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■■■■■■■■■



tether



さぁ

今から

生きるも死ぬも

僕と一緒さ


僕の生きる道連れに



繋いだ心は

離さないから




■■■■■■■■■



春 氷



儚い氷の様な

触れば壊れてしまう

感覚


微かな風の様な

優しさ残る感覚



凛とした薄氷の中

静かに春を待つ



柔らかな棘は

優しさの現れ



凛とした薄氷の中

静かに微笑む暖かさ




春氷に想いを委ねて

解ける今に

寄り添う春


春氷に想いを託して

破れる殻に

寄り添い


繋がる明日




■■■■■■■■■



足 跡



歩いていこう

どこまでも


ここから

また始まって




見上げた空は暗く

雨は僕の体を濡らし

1人だと気付く体温

僕は言葉を探してる



風は荒れて

乾いた心は割れ

涙で浸しても

僕は言葉を探してる



存在の意味は言葉

足跡は生きている糧

いつしか足跡は増え

歩いていこう

どこまでも

ここから

また始まって




少しずつ

手が触れる

温かさを知り

皆の言葉が

僕を形成していく


涙は意味を変えて

生きる足跡は

歪んだ道にも

確かに残して


皆の言葉は


皆の足跡は


暖かな笑顔をくれた




■■■■■■■■■



黄 昏



霞んでいく情景が

愛の意味なら

二度といらない


私が

手を離すなんて

思わなかった

自惚れはいつから

生まれたのか



耐えことだけが

本当の意味ならば

私は喜んで放棄する


嘘で誤魔化す未来が

二人なら

笑顔で貴方を消せる


私が手を離すのは

傷つけあう感触に

もう

耐えられないから




心は無くなり

涙は枯れ

黄昏に沈んだ

春の終わり



霞んでいく情景に

愛など

二度といらない


そう願う




■■■■■■■■■



Reality



暗い部屋

くだらないTV

汚染された

明後日の会話


自分だけは違うと

履き違えた

アイデンティティ



雨の土曜日

明日の予定も

決められないまま

未来を嘆くが


薬が無いと

眠れず

安心をくれない

日曜日


自分だけは

大丈夫と自他に

言い聞かせ

何度も押し続ける

新着メール問合わせ


あぁ

今日もまた

刹那主義を気取り


あぁ

明日もまた

癒えない時を

生きていくだけ




■■■■■■■■■





見渡しても

悲壮な感情の群れ

息を殺して

通り過ぎるのを待つ

痛い時間


高架線の下で

猿が首を吊る


憐れみの裏で

舌を出す少年少女


人間の尊さを

守ろうと書かれた

看板に

鴉が唾を吐く


倒しても

転がり続けるほどの

そんな強さを

目の前にしても


冷めた眼で

息を殺すことしか

出来ない

腐りきった僕の果て




■■■■■■■■■



line



少女が手にした秩序

核心に迫るは

揺れ動く理性と

乙女心


いつまでも

走り続け

心描く線を

超えるまで

叫び続けろ


少女が手にした象徴



さぁ 歌え


少女が手にした拳銃


さぁ


祝砲をあげよ




■■■■■■■■■



カニバリズム



お腹の中のあなたが

少しずつ

消えていきます


私を生かすため



しかし



二日もすれば

綺麗に無くなるから


さよなら


無惨な愛の形も

お腹に入れば

皆同じ




■■■■■■■■■



椿



花は揺れて

愛を思い出す


近くにいる人は

冷たく

遠いあなたは

優しく触れる



見た夢は儚く

明日には枯れる


知らずのうちに

種を蒔く行為に

呆れて笑う

夏の雨


あなたの側に

咲くことが罪なら

どうか土と共に

抉り取ってください



赤い花が揺れる

夢を見た


儚さは

未だ続いていく




■■■■■■■■■



紫陽花



雨に触れ色染まり

まるで心模様


この想いに

眩めく紫陽花が

泣いている






やがて枯れて

嘘になる





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