癖強生徒会役員
次の日の朝のSHR、僕はクラスの人に誰か生徒会役員にならないかと聞いた。
結果はもちろん、誰も手を挙げない。
・・・このままでは,僕と逸実が生徒会役員をやらなくてはいけなくなる。それはなんとしても回避したい。そう考えていたが、どうやらタイムリミットのようだ。教室の扉が開き、二人の少女が入ってくる。
「Aクラスからの生徒会役員はあなたたち二人でよろしいですか?」
と、零姉さんの隣にいる少女が話しかけてきた。恐らく生徒会長なんだろう。なにか、圧を感じる。
「あ〜、多分僕たちですね。はい」
と、僕が答える。逸実も僕の隣でコクコク頷いている。
「分かりました、それでは放課後に生徒会室にきてください。」
そう言って、スタスタと教室をでていく生徒会長と思われる少女。そういえば、零姉さんはどこ行ったと思い、周りを確認すると、逸実の頭を後ろから撫でていた。逸実は恥ずかしがっている。
「さっさと帰れ、零姉さん」
僕は魔法陣を展開しながらそう脅す。
「おぉ、怖い怖い。」
そう言いながら零姉さんは教室から出て行った。
放課後、もちろん生徒会役員をやりたいという人はでなかった。生徒会室に仕方なく行くために準備をしていると、教室の扉が吹っ飛んだ。そして、一人の人影が出てくる。
「迎えにきたわよ!」
はいもちろん零姉さんでした。というか、教室の扉壊れすぎでしょ。
「なんでわざわざ迎えにきた?」
「えーと、逃がさないため?」
「なんで疑問系なんだよ」
言われて気づいたが、速攻で逃げるという手もあった。今からでも間に合う可能性もあるため、僕と逸実の足元に魔法陣を展開しようとしたが、
「こういうことされないためってことで」
と言い、僕の腕を掴む。なんか異様に掴む力が強い。こいつゴリラだr
「今失礼なこと考えてない?」
「考えてないですはい」
なんか思考読まれた。怖いこのゴリr、、、この人。
「それじゃ、生徒会室にレッツゴー!」
零姉さんは逸実を呼び、歩き始める。
「かいちょー、連れてきたよー!」
と、ドアを壊しながら入っていく。この人はドアの開け方を知らないのか。いや、一緒に暮らしていた時は開いていたはずだ。なんでこうなった。
というか、あの厳しそうな会長のことをそんな気軽に呼んで、説教とかされるのではないか。そんなことを思いながらドアの先を見る。そこに映ったのは、、、
「あぁ、まてドア壊れちゃった。もー!」
・・・会長がいた。しかし、様子が朝とは大違い。
壊された扉の破片を集めながらあわあわしている。
朝見たときはザ・クールのようなかんじだったが、今はかわいいというかんじがする。
「・・・あ」
僕と目線があった会長はそんな素っ頓狂の声をあげ、零姉さんの後ろに隠れた。もしかして、恥ずかしがってる?あの圧がやばかった会長にそんな感情が!?と、ほぼ初対面の相手に失礼なことを考えてしまう。改善しなければ。そう思っていると・・・
「ほら天那、これから同じ生徒会役員なんだから恥ずかしがらない!」
零姉さんが会長を叱っている・・・。というか、やはり恥ずかしがっているのか。あの朝の威厳はどこいった?そう思っていると、零姉さんの後ろから会長が出てきて、口を開いた。
「え~と、生徒会長の全斗天那です。・・・以上」
「もっとなにかあるでしょ・・・あの・・・あれとか」
零姉さんがバカみたいな意味もない突っ込みをしている。本人もそれをわかっているからか、突然
「よし、華!あんたがお手本を見せて見せなさい!」
と、僕に自己紹介を振ってきた。マジでしばいてやりたい。
「えぇと、二篠華です。そこのクソ姉貴の幼馴染です。」
「は?」
僕は零姉さんとの関係を簡潔に述べておいた。なぜかキレられたが・・・。
「そうだ、逸見ちゃんにも自己紹介しとおいてもらいましょう!」
「え」
逸見にも自己紹介を振りやがった。唐突に振られたから、逸見もびっくりしている。
「えと、又乃逸見です。一応、二篠さんのペアです・・・このくらいでいいですか?」
と、逸見も自己紹介を終わらせた。
生徒会室はとても広く、一つの家くらいの大きさだ。・・・優遇されすぎでは?こんなに優遇されているなんて知らなかったんだが!?どうやら、これ目的で生徒会に入るやつを防ぐためにその辺は公開していないらしい。その中の、リビング的な部屋を主に使う。おいてあるものは、ソファや、テレビ、某大手ゲーム企業のゲーム機と、学校の中とは思えない内装になっている。ちなみに壊された扉は、家で言う玄関の扉だ。僕たちは、ソファに誘導され、少し雑談などすることになった。
「そーいえば、かいちょ~」
零姉さんが扉の追加申請を書いている全斗会長に話しかける。
「ん?どうしたの?」
僕たちがいることにも慣れてきたのか、口調が軽くなっている。本来はこっちなんだろう。なんであんな威厳出してたのか今度聞いてみよう。
「Bクラスのほうも勧誘しにいかないんですか?」
「あぁ、それは大丈夫よ。もう候補出ているらしいから」
生徒会は各クラスから一名、今年からは1ペア選出することになっている。今年はA・B組の二組なので、もう一ペアくるはず。
「それじゃあ、きたら模擬戦でもやるの?」
「え、模擬戦!?」
唐突に模擬戦と聞こえて、反射で聞いてしまった。
「そうです、生徒会内の恒例行事で、1年と2年で勝負するという文化があるの」
と、全斗会長が教えてくれた。すると逸見が、
「去年までは2:2だったのかもしれませんが、今年は2.4ですけど大丈夫ですか?」
それは僕も思った。生徒会の各学年の数が違うため、不平等と思ったのだが・・・
「まぁ、正直私一人でもいいんですけどね」
「・・・え?」
と、とんでもない発言をし、僕と逸見は啞然とした。
「まぁ、去年先輩のメンタルへし折るほどボコしちゃったもんねぇ・・・」
と、零姉さんが横から言う。・・・どんだけ強いの?この会長は。
そんなことを思っていると、玄関?のほうから
「すみません、ここが生徒会室であってますか?」
と、声が聞こえた。
名前:ニ篠 華
年齢:15才
能力:魔法創造
??:???
名前:又野 逸実
年齢:15
能力:絶対切断
??:???
名前:潜影 登降
年齢:15
能力:???
??:???
名前:天野 光
年齢:15
能力:???
??:???
名前:咲希 零
年齢:16
能力:???
??:???
名前:全斗 天那
年齢:16
能力:???
??:???




