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東方氷災録  作者: 魔神王
第二章 ちょとかわった諏訪大戦
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「おらぁ!!」


巨大な氷の剣で、妖怪どもがぶっ飛ぶ。


「伏せて!」


諏訪子の声が反応し、後ろに飛ぶ。

その前を、デカイ白蛇が過ぎていった。


「めんどくせぇなぁ....」


死んでいく妖怪を見ながら、そんなことを呟くのだった。







ーーーーあれから一ヶ月。


諏訪子と暮らしながら、もう一ヶ月もたった。

別段、気にすることもなく、普通に暮らしていた。

恋愛イベントなどなく。


べ、別に期待してた訳じゃないんだからね!


と、冗談はおいといて。

実際、特に無かったのである。


いや、妖怪どもが攻めてきてるが。


「あ~だるい」



そんな、俺が与えられた部屋でゴロゴロしながら諏訪子が帰ってくるのを待っていたら。


トゴォン!!


という音が聞こえ。


「またか...めんどくせ」


そう言いながら、飛んでいった。






「.........なんだこれ」


目の前に広がる軍勢を見て、俺はそう呟いた。


これまではTHE妖怪な見た目のやつしか居なかった。

が、今回は違う。


オーク、ドラゴン、スライム、木の精霊(トレント)飛竜(ワイバーン)、etcetc.....


今回は、西洋風の妖怪で埋め尽くされている。

見た目が変わっただけか、それとも本物のファンタジーのモンスターか....



実にめんどい。

そして、空にいる、デカイドラゴン。

全長二百メートル程だろうか?それぐらいのサイズだ。

そして見た目は西洋...というか、ゲームにでてくるドラゴンそのもの。

そして緑色の鱗をしている。


その上から、神の力、神力を感じる。


あ....これは流石に想定外デス。


もしかしたら件の妖王は神なのだろうか?

もしくは、神と妖怪が(・・・・・)手を組んでいたのか?


「全軍」


女の声が、嫌に響く。


「進軍せよ!!!」


妖怪どもが、突進してきたーーー



「おらぁ!!」


巨大な氷の剣により、妖怪(仮)どもが吹っ飛ぶ。

剣を振るうが、全然減らない。


「お待たせ!!」


「おっせぇぞ!諏訪子!!」


ようやく諏訪子が来たらしい、しかし、その後ろには、見たことない幼女がおりーーー


「『神の裁き』」


幼女がそう言うと、空から雷が落ちてきて、すべての妖怪を蹴散らした。


「なっ......」


流石にこれには声がでない、これだけのこと、不可能だ。

数十万の妖怪すべてに雷を落とし、そして殺すなんて、普通無理だろ.......


いや、空飛んでる(ドラゴン)は生きてるわ。


「さて、貴方が氷霧さんですね?

ツクヨミと諏訪子が世話になりました」


「あ?」


ツクヨミのことを呼び捨て?そこらの神が?

ツクヨミは一様最高神の一人、なのになぜ?


「あ、自己紹介がまだでしたね、私は天照大神(アマテラスオオカミ)、気軽に天照と呼んでください」


そう、天照は笑うのだったーーーー

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