戦いのあと
マーヤが刺された。
サリーは、叫んだ。叫んで叫んで叫んで叫んで叫んで叫んで叫んで叫んで叫んで叫んで叫んで叫んで叫んで叫んで叫んで叫んで叫んで叫んで叫んで叫んで叫んで叫んで叫んで叫んで叫んで叫んで叫んで叫んで叫んで叫んで叫んだ。
永遠の時を歩んだと感じさせるほどに………
叫んだあと、サリーは、走った。マーヤを救うために。
「あぁぁぁぁぁぁああ!!」
サリーは、マーヤを、取り囲んでいた黒い影を倒した。
「マーヤ!」
「ウッッ」
怒りがおさまったせいなのか、当たり一面が赤く染まり、肉が腐った臭い、血の臭いが立ち込めていた。
サリーは、服の袖で鼻を押さえると、「マーヤ!」とそばへ近づいた。
顔は、血が出すぎたせいか、白くなっていた。
「…………マーヤ」
そう呟いた時には、真っ白になっていた。
傷口を押さえていたサリーのての間から、血が垂れることはなくなった。
そしてマーヤは死んだ。
その死を見守っていたサリーも、黒い影によって方を噛まれ、肉を引き裂かれ、骨が見えた。関節がはずされ血が滝のように出て、サリーも死んだ。腹をえぐられ、臓器という臓器が外へと出ていった。
「ウッ」
マーヤは、目が覚めた。どこまでも黒く、足場もない。空中に漂っているといった方がいいのかもしれない。
「あなたは、力が足りずに死んだ。大切なものも守れず。……サリーにいたっては、腹をえぐられ、臓器が出され、頭も噛み砕かれて、黒い影のお腹の中です。」
「嘘だ!」
「マーヤは、そんな死に方をするはずがない!」
『自分でも理解してるのに、そんなことはないと否定したい……いや、誰か、そんなことはないと否定してくれ…誰でもいい、お願いします。』
「はぁ」
「サリーは、死んでない。小僧これでいいか。」
「………」
「何かしゃべれよ小僧……」
「ありがとう。」
「俺は悪魔だ。お前に用があって来た。魔王の使者とでも言っとこう。」
「あ、悪魔だと!!」
そうやって俺から何もかも奪うつもりか!!!
「まぁまぁ落ち着け小僧。」
「お前なんて死ね!!」
「ッッッ」
「ハァハァ。悪魔は、この世からいなくなればいい。」といいながら、悪魔がいる方向に目を向けると
悪魔は
外傷もなく綺麗な状態で死んでいた。
予定よりも投稿するの遅かった……すみません。