マーヤの冒険
ルイが消えて100年後。あの日の出来事は、世界を叫喚させた。国は、情報規制を強いていたが、あまりに恐ろしいことで、法で縛ることが出来なかった。今では、当たり前の情報とされた。今となっては、人々は忘れかけている。
「マーヤ。100年前は古代魔法を使える人がいて、人々は恐れていたんだよ。古代魔法は恐ろしく、出来ないことは、無いくらいだよ。」
黒い服に包まれ、手は、シワがひとつもなかった。そう観察していると、
「マーヤ。古代魔法使ってみたいかい?」
「え…」
急なことに、一瞬驚いたが、実は、聞かれるのでは?と思っていたところもあった。
僕は、この声に聞き覚えがあるようなないような。顔がきになり、見上げる動作をするのと同時に、目の前の人はこういった。
「マーヤ。お前さんは、どんな魔法も使えるようになる。それは、私が保証しよう」
この言葉のあと、どんどん視界が白くなってきた。
『あと少しで顔か見れる……』
だが、マーヤは顔が見れたと思ったのと同時に、白い世界に飲み込まれた。
「……………っ」
目が覚めた?目が覚めたことでいいんだな。
と心のなかで、落ち着かない自分に言い聞かせた。
「さっきのは、何だろう」
と、独り言を呟いた。
僕は、夢の中で、100年前に起きた事件について、教えてくれたが、何故だか、懐かしいような気がしてきた。
『人に教えられるのが懐かしいのか、その事件が懐かしいのか、全く分からない!』
ベットを、おもいっきり叩いた。
「はぁ、はぁ、はぁ…」
ベットに八つ当たりをしたことに罪悪感を、抱きつつも、八つ当たりを、したおかげで落ちついたことにも、感謝した。
いくら考えても時間の無駄か。
「………えっ!?」
マーヤは、時計を見て、驚いた。
時計は、11時を指していた。
マーヤは、冒険仲間に、心のなかで謝罪しつつも、身支度をした。
「遅れてごめーん」
「はぁ、はぁ、はぁ………あーー」
「12時につくなんて、まあいいやそれより、落ち着いた?マーヤ。」
「ごめん。サリー変な夢を見てしまって、寝坊してしまった。」
「何?変な夢って」
マーヤは、サリーに夢の内容を、説明した。
「それって、本当に夢?起きてから、ここまで来るのに、1時間はかかってるはずたよ。その時間に夢は、ほぼ思い出せないほど薄れてしまうから、ありえないことだよ。」
「そ、そうかな?サリー」
『まさか、本当に夢を見たの?いいやありえない。一つ考えられるのは、人の思考に、干渉する魔法。【闇の手】を使えば、出来るはず。けれど、これを使うには、職業【黒魔法術師】を選択する必要がある。幸運なことに、この町は、小さいから、すぐに調べられるはず。今はおいといて、後で調べよう。』
「…………ー」
「……リー」
「サリー」
「……あっ」
「どうした、サリーさっきから、暗い顔して」
「い、いえいえ何もないよ。今日も冒険頑張るぞ~」
「本当に大丈夫?」
「大丈夫だってば!もう」
「サリーがそこまでいうなら信じるよ」
「今日は、ドードリオの肉が高騰してきているから、今日は、このモンスターを、狩ろうか。サリー」
「え、そうしましょう」
2話めの投稿ですが、ゆっくり毎日投稿できたらと、考えています。
今度とも、応援お願いします。