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 フレアに気がついたオークは、中途半端に矢を放つと、腰の剣をぬき、フレアの攻撃に備えた。


 矢はひゅるひゅると音を立て飛んでいく。


 このような矢は鏑矢(かぶらや)と言い、音の種類によって指示を使い分けしている。


 矢の音がする方オークの集団が移動しているので、今の音が移動を促す音なのだろう。


 また、普通のオークに比べて筋骨逞しい所を見ても、このオークがオークリーダーに間違いない。


 オークリーダーにフレアが上段から剣を振るう。


 そのフレアの上段からの剣を、オークリーダーが防ぐ。


 だか、オークリーダーがフレアの『魔法剣』に気がついた時直後には、オークリーダーの意識は奪われていた。


 フレアの剣を受けたオークリーダーは、その居た位置に爆発音ととも大きな穴を残して姿を消した。


 矢を持って随伴していたと思われるオークが腰を抜かしている間にフレアは矢を奪い、先ほどと同じ矢を正反対の方へ放つ。


 その音を聞いているオークの群れは、その音の方向へ向かって行った。

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