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空を吹く風、街に吹く風

作者: 秋葉竹


 



すこしだけ

笑えるシャツの花柄に

愛を問いたい、はないちもんめ



みずいろの

雨が世界に沁みるとき

空を吹く風、街に吹く風




ふなべりに

身を乗り出して照り返し

川面を撫でる陽光をみる



森を吹く

風が自由を奏でると

ちと前向きに生きたくなる朝



もし触れて

いけないのなら君のこと

こんなに好きにならずにいられた



弓を引く

みたいな正しい姿勢をし

愛よ届けと放った草原



堕ちてゆく

天使の翼の真っ白な

血にけがれてる羽毛を抱きたい



花々の

名前をそんなに知らないし

綺麗を集めて花束にするね



夢の中

拾い集めた貝殻を

海に流して、微笑んだ君



バカみたい

ホントの大事なただひとつ

だけを愛そう、はないちもんめ








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― 新着の感想 ―
[一言] 初めまして。 短歌のリズムがとても心地よい感じでした。 浮かんでくる情景もとてもキレイで懐かしさを感じます。 自分に絵心が無いのが残念です。
2024/08/15 19:47 退会済み
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