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朝起きたら女子高生が勃ってた  作者: 小鈴なお
女子高生の家に女子高生が勃ってた
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8.1 そのまま動画見てて

 日向さんの家を出て小月さんと帰りながら雑談。

 日向さんみたいに家が学校から近いってうらやましい。高校選ぶ時は距離ももう少し考えるべきだった。でもそれだと小月さんと会えなかったか。やっぱいいや。


「ドールハウスびっくりしたよね」


 確かにドールハウスもすごかった。けど会話内容とか行動のほうがインパクトあった。


「それもあるけど。なんか日向さんってたまにえっちな話するよね」

 

「たまに?」


「え?」


「何言ってるの池辻くん。奈美ちゃんはいつもあんなだよ。むしろ今日はおとなしかったよ」


 まじか。いつもなのか。モデルさんみたいな美人なのに。いや、関係ないか。


「彼氏作らないって言ってたのに」


「それとこれとは別かな」


「そっか」


 帰宅は遅い時間になってしまった。

 夕飯後に風呂に浸かり、最後に冷たいシャワーを浴びて出る。

 これ、頭がしゃきっとしてわりとおすすめ。


 部屋で形だけ参考書を広げつつ、頭のリソースは本日の小月さんを脳内映像で振り返ることに使う。今日も可愛かった。日向さんに邪魔されなければもうちょっといちゃいちゃしてられたかな。


 そういえば昨日の小月さん動画は日向さんにもらってるんだ。見たいんだけど、今小月さん呼んじゃうわけにいかないしな。やめとこう。


 でも今日は『千穂ちゃん』お行儀よかったし。

 動画前半のミニテスト頑張ってるあたりだったら見ても問題ないかな。

 ちょ、ちょっとだけだから。

 

 ぽち。


 スマホにミニテスト中の小月さんの後ろ姿が映る。可愛い。

 

 もうすぐ消しゴム落としちゃうんだよな。それでその後……。

 とか思い出していたら結局『千穂ちゃん』が反応してしまった。


 あわててベッドに横になって小月さんを出す。


 めっちゃ不機嫌。

 腰に手をあてて身体をななめにしたまま、目だけこっちみてる。


「なに? 用?」


「ごめん、呼び出すつもりはなかったんだけど」


 小月さんは赤い短パンを履いたTシャツ姿で、頭にバスタオルを丸めていた。

 お風呂上がりだったんだろう。いつも通り見とれてしまう。


「……なに、じっと見て。ごめんね、可愛くなくて。ワゴンの短パンにまとめ売りの白Tだよ。文句ある? だから週末まで待ってって言ったのにー」


「違う。見とれてただけだよ」


「この姿に見とれる、とかちょっと無理があるよ」


「中身が小月さんだからね。なんだって可愛いよ」


「……池辻くんずるい。これじゃつんつんしてる私が悪者みたい。あ、そうだ今のもう一回言って、ってスマホ持ってないや。ちょっと池辻くんの貸して?」


 そんな中、一次停止し損なった動画から小月さんの小声がかすかに聞こえて来る。

 

『違うからね? 戻るために仕方なくだからね? 教室で自分からなんて絶対無理だし』


「ごめん」


 あわててスマホの再生を止めようとする。


「……それ見てたんだ。待って、池辻くん止めなくていい。そのまま動画見てて」


 でも、と言いかけるけどもう小月さん来ちゃってるから今更だ。正直見たい。

 

 目の前に小月さんいるのに動画の小月さんに見入るのもどうかと思うけど、これが結構悪くない。というか、大変よろしい。

 なんだろう、横にアイドル本人がいて、その映像を一緒に見てる、みたいな。

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「竜のさきっちょ」
「いんちき奴隷館」
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小鈴なお
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