君はどうしたい?
居住区画で・・・・・
庭付きの二階建ての家・・・・・
庭が見える部屋で・・・・・
畳の共有部屋・・・・・
ちゃぶ台・・・・
お菓子が・・・・
炭酸が入ったコップが・・・・・
カナはバイザーはせずコートも脱ぎ・・・
ニャクス猫サイズを撫でつつ・・・・
メイは座り・・・・・
コートは脱いでいる・・・・・
「旦那様の・・・・」
俺はまったと・・・・
「カイと呼んで」
メイはジーと俺を見つめ・・・・
「・・・・・」
呼びたいと・・・・
「良いです」
「旦那様で」
メイは満足と・・・・
「はいじゃあ進めましょう」
「旦那様のダンジョンを使い」
「タモテンド君ノヴァーの支配権を此方に」
「やがては全てを此方に」
「ヴァヴァイガーからは離反」
「ヌーベルヴァエンを目指す」
「此れが目的で良いですか?」
俺はカナに振り向き・・・・
「カナは了承で良いの?」
カナは俺を見つめ笑う・・・・
「僕の皆の希望さ」
「カイの希望が微妙に分からない」
「君はどうしたい?」
俺のそこを見抜こうと・・・・・
メイも・・・・・
俺の?・・・・・
希望?・・・・
「確かにわからないや」
どれもが欲しくて・・・・
選べない・・・・・
故にわからないと答える・・・・・・
「あははは」
「そうくる」
カナは笑い・・・・
がっくりと・・・・
メイは頷き・・・・
「ではいいいのですね」
「旦那様」
俺はメイを見つめ頷く・・・・
「良いよ目指そう」
お読み頂き有難う御座います。