もしも貴方に逢えたなら。
もしも貴方に逢えたなら
精一杯の感謝を伝えよう。
『ありがとう』と、『幸せだ』と
心からの感謝を貴方へと伝えよう。
もしも貴方に逢えたなら
『心からの笑顔』を見せよう。
仮面を着けた私の笑顔では無くて
『本当の私』の笑顔を見せよう。
そうして、伝えるんだ。
『私は貴方の味方だ』と。
鼻で笑われても構わない。
否定されても構わない。
『本当の私』の想いを伝えよう。
私は貴方の『姿』を知らない。
私は貴方の『顔』を知らない。
私は貴方の『本音』を知らない。
私は貴方のことを『何も知らない』。
…でも。
『貴方が大切だ』と伝えることはできる。
辛いのなら抱きしめよう。
悲しいのなら話を聞こう。
楽しいのなら共に楽しもう。
嬉しいのなら共に喜ぼう。
―もしも『寂しい』のなら。
貴方の傍にずっと居よう。
触れあった『ぬくもり』だけでも
『大切だ』と云う想いが伝わるのなら、嬉しく思うよ。
…だから、どうか
『自分は一人だ』なんて思わないで欲しい。
貴方は一人じゃない。
貴方は弱くない。
貴方には私が居るよ。
貴方は一人じゃない。
この広い空の何処かで
今日の貴方が笑顔で居られることを
私は、祈っているよ。
感想、アドバイスなどいただけると幸いです。
ここまでお付き合いくださり、誠にありがとうございました!