なろうを読んでいて思うこと(3) こんな時どうします?part1
なろうで作品を読んでいて、内容云々の前に「あれ?」と思う時はありませんか?
一番多いのは、明らかな誤字。
二番目に多いのが、名称の取り違え(登場人物名・地名・身分や地位などが他の掲載分と違っている)と思れるもの。
三番目に多いのが、慣用句の誤用ではないかと思われるもの(例えば「力不足と役不足」の取り違え、など)。
その他、読んでいて即座には理解できない言葉や表現。
作品を読んでいて、内容云々の前に「あれ?」と思う時はありませんか?
そんな時、どうしますか?
気にせずに読み進めますか?
それとも黙って頁を閉じてしまいますか?
それともなろうの機能を使用して作者様にお知らせしますか?
****** 誤字について *****
なろうには「誤字報告」という大変よくできた機能があり、これを利用すると、間違えた字を作者様は即座に訂正できると聞いています。
でも読み専には誤字報告がどういう体裁で作者様に届くかわからないんです。
いきなり訂正だけするのは失礼かと「○○となっていますが前後からすると△△とする方がよろしいのでは?」などと、なろう読み専初心者はしてしまいがちです。
この丁寧版誤字報告は作者様がそのまま採用すると長い説明そのまま掲載されてしまいますから、端的に誤字訂正のみの誤字報告を行う、と読む側は心得ておかないと作者様が困惑なさるそうです。
作者様にはご負担でしょうが、誤字報告で訂正なさった後、念の為再度ご自分の作品をご確認いただきたいと思います。
***** 名称の間違い?と思われるものについて *****
人物の名前が先程と違う、けれどもその人物のこと?みたいな時。これはもう読み進められなくて考えて考えて考えてもやはり違う。
あと爵位とか地位が前回読んだ時と異なるのも見かけることがあります。
こういう場合は、誤字報告ではないですよね?
だから感想欄の「気になる点」に書くことになるのですが、誤字報告と違いはっきり「誰からの」が示されますし作文の必要はあるし、遥かに勇気が必要になります。
何より「気になる点」は使いたくない気がする、そう思われませんか?
***** 慣用句の誤用ではないかと思われるものについて *****
そもそもの難易度高し!
自分の思い込みが作者様の使用方法より正しいという保証なんてどこにもありませんから目の前のパソコン等で散々確認が必要です。知らんふりして通り過ぎるに限る、と思う方も多いかもしれません。
こういう時は、調べた項目以外にも前後にいっぱい並んでいる語句が目に飛び込んでくる紙の辞書の方が求めるものを調べ易いかもしれません。
***** その他 *****
なろうに来て初めて知った言葉。 (私の場合は)スパダリ、ダンジョン、などなど。
なろう以外では異なる意味で使われている言葉。ヒロイン、などなど。
方言。
***** 私の場合 *****
1.誤字報告
これは気付いて確信が持てる場合は大抵は行うようにしています。
勿論目の前のパソコン等で調べることは必須です。
一番よく見かけると思われるのは席次一番を「主席」としている場合。
成績一番は「首席」であって「主席」ではないんですけれども。
しかし、作者様からブロックされている場合は誤字報告は出来ません。
読み専なのに何故こんなことを知っているのか?
とある連載作品で前日に「女性同士」という意味合いを「同姓」としてあったのを「同性」と誤字報告して、翌日の掲載分で感想を送ろうとしたらブロックされていたことがありました。
誤字報告がご不満でブロックなさったのでしょうか?
読み専で、その作者様との接点はその連載作品だけで、しかも初めて感想を書こうとしたのに。
ブロックされると誤字報告は受付不可になるとその作者様で初めて知りました(つまりその後も一般読者からの誤字報告は受けておられました)。
明らかな誤字は読む側からすると読み進みたいのに「道路に転がってきたボール」に急ブレーキを踏むようなもの。
感想やレビューを書くと誤字は絶対に絶滅しないものだと嫌になるくらいに実感しますから、作者様がたまたま誤字のまま掲載してしまうのはやむを得ないことではないかと思っています。
私の次にその作品を読む読者様が楽しく読み進むことができるように、誤字報告はその為のものだと思っています。
読者がスムーズに読めるようにプロの作家さんには編集者がつく、なろうはその編集者の代わりに読者を据えている、すごいシステムだと思います。
2.名称の間違い
人名は意味合いが通じなくなるので気が付きます、さすがに。そして大抵の場合既に諸兄姉が指摘されていることが多いです。
でも地名や身分地位役職名などは「?」と思ってもそのまま進んでしまう場合が多いです。前回掲載された箇所まで遡って確認するのは容易ではないことだから。
きちんと読み返して確認してから感想欄「気になる点」で指摘なさる読者様を尊敬します。
3.慣用句の誤用と思われるもの
これは誤字報告には当てはまらないし、自分の国語力に自信が無いし、ムムム、と唸ります。
それから目の前のパソコン等で調べます。
「元々は△△、しかし昨今は□□」で作者様も自分もどちらも誤りと言えない場合もあり、その時は当然沈黙します。
4.読んですぐには理解できない言葉
なろうで初めて見た言葉。
スパダリやダンジョンなど、なろうを読んで初めて見た言葉。ゲームを多くプレイする方ならよくご存じなのかもしれませんが、ゲーマーではない自分はもう調べるしかないと開き直って調べます。
なろう以外とは異なる意味合いで使用されている言葉。
例その1:聖女。なろうの中でも作品によって作者様によってどうやら微妙に異なる位置づけのようです。ご自分の作品内の聖女様がどのような存在かの説明なしに物語を進めては、私の様にドンクサイ読者は置き去りのままになってしまいがちです。
例その2:ヒロイン。映画のヒロインと言えば主役の女性、物語のヒロインとは女主人公。そういう私の常識がなろうでは通じませんでした。
それから、作者様が文中でたぶん無意識に使用している方言。
先日読んだ作品に
>(略)冷めたお茶を片した。
というのがありました。どうでしょう? これをご覧になった皆様全員が即座に理解できる言葉でしょうか?
自分にとっては普通に使う言葉でも全国的に通用している標準語とは言えない場合もあります。
作者様と同世代で同じ目線で同じ地域に住んでいる…というわけではない多くの人も作品を読むことを意識して下さると読者は幸せです。
一人でも多くの読者がスムーズに作品を理解できるように、言葉の使用にはもう少し気を遣って頂けたらと思ってしまうことがあるのは読者のわがままなのでしょうか?
***** 結び *****
読者は…少なくとも私は、誤字報告も「気になる点」も恐る恐るお知らせします。
例えば上記の「片す」について送信するまでには一時間くらいかかりました。
見当違いの大間違いの場合も多々あるかもしれません。
読者からの「こうではありませんか?」には広い心で作者様がご対応下さるよう願っています。
掲載後すぐに誤字報告を頂きました。
おおっ!と感動するくらいたくさん!!(やれやれ)
既に一カ所自ら書き換えた後のものもありましたが、残り全てありがたくご指摘通りに訂正いたしました。
ありがとうございました。
余談その1:
「訂正させていただきました」と書こうとしたのですが、「させていただく」は二重敬語となり使わない方がよいと昔むかしその昔に職場で指導されたことがあるので思いとどまりました。
余談その2:
「誤字報告ってこんなふうに届くのね!」
読み専脱却の甲斐がありました。どう届くのか、説明されてもよくわからなかったのですが、これぞ百聞は一見に如かず、でした。
慣用句は調べてからひと様にお見せすることにしましょう(「百聞は一見に如かず」も調べ直したところです)。