表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

エッセイ系

【設定のみ】主人公が持ってたら面白そうなスキルをいくつか考えてみる【考察書きなぐり】

作者: まい

 スキル考察。


 一時期流行った、使えなさそうな名前で、実は強いスキル。


 本当はこれで出した1番目ので、ひとつ短編を考えてはみたけど、自分ではあまり盛り上がる作品を書けそうになかったので放出。

(かど)うち】

 いわゆるタンスの角に小指ぶつける系スキル。

 もちろん自分へ自爆目的では使えないヤツね?


 これ、解釈次第で使えそうなんすよ。

 あくまでも角うち。

 (曲がり)角(で出会い頭に頭)うち。

 (本の)角 (に)うち(つけられる)。

 (曲がり)角(の柱に)うち。

 (看板の)角(に頭か顔)うち。

 (机の)角(へ体の何処(どこ)か)うち。

 (降ってきた、たらいの)角(に頭)うち。

 なんて言う、打ち付けて痛い思いをする定番系だけじゃない。


 角()ち。

 曲がり角とかの物陰に潜んで、頃合いを見計らって銃撃(バキュン)


 角 (のお)うち。

 とか“角”と“うち”さえ付けばなんでも良い大喜利的使い方。

 (○○の)角 (のお)うち。

 まで伸ばしてやると、○○のところへ転移できる、どこでもおうち的な使い方も。

 そこにあるけど、同時にどこでもないお家を、貴方は入手しました。 なお、内装は不明。

 四畳半一間かもしれないし、豪邸かもしれない。 なんだったら広大な宇宙船内かもしれないし、有名な引き出しの時間移動装置的な場所かもしれない。

 掃除用具ロッカー位の広さだったなら、笑えないだろうけど。


 こんなスキルを使えるようになって目立ってしまったら、追跡者とか出てくると思うの。



~~~~~~



 いない。


 この所、特異な活躍をしている冒険者が酒場で話題になっている。


 なのでその活躍している秘密を探るため、行動観察を始めたのだが直ぐに見失った。


 住宅地の曲がり角。 しかもこの先は行き止まりのどん詰まり。


 そこで(くだん)の冒険者が忽然(こつぜん)と姿を消した。


 【気配探知】や【気配感知】などの、追跡するのに有利なスキルをもってしても、所在が分からない。


 冒険者ギルドの受付に鼻薬をかがせ(わいろをおくり)、得た情報では転移魔法なんて使えないはずだ。


 一体奴は、何者なのだろうか? もしや決して知ってはならない何かに関わる、それはそれは恐ろしい存在なのかもしれない。



 思いを巡らせるだけで混沌にのまれそうになる存在を知った貴方は、背筋に名状しがたくも冷たい何かが差し込まれる感覚に(おちい)った。


━━━━


 ここで1D10/1D30のSANチェックです。



~~~~~~


 とか、可哀想な追跡者が。



 究極的な、頭悪い使い方で言えば。

 (豆腐の)角(に頭)うち(つけて□ね)。

 これで豆腐を生成して、誰かの頭へぶち当てれば……っつーやべースキル。

 しかしこれも応用が出来て、絹ごしや木綿なんて言うに及ばず、()みや高野やジーマミー、果ては揚げでも何でもござれ。

 色物としてイチゴ豆腐とか枝豆豆腐、牛乳豆腐やココナッツ豆腐とか。 甘味系豆腐もOK。

 枝豆豆腐は甘味じゃないって? ならオレンジ豆腐で。


 いかがですか? 思い浮かべた豆腐が出てきたらどうっすか?


 しかも更に大喜利臭く“豆腐建築”な物体も可能だったら?


 まあ、どんな生成した豆腐でも、誰かの頭に当たれば□ぬスキルだから物騒極まりないですが。

 それでも豆腐を生成するスキルの可能性はえげつない。


 ただ自由すぎる為に、スキルレベルとかである程度制限した方が、シナリオに混ぜられるんじゃなかろうか?


 Lv.1 タンス

 Lv.2 つくえ

(中略)

 Lv.5 の

 Lv.6 バキュン

(中略)

 Lv.8 どこかの

(中略)

 Lv.10(MAX) とうふ


 とかって。




【放置】

 近年のスマホゲー的なサムシング。

 なろう内で少しだけ見かけた題材。


 スキル所有者が放置されればされるほど、累計時間で強くなるとかそんなの。


 スマホゲーだと、放置してても限界が設定されていて、24時間しか効果ありません!

 とか言うふざけたものが有ったりするけど。


 ……だったら放置で強くなるとか(うた)うなよ。しかも放置したところで成長したの、ちょっとだけじゃねぇか。ウリになるほどのシステムじゃねーよあんなの(ぶつぶつぶつ)



 おっと失礼。


 このスキルで主人公を魅せるには、やっぱりアレしか考えられないんですよね。


 ザ・空気主人公。


 他のキャラの方が主人公主人公してる「……これ群像劇じゃね?」と読んでいる人間に、主人公は誰なのか疑問を抱かせる作品群。


 パンチ一発で全てを持ってく最強主人公が出てくる漫画の類。


 強く育った主人公が、どーーーーん!!! とやってくれるのは、かなり気持ちいい。


 さすが主人公! 普段は空気でも、やる時はやってくれるぜ!! Fooooooo!!!


 ……でも大方の作品は、パクり指摘を恐れて圧倒的強さを、作品としてぶち込めないやつ。


 お陰でなんかウジウジ主人公だったり、活躍の場が全然なくて主人公しない主人公だったり、肝心な部分でメタ対策されて活躍できない主人公になったり。


 んで、いつも主人公の周りが苦戦でピンチで不幸満載で、それを主人公が吹っ飛ばしてくれるかと思ったらそうでもないと言う、もにょる展開に。


 しかも【放置】が長過ぎる=【放置】持ち以外が助けに来ても更なるピンチの始まり=胸糞展開が長過ぎる な訳で、途中で読者の心が折れたり。


 それで主人公TUEEEE!又は最強主人公=爽快な活躍! 的な作品としての魅力が行方不明で、キリの良いところまで読んでも読後感がアレで……。



 て、また脱線してる。


 ここまで書いて、これは主人公には向かないスキルか? とつい思ってしまう。


 ならば【放置】スキルに振り回されるモブキャラを主人公にしてみよう。


 ほら、アレだ。

 宇宙怪獣を相手に、蚊が刺す程度の痛みしか与えられない防衛軍の隊長。

 ゾンビウイルスで汚染された世界で、人類の最終防衛線を破られかけている鬼軍曹。


 それらの、頑張っているけど、どうにもならない人達を主人公にして、絶体絶命になるとやって来てひっくり返して去ってくあいつら。


 その“あいつら”の登場は活躍させる場面だけ。 謎の機械仕掛けの神(デウスエクスマキナ)(別名:ご都合主義)的な存在に【放置】を持たせれば!


 ……持たせても、なんの言及もなければ、どんなスキル持ってる? とかが無いから、持ってないのと同義かorz



 ううむ、放置の野郎。 難しいぜ……。




【湧き水】

 地味だろ?


 だが、湧き水は“清水”とは限らんぜ?

 水温の低い温泉も有るんですよ?


 温泉の定義は、湧き水として出てくる際に、規定水温以上の水又は規定以上の温泉成分が含まれた水。


 後者の場合は、水温なぞ考慮されません。

 後者であれば、出てきた温泉を一度人工的に沸かしてから提供しても、温泉です。


 “(あたた)”かくない泉でも、温泉です。



 そして“飲用に適していない湧き水”だって有るわけで。

 飲める湧き水と飲めない湧き水。 使い分けられれば、えげつないですよ?

 飲めない湧き水を水蒸気にさせれば? その水蒸気に可燃性の何かが含まれていたら? 吸うだけでやべー成分の湧き水を気化させたら?


 そもそも、日本の美味しい湧き水とかでも油断すると“(あた)る”から、そんな使い方も有り。



 うん。 【湧き水】だって使い方次第でやべーわ。




【水素の音】

 ラストに説明不要のネタスキル。

 やべー使い方なんて“ぽんっ!”する実験で、注意された使い方しか分からん。

 最悪、水素(爆弾)の音かな? これ聞いたら、音の衝撃波だけで……(ガクブル)


 違う意味でやべー使い方なら、スキルそのままな使い方〈プシュッ〉するだけだし。

 上記のスキル群で、なにか出来るだろうか?



 読んで下さった方々の、ネタになってくれるなら幸いです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 【角うち】はオチを決めれば短編に出来そうですね。 【角うち】勇(稼働中)??? 【放置】はおっしゃる通り群像劇にしないと無理そうですね。展開的にはそげぶなら主人公が魅力的になるのかなぁ。 …
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ