よくある卒業試験 後編
完 全 に 黒 歴 史
もうやだ(自業自得)
「もう少し....あと少しだけ....っ」
「なにがだぁ!!」
そう叫びながら相手が殴りかかってくる。
が
「あ?」
その間に刀が飛んできてガギンという効果音とともに拳を止めた。
「まにあったか....!」
その人は綿月 嵐我だった。
「綿月さん!」
「速く逃げろ!!」
「逃がすかぁ!!!」
妖怪が妖力弾を撃つ。
が、遅い
「ちっ」
氷霧は既に居なかった。
「糞がぁ」
「霊斬!」
そこに、霊力による斬撃が飛ぶ。
「おっと」
「っ流石に避けるか」
「糞共がぁ.....」
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「あ、危なかったぁ....」
あ、どうも氷霧 零です。
いや、ホントに危なかった、うん。
あ、因みに今は都市の中に居ます。
「氷霧!!」
「あ、カズキ」
そこに、カズキが来た。
「お前、大丈夫だったか!!?」
「大丈夫だよ、少し霊...力...つか...」
「お....い...!だい....」
そこで、俺の意識は消えた。
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「何処だ、ここ」
「あ、起きたのね」
すると、そこに永琳が来た、
「おはよう?永琳」
「はいおはよう」
「で、俺はなぜここに?」
今、俺がいる場所は病院だった。
「あなたがあのあと倒れてね、ここに運ばれたという訳よ」
「成る程、どれくらい寝てたんだ?」
「一日よ、別に肉体がそこまで酷い損傷をおっていた訳じゃないし、単純な霊力の使いすぎによる気絶よ、」
「なるへそ」
永琳さんマジパネェっす。
「じゃ、そういうことだから、さよなら」
「さよならー」
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その後、士官学校に行ったら。
色々と心配されたり、すごかったな!と言われたり、色々とあった。
そして、今は士官学校の寮の、自分の部屋に居る。
「疲れたぁ.....」
と、コーヒーを入れて飲もうとしたとき。
「よっ!」
「ぶはぁぁ!!」
窓から突然、赤い目、そして赤い髪をしている、ジャージを着た男が現れてて、急に話しかけてきた。
「おー汚いなぁもう」
「汚いって、あんたが驚かしたからじゃねぇか!てかどうやってきた?!!」
今さらだが、この士官学校は高度の結界が張ってあり、侵入することは不可能。
「何って普通に来たけど?」
「普通ってなに?!」
「とりあえず、浄化」
すると、さっき吹き出したコーヒーが消えて、綺麗になった。
「取り敢えず、俺は忠告に来ただけだから、そう警戒しなくていいよぉ」
男は、そう軽い口調で話しかけてくる。
「.......警告?」
「そそ、今度他の転生者達が色々やらかすかもしんないから来たの」
俺は、その男の言葉を何故か信じることができた。
「じゃあそういうことだから、バイビー」
すると、男は飛んで行った。
「いったいなんなんだ.....?」
取り敢えず考えても解らなかったので、寝た。




