世界の片隅で〜詩集〜
昨日の私にバイバイ
「扇風機」
窓からゴミ置き場が見えた。
役目を終えた扇風機が風を受け
羽を必死で回している
もうその風は届かないのに
でもその姿が
健気で 自由で 嬉しそうだった
何にも縛られていないのが
羨ましくて
自由になりたいなと思った
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「車」
車が次からから次へと
行き交って行く
どこへ行くのだろうか?
何を思っているのだろうか?
その先には…
何が待ち構えているのだろうか?
それでも走り続けなくては
いけない
早くても 遅くても
走り抜けよう
一人一人のスピードで
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「もう少しだけ」
毎日 ネットやTVで
悲しい事件や事故のニュースを
目にする
その度に胸が締め付けられる
もう少しだけ
人への思いやりがあったら…
もう少しだけ
自分を大切にできたら…
悲しい出来事や
悲しい思いをする人は
減りはしないか?
もう少しだけ
もう少しだけ
優しさをください
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「素晴らしい世界」
新しい扉を開けた
それは素晴らしい世界
でも初めから
上手くはいかない
やり続ければ
慣れてくる
きっと もっと
上手くなる
不器用でもいい
不器用だから
頑張れるんだ
世界がキミを待っている
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「私に」
昨日の私にバイバイ
今日の私にハロー
明日の私にハッピーを
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「数字」
世の中は数字だ
フォロワーの数
いいねの数
それが試される
多いといいのだろうか?
少ないと悪いのだろうか?
人生は
足し算と引き算の
繰り返し
だから数字は一人一人
違っていい
初めはみんな
ゼロなのだから
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「人生の終わり」
人生の終わりはいつ来るだろう?
それは突然か?
期限があるのかもしれない
誰にも分からない
神様しか知らない
でもいつ来てもいい様に
今 準備は出来る
やりたい事を始めてみる
ツライと言ってみる
たくさん泣く
近くに居る人を
抱き締める
愛する人に
もっと愛してると
言ってみよう
end




