くした。」

あの旅の記憶はもう取り返しようのない過去のことになってしまった。俺は瓶を手に取り、酒蔵を後にした。


 俺のような流れ者風情が言えたことではないが、この街は薄暗くて居心地が悪い。

「あ?どこみてんだよ。」

すでに俺は千鳥足だった。誰かに何かを言われたことしかわからない。だめだ、意識が…。

「ふざけ…。こっ…。」


 眼を覚ますとゴミ袋の上に仰向けになっていた。やれやれ、もう辺りは真っ暗じゃねえか。どんだけ殴られたんだよ、俺は。酔いはさめた。瓶をあまり減らさないようそこらあたりの居酒屋の酒でお茶を濁すことにした。俺は再び大通りに出た。

「はるちゃん、星さん。ここもだめだ。誰一人知らないようだし、何処にもいない。」

俺は振り返ってしまった。そして目にした。彼らのほとんどそのまま変わっていない姿を。道鐘は少しひげ面に。星はより一層隈が深くなっており、春遥は少し背が伸びていた。二年は、立ったのだろうか。彼らはその間に成長し見違えたが、それでも俺は彼らを見間違うことはなかった。

「…はる。大丈夫。」

「…うん。星さんありがと。道兄、もうちょっとっ、探してみよ。あっ、ほらあっちはまだでしょ。」

春遥は走り出した。

「はるちゃん⁈ちょっ。そっちは危ないよ。」

道鐘は焦って春遥を追おうとする。それを星が引き留める。

「みちお、大丈夫。心配ない。」

「星さん…。」

「みちおもはるも焦ってる。トンシャンがいなくなってから三年近くたった今でも。それに、多分私も…。」

「…。そうですね、もう少しゆっくり探しましょう。きっとこの街のどこかにはいるはずだ。桐生さん、あなたは…。」

すると春遥は走り戻ってきた。

「星さんっ、道兄っ。早く行こう。」

その時私は初めて春遥の顔を見た。見てしまったのだ、よりによってあの子の顔を。——その顔は今にも泣きそうだった。俺は一人、胸が張り裂けそうになって立ち尽くしていた。そして俺は彼らに気付かれずその場を後にした。


 再び路地裏に入り込んだ俺はやがて力なく座り込んだ。かつて抱いた夢も希望も俺にはもうすでに…。酒を飲む気にすらなれない。見よこれが、退廃しきった元『英雄』の姿だ。彼の者は全てを手放し、仰向けに倒れこんだ。地面は乾ききっていた。

 星が見える。薄汚れた空気なのでまばらに。だが…。だが、夜空は巨大な眼のようであった。こちらを見倒している。そう、結局逃げ切ることはできなかったのだ。やがて俺は目を開けていることを諦めてしまった。そうしてまた、()()()()()()()()()()()


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