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紅皇神鬼  作者: Anires
序章
1/2

始まりの日

まだまだ未熟者で、グダグダな内容ですが、読んでもらえれば嬉しいです。

人間と妖が共存する世界

そこに彼らの一族は、陰の皇族として暮らして居た。


彼らは人間からは恐れられ、妖からは聖域とされ、誰も近寄らぬ森の奥深くに住んで居た。


彼らの一族は、神の中の鬼である神鬼と呼ばれる中の皇族の末裔であり、他の妖のように力が統一されておらず、それぞれが異なった力を持つ。その中でも、伝説とされる“幻皇神鬼”は、生き年生けるもの全ての皇となり最強の力を持つとされる。


容姿も東洋の鬼ならば銀髪金眼に額の角が本来の姿である。しかし、彼らの一族は、本家筋は角が生え髪と瞳の色が同じになること(一部の特に血の濃い者のみ)以外は様々だ。分家筋になると、普通の鬼と大差はない。


神族であるため、彼らの寿命はとてつもなく永い。その中でも、純血の本家の者には未だに不老不死に近い者もいる。


しかし、彼らは隠れて暮らしていた。

その訳は、その血が一飲みで莫大な力を得られ、肉を喰らえば不老不死になれる、と人と妖両方に狙われてきたからである。


無論、彼らは強大な力を持つが、その数はほかと比べ少ない。数で攻められればその被害は大きいものとなる。その為、身を隠しているのだった。


その一族を鬼皇家といい、五代目である現当主の名を鬼皇千世都という。


彼女には、千沙那という名の双子の妹がおり、彼女は神夜浅葱という人間の男と婚姻し、鬼皇家の最高位の分家となったが、一族の中には無論そのことに反感を持つ者が多くいた。


そんな2人の下にある日、「紅い満月の日に、先祖返りの最も血の濃い子どもが生まれる」という予言が下った。


そして、その数年後、神夜家の千沙那が長男の下に瞳の色がそれぞれ異なった六つ子が産まれた。それは、紅い満月の日だった。


そして、一番最初に生まれた子の胸元には、本来ならば継承される鬼皇の当主としての刻印が産まれながらに刻まれていた。





ここまで読んで下さって、ありがとうございます。

もし、誤字脱字、意見等ありましたら、教えてください。

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