陽太の異世界冒険

　主人公、神無月陽太は生まれた時から得意な能力を持っていた。しかし能力にはリスクが多すぎた。力を全力で使う度に異世界に放り込まれていたのである。ある時、陽太は気付いた。何かに掴まっていれば異世界に放り込まれないことに。こうして陽太は5年もの間、同じ世界に留まることができた。
　しかしこの時、能力を全力で使い何かに掴まろうとすると、周りには何も無かったのである。こうして陽太は次元の裂け目に吸い込まれてしまった。