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尊いは2次元と異世界転生!!  作者: 神崎 沙織
第1章
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第0話 プロローグ

 

 2次元ってなんだろうって考えたことはあるかい?


 私はこう考えてる。


 そう、2次元とは萌えと3次元では絶対に味わえることの無い、チートが使える爽快感。個人的には、剣聖より賢者つまり魔法が使えるというのがとてもとてもとってもよきき。


 大事なことだからもう1回言うね。魔法が使いたい!(←ちょっといや結構変わってる)


 私の名前は立華(タチバナ) 礼子(レイコ)。この名前は、死んだ両親がつけてくれて礼儀正しい子になって欲しかったんだって。うんでも、私ね友達とか親友とかあ、あと家庭教師の先生とかにもこう呼ばれてた。”奇人変人”と……

 つまり、私はそこまで礼儀正しい子では無い。

 まぁ無理なものは無理だからね……ほら……皆あるでしょ……不可能なこと……とか……ね!うん皆あるはずだよね!

 まぁ茶番はこんぐらいにしておいて……私はれっきとした高校1年生でまぁまぁハイスペックニートならぬハイスペックHigh School Studentだ。

 成績も上位には入ってたし、友達も親友も結構いたし、先生との関係も悪くない。後、親に貰ったグループも結構大きくなったからお金には苦労しなかったし。

 趣味は、細かいことをやること。例えば、宝石細工作ったりゲームとかで出てきそうな細かいドレスとか武器とかを書いたりするのが好き。あとは、本とマンガ読んだり、音楽(主にボカロ)を聞くのが好き。

 あとね、リア充だったよ。ちょっと待った、勘違いするなよ。誰も、『彼氏がいない=リアルが充実していない』OR『彼氏がいる=リアルが充実している』なんて言っていないしそんな決まりも作ってない。

 お気づきの人もいるかもしれないしこの際言っとくよ。私は、重度の2次ヲタdeath☆ついでに追加しとくと音フェチ(声フェチも含まれる)とお豆腐でもあるZOI★


 まぁ自己紹介もこんぐらいにしといて……


 ということで定番のやつ出てきましたぁ!”異☆世★界☆転★生”!(๑´ω`ノノ゛ぱちぱちぱち✧

 ま、あるあるだよねー。あるある設定だよねー。でも私はそれを望んでたぁ!もうね憧れなのよ、2次ヲタにとってこんなん!

 でもね、正直に言ってジャンルがいまいち分かぁんなぁい。ファンタジー系か?アクション系か?それとも乙ゲー系か?(全部自分が行きたかったジャンル)もし乙ゲーだったら悪役令嬢設定カモォーン。


 まぁ、とりあえず魔法が使えたら良っかぁ。あ、あとモフモフを求む!


 ということでぇー(これ使うの2回目)今私は、異世界転生して貴族令嬢となっている。

 名前は、ソフィア=フォン=グリモワール、位は公爵、おそらく5歳だ。そして今、私の母と思われる人に抱かれてる。




 なぜこんな感じになってるのか回想すると……





 私が、異世界転生する前の話だ。




「皆様に置かれましてはお忙しい中、我がグループの創立記念パーティーにお越しくださいまし、ありがとうございます。このグループが出来て早20年、はじめは小さなものでしたが、皆様のご協力があってこそ出来た今です。固い挨拶はあまり好きではないのでここら辺で終わりにさせていただきます。では、グループの創立を記念して乾杯!!」


「「「「「乾杯!!」」」」」


 ふあぁつっかれたぁーあんな大勢の前で挨拶とかもんのすごいプレッシャー感じるんだけど。あと、さっきの挨拶で契約してない会社に色々と見極められるらしいからもぉぉぉヤダ。さっきの挨拶失敗したらことグループ終わってるかんね。

 あれ?なんかテレビ局のカメラがあるんだけど。なんかカメラマンの人と目あっちゃった。あぁなんかこっち向かってきたぁ怖いぃー。


「すみません、私〇〇〇テレビ局の者なんですが取材をお願いしてもよろしいでしょうか?」


「えぇ構いませんよ。ただ私取材とか初めてで、それでも大丈夫であれば……」


「そこら辺は一問一答形式なので大丈夫ですよ。はい、ではまずあなたの名前と年齢を教えてください」


「私の名前は、立華 礼子です。今年で高2の17歳です。」


「17歳でこのグループのトップを勤めていると……それは凄いですね。えーとでは何故あなたはトップなんですか?」


「なんか哲学っぽい質問ですね。えーとですね、今から20年前このグループは両親が作りましたが、7年前海外出張へ行く時の飛行機事故で亡くなりました。父がよく保険をかけておく性分で、もし自分が死んでも困らないようにと事前に遺書を書いていたそうで。その内容がもし自分が死んだらグループと自分のグループの権利、財産は全て娘である私に託すと……そして周りの人間は私が良きトップになれるように指導すること、というものでした。もともと私は、両親の仕事に興味があってたまに見学させて貰ってたんです。そのおかげで、今では大体の人に認められることが出来ました。」


「なるほど、では…「ゲホッゲホッゲホゲホッ」」


「すみませゲッホゲホゲホッ」


 なんで……急に喘息が出てきたの……

 まって喉切れた血吐きそう。


 そんなことを考えてると意識がとだえ、倒れた。




 そう。私は、死ぬ直前はグループの創立記念パーティに出ていた。最近ずっと出てなかった持病の喘息が何故か出てきて倒れた。救急車で病院に搬送されたが搬送中に死んじゃった。急に喘息が出てきた原因は恐らく誰かに毒を盛られたのが原因だという。誰かにそんなことされる覚えないんだけどn……

 嘘言ったわ2、3人ううん15人くらいいるわ。誰だろ、まぁいっか私の優秀なH大卒業の医者たちと研究者達が頑張ってくれるでしょ。

 でもその前に、ちょっと凄いことあって、私ね予知夢見たんだぁ。それがね私が死ぬ夢でそれ見てねすぐ飛び起きて遺書書いたんだ。

『もし私が死んでそれがもし他殺だったら私を殺した原因となるやつにこれからの仕事を全部そいつだけにやってもらう。そして、稼いだお金と私の財産は慈善団体や施設に寄付すること。』とね……

 言っとくけど私の仕事量パないぞ。もし殺したのが会社の社長でそれプラス私の仕事量だったらマジ気で寝れないかんね。ヒラだとしてもなれないことだろうから余計だよ。遺書は絶対だかんね。そいつが過労死しても私を殺したから自業自得だからね。


 とまぁこんなことだ。なんか……子供の身体だからかいろんなこと考えたから眠くなってきた。


 欠伸をひとつし、私は深い眠りににつく。


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