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最終話『さらばボルガンダ!』



⬛️⬜️⬛️⬜️⬛️⬜️⬛️⬜️⬛️⬜️⬛️⬜️⬛️


 一方、ボルガンダと3人の次長は状況を説明し合い。麒麟のユードラスとシルヴァはお互いのお尻を追い掛け合い。時の祈り子のヒューイはその光景を眺めていた。


 ユードラスは立ち上がったシルヴァに向いお尻を追い掛けながら


「シルヴァは素敵なニャンコだワン。」


と言い。シルヴァはユードラスのお尻を追い掛けながら


「ユードラスこそ素敵なワンコだニャン。」


と、二人でお互いのお尻を追い掛け回し。グルグルと回り続けていた。周りの面々は『きっとこれは麒麟の求愛行動に違いない。』そう思い。微笑ましく二人の行動を眺めていた。


 するとエメラルドドラゴンのフォレストは私に向い


「ところでボルガンダ課長。君は先日、Lv.200の賢者と戦闘を行ったと聞いた。そして今ガガズガヤと言う異世界から来たLv.200の大賢者が我々と対峙する事になる。何か役に立ちそうな情報は無いのかね?」


そう尋ねると。私は大賢者タナーカとの戦いを思い出し何を言おうか考えていた。すると私の隣でヒューイが大きな声を上げた


「みんな!ユードラスとシルヴァが凄い事になってるよ!」


そう言うので、私達はユードラスとシルヴァの方を見ると。ユードラスとシルヴァはお互いのお尻を追い掛け回していたが。それは徐々に加速していき凄い速さでグルグルと回り二人は、まるでドーナツの様になっていた。するとシルバースライムのダンが


「これはヤバいぞ!光の霊獣である麒麟が二人で加速し合うと大変な事に為りかねない。」


そう言うが既に遅く。ユードラスとシルヴァは段々と光輝き始め二人は遂に光の輪に成り。光の速さで回り始めると、私達の部屋の空間はグニャリと歪み始めて小さな雷が起り始めた。


「ニャーーーン」


「ワーーーーン」


と二人の発する声だけが響き。光の渦となりそこには空間の穴が生まれた。


 私達は部屋から出ようとするが。ユードラスとシルヴァの回転の中心に引き込まれて行った。そして部屋の中の家具がドンドン引き込まれ。次に壁や窓ガラスが引き込まれ、遂にクノイチのジェーンが引き込まれると私達も次々にユードラスとシルヴァの光の輪に呑まれてしまった。


 そして部屋ごと私達は光に呑まれて。その空間は見事に消え去ってしった。


 

 そこへフラアイラとイグナシオとムラサキは戻って来たが。そこには部屋も無く。ユードラスもシルヴァもフォレストもジェーンもダンもヒューイも私も居なくなっていた。


 フラアイラとイグナシオとムラサキはその状況を見て立ち尽くし。そのまま何も出来ずに呆然としていた。


「麒麟が暴走したか...」


フラアイラはそう呟くと膝から崩れ落ちた。




~~~~~~~完~~~~~~~



愛って恐いですね。。。


優秀な社畜が異世界転生したら召喚獣でした


はこれにて完結となります。今までのご愛読ありがとうございました。

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