59/122
59
城より再び宝玉が盗まれてからしばらくたったあと、町は魔物の襲撃にあった。
百年以上も動きがなかった魔王が今更何故という感じもあるが、魔王にとっての百年は、ほんのひと眠りの範疇かも知れない。
魔物に襲われた町は、あっという間に町は炎に包まれ、すぐに町の中に動く者は居なくなった。
しかし、魔物の方が恐怖を味わうとは、この時どの魔物も思ってはみなかなった。
その日の夜半、生暖かい風と臭気か町を包み込む。
町のあちこちで、半透明の人間のようなものが息絶えた肉体から立ち上がり、魔物に向かって歩いていく。
魔物達も、剣で斬りつけたり魔法を放ったりするが、全てすり抜けてしまう。
通常アンデット達は、物理的な攻撃が効かなくても、魔法は効果があるものだか、全く効果が無い。
為す術がが無い魔物達は、町を放棄して方々へにげたした。
それ以来魔物達はこの町に近づかなくなり、毎夜町の住民達が蘇る死者の町になった。




