格
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大丈夫
例え
それが出来なくても
仲間外れにしないし
無視しないよ
弱音を言うことは
全部悪いとは
思わないから
僕は一緒に
転んであげるから
笑ってしまおうよ
全部
だから
独りなんかだと
思わないでよ
大丈夫だよ
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呼 吸
傷ついても
墜ちても
倒れても
周りを傷つけても
涙を堪えても
赤黒く
心が変色しても
何があっても
生きてやる
フラフラな僕を
笑われても
僕は前を向き
舌を出す
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朽 木
ボロボロに朽ちても
もう二度と
花を咲かす事が
出来なくても
腐りいく未来を
解っていても
どうして凛として
立ち続ける事が
出来るのですか?
その強さは
何処から
来るのですか?
教えてください
夕暮れの太陽は
皆が流した
血の様に赤く
すべてを
染めあげていきます
私は独り逃げて
ここまで
生きてきました
私は何も残せず
周囲を拒絶し
生きているという
価値など
自ら無くしてしまい
心が
潰れてしまいそう
あぁ
この朽木のように
傷ついても
強く生きれたなら
あぁ
この朽木のように
優しく
生きられたなら
この涙も意味を
持つのでしょうか
側にいても
いいですか?
さよならを
言い疲れた私に
少しだけ
安息をください
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不 変
何も変わらない
何も変わらない
この空のように
この海のように
いつもそこに
どうしても
他人になれないから
揺るがない
自分でいればいい
流した涙を
数えるより
笑える事の様に
許せることが
この風景の答え
それは
何も変わらない
答え
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そっと…
愛してる…と
口にすると
何故かな?
嘘みたいな気持ち
本当は言いたいのに
本当は聞きたいのに
嘘みたいに
嬉しいけど
何故かな?
嘘みたいな気持ち
愛してる…と
言われると
何故かな?
嘘みたいな気持ち
不器用な私は
そっと…
くちづけをしてみる
愛してると
言えないかわりに
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禁 句
本当は言って欲しい
そんな言葉を
禁句にする
本当は言いたい
そんな言葉を
禁句にする
ほら
僕達は
こんなにも
愛を示せない
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赤い糸
離れていく君に
赤い糸をつけ忘れて
どこを見渡しても
君を探せなくて
冷たい雨は降り続け
暖かな涙で歪む世界
離れていく君へ
赤い糸をつけ忘れて
離れていく君は
どこ?
いつか
太陽が照り出せば
赤い糸を
見つけられますか?
いつか
この涙が乾けば
赤い糸を
忘れられますか?
暖かい光に晒されて
冷たい心に縛られて
いつか
季節が繰り返す頃に
赤い糸を
引き千切れますか?
いつか
君を想う私さえ
捨て去ることが
出来ますか?
いつか赤い糸を
つけ忘れたことを
思い出せなくなる
そんな時が来るまで
世界は歪んだままで
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小春日和
暖かな緩やかな風
日だまりの猫
空は延々と青
すべてをさらう
何も無いと
嘆くなら
ほら
手を出してごらん
交わす約束に
明日も生きられる
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天使のいない街
これはきっと最後
殻になった
太陽は白く
すべての終わりを
悲しげに示した
途切れ途切れの
ラジオから
終焉の歌が聞こえる
風に迷う
レッドデータブック
僕等の名前は
そこにあるかな?
僕は苦笑いを浮かべ
綺麗に濁った空を
見つめる
どうやら
天使はいないらしい
隣りにいない君が
すごく
すごく
心残りだけど
もうすぐ
もうすぐ
逢える気がするから
待っていてね
これがきっと最後
空が割れて終焉の声
海が枯れる終焉の歌
闇に喰われた世界
途切れ途切れの
ラジオから天使の声
君の様な声
隣りにいない君が
とても心残りだから
側に行くよ
待っていてね
これは最後
これがきっと最期
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霧
朝霧に包まれて
前が見えない
貴方の声が
微かに聞こえて
それだけが頼り
手探りで惑わされて
漠然とした不安
掻き消される
貴方の声
でも
それだけを信じて
突然降り出した
風のない雨は
霧を散らし
差し込む光に
貴方を見つけよう
朝霧は晴れ渡れ
残された独り
晴れ渡れるほどに
独り立ち尽くす
貴方がいない
言葉を失い
襲われる虚無
貴方はいない
伝える方向の無い
言葉は深い霧を求め
やがて霧の朱
綻びを探して
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楓
季節は巡り
暖かな風に誘われて
君を思い出します
あの夕暮れ
公園で
君に言えなかった
言葉
僕等はどれだけ
素直になれたなら
今を過ごすことが
出来たのかな
移り行く季節に
君を思い出します
あの宵闇
家路で
君に言えなかった
言葉
あの時どれだけの
優しさの意味を
持っていたら
未来は一緒に
過ごせたかな
春先薫る公園で
あの秋からずっと
抜け出さないまま
季節外れの僕
春先薫る公園に
ずっと取り残された
僕の言葉
僕に散る楓
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