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プロローグ

この作品は限りなくリアルに仕上げようと努力はしておりますが、資料等が手元にないものに関しては、筆者の想像で書かせていただいておりますのでご了承ください。


なお、作品に登場する、地名、会社、人物は実在のものとは一切関係ありませんので、ご了承ください。

プロローグ

少年は眠りから醒めた、目は開けられないが音は聞こえた。周囲で大人達が騒いでいた。


「やった!成功したぞ!!」


「長年の研究の成果がやっと実った……。」


「これで皇王陛下も……」


その時大きな音と共に扉が開いた。少年がびくりと体を震わせた。大人達の1人が質問するのが聞こえた。


「少佐!?何事ですか?研究は成功しました。只今陛下にご報告しようと……」


その言葉が終わる前に、銃声が鳴り響いた。次に重いものが、床に倒れる鈍い音がした。


ようやく開けるようになった目を少年は目を開いた。開いた扉の通路側に軍服の一団が見え、その前に白衣を着た初老の男性が倒れていた。その男の白衣の赤い染みがどんどん大きくなっているのが分かった。


「研究者諸君、誠に申し訳ないが我等が皇王陛下は、今回の研究は無かった事にするとの事だ。ついては残念だが諸君にはこの世から退場してもらう。」


少佐と呼ばれた男が合図すると、後ろに控えていた兵士が部屋に入り、銃を発砲し始めた。


部屋はたちまち阿鼻叫喚の坩堝と化した。その中を少佐が少年に近寄ると耳元に囁いた。


「さぁ、参りましょうか殿下?」


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