表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/12

1、プロローグ・1

練習しながら初投稿です。よろしくお願いいたします。


できるだけ登場人物の男女比は1:1にしたいと考えています。

なお、小さくてかわいい女の子は出てくる予定なのですがちょっと先。

「うっわ、なにあれ?」

 その場に通りかかった男性プレイヤーは目を剥いた。

 それは一方的な蹂躙であった。フィールドボスを示す王冠アイコンが付くそのドデカいカエルのモンスターが、たった二人からの攻撃に右往左往している。一瞬助けに入ろうとも考えた男性プレイヤーだったが、その必要もなさそうである。

 伸ばした10mはあろうかという舌の鞭も、巨大な前足で繰り出される横薙ぎも、すべていなされて、盾役に殴打されている。猛毒効果のある体液をまき散らしながら巨大な体躯を生かしたスタンピングをしようと飛び上がると、後ろの男性から何か黒っぽい投擲物がタイミングばっちりで飛んでくる。「ドガーン!!!!」撃ち落された。いつの間にか盾の人は空中でバリアを張って逃れている。落ちた地響きでここまで揺れが伝わってきた。

「攻略組かな?」

 このマップは昨日解放されたばかりで、要求ステータスも高めの最前線である。トッププレイヤー達ならこんなに一方的に戦えるものなのか、男はそう思った。

「ゆえち、と、てった、ねぇ。……知らないな」

 有名なプレイヤーはそこそこ把握していたと思っていた男は意外そうに目を細めた。スクショしとけば良かったかな、とも思うが許可なしだとモザイクかかるしなぁ、と諦める。それにたった今、巨大ガエル「グラントード」はポリゴンになって消えた。

「それにしても、あのエフェクト、何だ?」

 『ゆえち』も『てった』も腰のあたりに銀のフラフープのようなエフェクトが浮いているのだ。ネタ装備じゃないよな? お揃いで? 時々そこを時々そこを持って(・・・)体を支える支点にしていることもあったので、ただのエフェクトというわけでもないだろう。

 男性プレイヤーは、首を傾げながら、自分に向かってきたMOBに刃を向けた。

読んでくださってありがとうございます。


VRだけど、エンディングありで考えてます。

そこまで書けたらいいな……。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ