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 「大量の魔物が襲ってきた。多くの人が研究所に逃げ込んだが大半はやられてしまったのだろう、しばらくしたら悲鳴が聞こえなくなった。ほとんどが量産品研究室に誘導されて、この入り口が魔法により偽装(ぎそう)されている試作品研修室はわからないようだ。ここまでこれたものが4名程いたが、魔物に襲われた傷が原因で1名が命を落とした。生き残っているのは私と息子、同僚のラパンだけだ。あいつらが迫ってくる前に、なんとしても息子は逃がしたいと思う。非常口はこちらから開けると開けっ放しになってしまうので、物騒な物が多いこの試作品は何とかしなければならない。私はラパンに息子を託し、この研究室のものを秘密の部屋に移すことにした。入り口には水晶がある、その水晶に『稲妻』の魔法を唱えよ。そうすれば扉は開くだろう。」


 後は何か書いてあるがよくわからないので、この日誌は持っていくことにした。


 該当する場所はすぐに見つかったが、何かあると困るので、アラン達を呼んで開けてみることにした。


 壁に埋め込まれた不自然な水晶に『稲妻』の魔法を唱える。


 壁の一部が輝き、入り口が現れた。


『稲妻』の魔法にしてあるのは、使えるものが少ないし、その魔法を帯びた武器も数少ないからだろう。

 

 今は失われた特定の魔法にしか反応しないようする技術を見て、全員が驚きを隠せなかった。

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