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攻略対象(仮):生徒会長(まだ副会長)

中間考査がやっと終わった… 財務会計の引当金ミスった…


小説の書き方を忘れてしまったので、いつも以上に拙いですが温かい目と慈愛の心でお読みください。

 期末考査も終わり、あとはもう行事を残すだけとなった今日この頃。


中間考査の前ら辺から、他の中学から来た子たちともお昼を一緒に食べたり、休み時間にいろいろとしゃべったりするようになった。

そうそう、麻依ちゃんとも話すようになったんだ。きっかけは身体計測をした後の体育の授業。あれで麻依ちゃんと私が前と後ろっていう並び順になったからいろいろ話すようになったんだよね。

真悠子ともよくしゃべるし、三人の予定が合ったら一緒に遊びに行こうという約束もしている。


それと、今はもうあんまりないんだけど、最初の頃はよくクラスの子たちに「田島君と付き合ってるの?」とか「田島との関係は?」って聞かれてた。

その質問には「ソウ君とは幼なじみだよ」って答えてたんだけど、こんなこと聞かれるなんてやっぱり、ソウ君がかっこいいからだよね。ほんとさすがだわ。



「―――はい、じゃあ号令」


っとと危ない危ない。今は帰りのHRの時間だった。

先生の言葉に合わせて席を立つ。


「姿勢、礼」

「さようなら」

「はい、さようなら」


今日も疲れたなー。帰ったらなにしよう、と考えているとソウ君がやってきた。


「宥香、学級日誌とか持っていくからちょっと待ってて」

「そっか、ソウ君今日日直だったね、いってらっしゃい」


日直の仕事は出席簿と学級日誌を職員室に持っていくことと、休み時間ごとに黒板を消すくらい。

一年生の教室から職員室までは意外に遠く、階段の上り下りがあるから割ときつい。

それにHRが終わった後、みんな一斉に出席簿やら学級日誌を職員室に持っていくから混雑もする。

そういえば、よく漫画とか小説ではその日の日直が号令からなんやらまでしてたけどほかの学校は日直がするのかな?

私たちの通ってる北波は、クラス委員の二人が号令、移動教室の際の教室のカギ閉め消灯などをしている。

だから日直の仕事は少ないのだ。



さて、ソウ君が帰ってくるまで時間割でも写しておこうかな。確か、明日の数学は問題集がいるはず。

メモしておかなきゃ。忘れちゃったら困るし。



「いや、ほら俺たち今から部活あるからさー」

「そうだけどさぁ……、はぁわかった。僕が持ってくから部活行ってくれば?」

「三崎ー!ありがとう!」

「明日なんかおごれよー」

「おお!明日購買のパンおごるわ。じゃーな!」


声がした後ろの方を振り返れば苦笑してる三崎君と…山積みの問題集?

気になって三崎君の方へ向かってみる。


「三崎君、それどうしたの?」

「あ、里見さん。今日の国語自習だったでしょ?その時出た課題を出しに行かないといけないんだけど、山野、あぁ、教科連絡が部活に遅れられないっていうから僕が代わりに持ってくことにしたんだ」


そういえば今日の国語は自習だった。ほんとは授業だったんだけど先生が急遽出張になったとかで、自習課題が出されたのだ。問題集は厚みがある。


「私も手伝うよ。この後用事は特にないし」

「でも悪いよ。田島と一緒に帰るんでしょ?」


電車は一本見逃しても大丈夫だし国語科準備室は職員室の近くにあるからソウ君と会うこともあると思うし……うん、大丈夫だ。

多分、三崎君はソウ君と入れ違いになることを心配しているのだろう。だが、それに関してもぬかりなし。


「大丈夫。ソウ君には「提出物をだしにいってます」って置き手紙しておくから!」

「……そこまで言うなら。じゃあ、はい」


そこで三崎君に渡されたのはプリントだった。多分全員分の。あれ?私てっきり問題集を渡されるものだとばかり。

困惑している私に気付いたのか、三崎君は、そのプリントも今日提出のやつで集めたでしょ?と言ってきた。


え、いやそうだけどさぁ。一冊だけだったらちょっと厚いかな?ってくらいだけどそれが何十冊も積み重なったら話は別だよ。私はプリントしか持ってないんだから何冊か渡してほしい。



「わ、私も半分持つよ!このプリント軽いし、まだ持てるよ」

「僕が頼んだんだからこれくらい自分でやるよ。それにこういう力仕事は男がやるからいーの」

「えと、ありがとう」

「どういたしまして」



むしろ持ってくって言いだしたの私じゃね?三崎君気遣いすごいわ。

三崎君ってやっぱりソウ君のお相手、というか攻略対象だったりしない?え、そうでしょ。絶対そうでしょ。

あぁもう!なんで私はゲームのストーリー部分を見たんだ。もうちょっと内容とかキャラとか覚えてておくれよ!

それより私はなんでこのパッケージしか見たことない、プレイしたこともないゲームのことを覚えていたんだろう?記憶力良すぎじゃね。それか私の妄想オチ。あ、あり得るかも。

これはゲームの世界か私の妄想オチか、それが問題だ。


……この話はやめておこう。なんか迷宮入りしそうな予感。



「里見さん?先行くけど」

「あ、ごめん。今行く!」


私は三崎君のもとへプリントの束を持って駆け出した。

あ、もちろん置き手紙はしてるよ!






提出物をもって三崎君と廊下を歩く。

話すのは八割私だ。三崎君は聞き上手なのかな。なんかいろいろと話が出てくる。

ていうか、ソウ君といい、三崎君といい聞き上手な人多くない?

しかも三崎君、端正な顔立ちって言うの?きれいな顔してるんだよなぁ。

絶対おモテになると思います。


「三崎君ってさぁ女子から好かれそうだよね」

「えっ、いきなりどうしたの?」

「んー、気遣いできるし、聞き上手っぽそうだし、顔きれいだし。だから?」

「えっと、ありがとう?」


そういうとこだよ。三崎君さぁ攻略対象になってみる気ない?絶対いけるって。


「里見さんは…なんか裏とかで玉砕されてそうだよね……」

「どういうこと?」

「あー、いやなんていえばいいのか。まぁ田島も報われないなって」


どういうことなんだろう?ソウ君の話?報われないってことはやっぱり…そういうBでLな感じのこと?


そんなこんなしてたらあっという間に国語科準備室にたどり着いた。ソウ君には会わなかったからまだ職員室か、別の道から行ってすれ違ったか、かな。



「準備室前の棚に置いておけばいいらしいからここでいいよ」

「わかった」


提出物を棚に置く。


「里見さんありがとう」

「困ったときはお互い様だよー」


さて、教室に戻りますか。

行きと同じようにだらだらとしゃべりながら歩く。


歩いていたら後ろから、新?と声がかけられた。新って三崎君のことか。

振り返るとなんか顔のいい人がいた。え、だれ

上履きの色を見ると色が違ったので同学年ではないことがわかる。

あの色は…二年生?


「三崎君のお知り合い?」

「知り合いっていうか…」


言葉を濁す三崎君。


「俺は生徒会二年の三崎(はじめ)だ!そこにいる新の兄だ」


なんと三崎君のお兄さんだったとは。あぁでもなんか言ってたような気がする。体験入学の時に副会長の兄がいるって。この人かぁ。

顔のきれいさは遺伝なのね。


……ちょっと待って。そういえばソウ君は体験授業の時に副会長に会ったって言ってなかった?

もしかしてこの人がソウ君がいってた副会長さん?


「新が女子と一緒にいるなんてめずらしいな」

「はぁ…兄さん先に言っておくけど里見さんは僕のことを手伝ってくれただけだから。そういう邪推は口にしないでくれる?」


み、三崎君が塩対応だ。なんかレア。


「そうなのか。まぁなにはともあれ新と仲良くしてくれてありがとな。えっと…」

「あ、一年の里見です」

「里見さんか!兄弟共々よろしくな!」

「そういうのいいから。僕たち教室に戻るから」


ズバッと副会長の言葉をさえぎる三崎君。


あの人がソウ君のお相手(仮)その1かぁ…。

なんか、濃い人だったなぁ。

副会長の話を続けるかは気分次第←

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