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時間軸が若干ずれていたので修正しました。

「おお、伝説の勇者の血を引く者よ!魔王が我が国に伝わる宝玉と姫をさらっていってしまった。宝玉と姫を取り戻してきてはくれまいか?」


「え、嫌ですが」


**********


 俺の名はフレア。

 ここは城で、話をしているのは国王だ。

 何でこんなことになっているかとい言えば、それはある昔話のせいだ。


 かつてこの地は、魔王の手によって闇に閉ざされていた。

 魔王は伝説の勇者によって倒され、魔物たちも宝玉によって封印されて、やっと平和が訪れた。

 月日は流れ、再び魔王が現れた。

 魔王は宝玉と姫を奪い、この地は再び魔物の徘徊する世界となった。

 多くの者が魔王に戦いを挑んでいったが、生きて帰ってきた者は一人もいなかった。

 予言者は、勇者の血を引く者が魔王を滅ぼすであろうと予言した。

 その予言どおり、勇者の血を引く者がやっと現れた。

 

 そして、多分それが俺らしい。


**********


「どうやら耳が遠くなったらしい。もう一度始めからやり直しじゃ」


 国王は、ひとつ小さなせき払いをすると両腕を大きく広げて、


「おお、伝説勇者の血を引く者よ!魔王が我が国に伝わる宝玉と姫をさらっていってしまった。宝玉と姫を取り戻してきてはくれまいか?」


 と、何もなかったかのようにやり直した。


 フレアはため息をつきながら、


「何度言われても、行く気はありませんが」


 と答えた。




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