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東方氷災録  作者: 魔神王
第二章 ちょとかわった諏訪大戦
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フオル

「とっとと死んでもらうぞ...」


「くっ...」


諏訪子は今、危機に陥っていた。


「はぁ!」


地面をどごぞの錬金漫画の様に操作し、フオルにぶつけようとする。


が、消える。


消えたと思ったら、消えた筈の物が空から落ちてくる。

難なく交わすことはできるが、問題はそこじゃない。


攻撃を無効化されているという点だ。


彼女、諏訪子の戦闘スタイルは地面を操作し、相手にぶつけることだ。


しかし、全て無効化されている。

ならば、と思い鉄の輪、なにげにフラフープ程のサイズの物をフオルに投げつける。


が、これも消える。


そして諏訪子の後ろから鉄の輪がきており、斬ろうとしてくる。

が、普通にキャッチ。


....何処までも、相性が悪かった。


現状、こうなると打てる手はない。

いや、まだあった。


「行け!ミシャグジ様!」


諏訪子は白い蛇を呼び出す。

生誕、農作、軍事、様々な事柄の祟り神である『ミシャグジ様』である。


が、


「ふん、<現断>(リアリティスラッシュ)



しかし、フオルの見えない刃によりミシャグジは首を斬られ、消えてしまう。


.....本当に何処までも、何処までも相性が悪かった。


「......その程度か?守谷 諏訪子よ」


しかしフオルは、諏訪子の強さに拍子抜けしていた。

諏訪子は原作でも二人(?)しかいない『神』だ、故にこそ、強いと思っていた。


が、フオルにしてみればただの雑魚であった。


「本当に、弱いな|<魔法最強化龍雷>《マキシマイズマジックドラゴンライトニング》」


フオルは骨の指先から龍の様な雷を放つ。


が、


「御柱!」


しかし、神奈子が御柱を諏訪子の前に出現させ、それを防ぐ。


「諏訪子!あっちは任せた!」


「え!?」


神奈子は諏訪子の返事を聞かず、そのままフオルと戦いに入ってしまう。


「え、えーと...」


「.....始めるぞ...」


「嘘ぉ?!」


今度は黒森が一気に諏訪子に殴りかかっていく。

しかし諏訪子は空に飛び、避ける。

そしてそのまま鉄の輪を投げる。


しかし、殴られ、鉄の輪は壊される。


(あれ?これなら...)


諏訪子はこれに、勝機を見出だした。

さっきまで勝機が無かったのは、単にタネがわからなかったのだ。

あれが能力なり術なり解れば、やりようならある。

しかしそれがなかった。


しかし今度は、今度はわかる。

あの黒森は、単に妖力を使い、身体能力を底上げし、殴り壊しただけだ。

何故か超がつくほど強化されてるが...


(これなら.....やれる!!)


ーー第二ラウンド、開始。

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