↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

17/25

宙殷を蹴落とせないよ……(視点:金 熺瀛)


 とある山奥に竚(たたず)む深紅の高層建築物(ビルディング)に芸能事務所から契約解除されたアイドル候補生(こうほせい)が集結。


 そんな契約解除者達(わたしたち)が集結するきっかけは契約解除時に渡された一通の深紅手紙(レッドレター)、そこに書かれていた内容が


“貴女を『深紅舞台(レッドオーシャン)』に招待します。”


 そして集合場所の住所と日時。


 そして集合時間となり『深紅舞台(レッドオーシャン)』の一室に案内された契約解除者(わたしたち)に何者かが語りかける。


「おめでとう、見逃された原石共よ……お前らは私の独断と偏見で選ばれた、30歳以下のアイドル候補生(こうほせい)3000名です」


 でも私は例外だろう。


「ドコの馬の骨か分からない奴が何で「誰が馬の骨だって」ひっ」


 この声、どこかで聴いたことがあるような?


「簡潔(シンプル)に言おう……韓国音楽(ケーポップ)が再び世界一になるために必要なのは唯1つ、革命的なアイドルの誕生です」


 革命的なアイドルと契約解除者達(わたしたち)……どこで結びつくのだろう?


「あの、契約解除者達(わたしたち)は『BKS』、『WHITEPINK』……世界一の偉大なアイドル達に憧れてアイドルを目指してきたんです」


 『BKS』と『WHITEPINK』は共に韓国を代表する人気アイドルグループだ。


「あのさ~ソイツら全員さ『S21』主看板娘(メインセンター)兼任(けんにん)プロデューサーに負けて、もう世界一じゃないんだけど?」


 たしかに『S21』主看板娘(メインセンター)兼任(けんにん)プロデューサーや、『S21』主看板娘(メインセンター)兼任(けんにん)プロデューサーがプロデュースしているグループに敗北しているのは事実だけど煽(あお)ってまで言うこと?


「さて我等(われわれ)を差し置いて世界一(ナンバーワン)アイドルとして君臨(くんりん)する『S21』主看板娘(メインセンター)兼任(けんにん)プロデューサーの台詞(セリフ)を引用するとしよう」


 一室の中央(ちゅうおう)正面(スクリーン)に映し出されたのは


「とある取材(インタビュー)で取材者(インタビュアー)から“最強のアイドルとは?”と問いかけられた『S21』主看板娘(メインセンター)兼任(けんにん)プロデューサーは、こう答えた」


 『S21』主看板娘(メインセンター)兼任(けんにん)プロデューサーの取材(インタビュー)映像(えいぞう)。


「“上手で面白いアイドル”」


 2010年代に流行(ブレイク)した日本音楽(ジェーポップ)アイドルグループ『A48』の凋落後(ちょうらくご)、日本での成功を皮切りに音楽界の頂点(トップ)となった韓国音楽(ケーポップ)は世界流行(ワールドトレンド)を取り入れた革新的な曲(サウンド)で瞬く間に音楽(ミュージック)流行(トレンド)の中心となった……『S21』主看板娘(メインセンター)兼任(けんにん)プロデューサーが登場するまでは。


『S21』主看板娘(メインセンター)兼任(けんにん)プロデューサーは革新的な手腕で日本音楽(ジェーポップ)を瞬(またた)く間に音楽(ミュージック)流行(トレンド)の中心にしてしまった。


「この言葉を象徴(しょうちょう)するのが『S21』主看板娘(メインセンター)兼任(けんにん)プロデューサーが立ち上げた性差皆無(ジェンダーレス)アイドルグループ『Hicha(ヒチェ)'Z(ズ)』だ」


 現在、所属する『S21』を含む複数の人気アイドルグループをプロデュースする『S21』主看板娘(メインセンター)兼任(けんにん)プロデューサーは“世界一(ナンバーワン)偶像(アイドル)”として音楽(ミュージック)流行(トレンド)の中心(センター)に君臨している。


「私は、この3000人の中から世界一(ナンバーワン)偶像(アイドル)を作る実験をする……ここは、そのための施設、”深紅舞台(レッドオーシャン)”」


『深紅舞台(レッドオーシャン)』……三千人(わたしたち)の中から革命的な世界一(ナンバーワン)偶像(アイドル)を創(つく)り出す施設(しせつ)!


「お前らは今日から、ここで共同生活を行い私の考えた特殊な一流練習(トップトレーニング)をこなしてもらう……当然、今までの自分とは決別してもらう」


 昔の自分に未練なんて無い!


「しかし断言する。ここでの一流練習(トップトレーニング)に耐え抜き、2999名を屈服させて最後に残る1人は……世界一(ナンバーワン)偶像(アイドル)に成れる」


 いつの間にか一人の契約解除者が、ある扉の前に移動していた……その扉が開く!


「世界一(ナンバーワン)偶像(アイドル)に成りたいなら、解答(こたえ)は決まっているだろ」


 まだ事態(じたい)が飲み込めず戸惑(とまど)っている契約解除者達(わたしたち)を尻目に日本人契約解除者(かのじょ)は走り出す……“世界一(ナンバーワン)偶像(アイドル)になるのは私だ!”と言わんばかりに。


「このまま石ころとしてアイドル人生を終えたいなら……帰っても構わない」


 でも……この扉の先に行くということは


「宙殷(ジュウン)を蹴落とせないよ……」


“宙殷(ジュウン)のアイドル人生を終わらせる”ということだ。


「熺瀛(フィヨン)?」


 扉の前で立ち止まっているのは私と宙殷(ジュウン)だけ。


「ごめん宙殷(ジュウン)……私“『深紅舞台(レッドオーシャン)』計画(プロジェクト)”参加を辞退する」


 そう言って、私に近づく宙殷(ジュウン)を


「熺瀛(フィヨン)!」


 突き飛ばす……その直後、扉が閉ざされる。


「後悔(こうかい)するぞ、その選択」


 扉が閉ざされた直後、私に語りかけるのは


「私は『呼称禁止(アンタッチャブル)名前(ネーム)』……“『深紅舞台(レッドオーシャン)』計画(プロジェクト)”総責任者だ」


“『深紅舞台(レッドオーシャン)』計画(プロジェクト)”の偉い人……名前を呼んじゃいけない理由(わけ)ってなんだろう。


「あの時、気付いたんです……世界一(ナンバーワン)偶像(アイドル)に成れるのは私ではなく「宙殷(ジュウン)だって」えっ」


 なんで?


「虫酸が走るんだよ……契約解除者等(オマエら)の青春ごっこ!」


 嫌な予感……早くここか

 


次回、『呼称禁止名前』の能力が明かされる。

______________________


お待たせしました、こちら本日更新分です。


本日、あと一回どこかの時間帯に更新もしくは投稿話の再編集を予定しております。


少しでも面白いと思っていただければ“いいね”・“栞(ブックマーク)”・“★”を!


明日は、0時以降いずれかの時間帯、数回更新予定です。


以下、番宣です。


ブクマ500件突破、好評連載中『逆行TS転生アイドル~オーディションに特例合格後、推しのいるアイドルグループのセンター兼任プロデューサーに就任した俺は推しメンバーと最高のアイドル人生を謳歌する!~』!


『【連載版】深紅舞台〜もし理由ありアイドル候補生を3000人集めて最後の一人になるまで競争させたら世界一偶像は誕生するか?〜』の重要人物、『S21』看板娘兼任プロデューサーが主人公の物語です。


URL↓


https://ncode.syosetu.com/n1765gw/



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。