王様は親切でした。
短いけど2話投稿します。(まあ誰も見てないだろうけど、一応ご報告です。)
爺に最弱にされてしまった俺は現在……
王城の一室に正座させられて、説教を貰っていた。
一見、テンプレな展開かと思われたが、正座させられて、説教なんて、聞いたことも見たことも無い。では、俺が何故こんなことになっているのかというと、俺は本当に勇者として来たらしい。
王様に「ステータス」と念じろ、と言われたのでその通りにしたら、ステータスが刻まれた石板が現れた。
この石板は、「ステータスプレート」という、やはりテンプレアイテムだった。しかし、俺はあの爺に言われたように、本当にステータスが最弱になっていた。
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名前 : 前田 非就 レベル0
職業 : 勇者(笑)
体力 : 15(最弱)
筋力 : 15(最弱)
敏捷 : 15(最弱)
魔力 : 0(論外)
知力 : 15(最弱)
固有能力
・弱体化(level5)・ステータスdownの呪い ・鑑定
・勇者(笑)の本気 ・言語理解
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え、低すぎじゃね。あ、呪いか…
「な、なんじゃこのステータスは……」
王様は震えながら俺に聞いてきた。
「うん、それが俺のステータス♪」
満面の笑みを浮かべながら俺は言った。
その結果……
「なんで、そんなステータス何だよ!!この国の兵士ですら平均200はあるぞ!平均12とか、子供以下だぞ、おい、分かってんのかぁ!?」
説教された。
俺は何も悪くない。神の孫娘を泣かせただけだ。
しかし、王様は良い人だったらしく一応弱すぎるから、保護してくれるらしい。まあ、仮にも勇者だし、訓練でもすれば強くなると思っているのだろう。しかし、俺の出した答えは…
「いや、遠慮しておきます。」
俺は断った。
壊れているスマホでやっているので、誤字脱字があるかもしれません。もし、見てくれている方が存在する場合、お手数をお掛けしますが、ご報告お願いします(--;)