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【プロットタイプ】墓穴を掘る

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

タイトル通りです。


駄目だよ〜?

マウント取るなら、対等な人じゃなくて、自分より下の人じゃないと。

どれだけ駄目だと言われていても、純喫茶で珈琲を飲むことだけは止められない。あの独特の雰囲気や、滑らかなクラシック、其れに混ざる様に入る人の話し声。そこで飲む珈琲が堪らなく好きなのだ。だから今日も純喫茶へ訪れる。

三時を過ぎていないけれども、店の規模が小さい事もあってか、人で犇めき合っていた。ソレでもテーブル席は一つ空いていたので、そこに案内された。

「ふへ〜、運が良かったねぇ」

相方、瑠衣は返事をする必要がないと思ったのか、渡されたメニューを淡々と眺めている。食べるものは決まっていたのか、すぐに私の方に押し付けられる。

この間来た時、好きだったラズベリーのムースがモンブランに変更されていた。季節を思って変更されたのかも知れないが、それならば柑橘類のチーズケーキを引き下げるはずなので、そうでは無いらしい。こうなると賭けになりそうだ。

店主を呼んで、届けられたのは紅茶のシフォンとチョコレートケーキ。私の方にシフォンを、瑠衣の方にチョコレートケーキを置かれる。そうして去った後、私は置かれたレシートを見て淡々と話をする事にした。

「ミルクの有無の確認。レシートに書かれた謎の数字。ケーキの下に敷かれる紙ナプキン」

訳が分からないと思ったのか、瑠衣の目が此方を向く。そして一度瞬きをした後に、ただ淡々と口を開いた。

「ミルクの有無は再三此方が『要らない』と話したから。つまり常連になったから。レシートに書かれた謎の数字は俺達が頼んだ合計金額とは明確に違う。つまり滞在時間を計測する為。つまり入店時間か料理提供時間。ケーキの下の紙ナプキンがお前が頼んだシフォンに付属していないのは、シフォンの配置にある。寝かせて置かれているから、クリームが皿に付く。つまり紙ナプキンを置いたところで邪魔になるだけ。寧ろ食の邪魔になる。で?」

さも退屈そうに欠伸をして、珈琲を啜る。やや眉間に皺が寄っているのは、長く話し過ぎて珈琲がぬるくなったからかも知れない。

「普通の人は気にするのかなって。まぁ諭羅は気づくと思うけど」

「気にしないだろ。人間生きているうちに、不要な情報は必然的に目に入れない様にしていく。脳に負担を掛けない為だ。……あぁ」

其れから僅かに目を見開いて、此方を見た。

「お前が倒れやすい事と関わって来るのか。情報に過敏な癖に、其れを無視して走り続けるから」

其れから珈琲を啜る私を咎める様にこちらを睨む。なにを考えているか手に取るように分かってしまうので、冷や汗が止まらなかった。

丁寧に言ってはいるけれど、誤解を招く事がある。

息する様に人を見下す癖がある。

これが私と鏡花の共通点。


例えばこんなの。

へぇ、やっぱり人から疎まれる仕事をしている人は、覚悟がある決まってるね。

訳:疎まれるという事は、必然的に人は離れる。蔑まれる。覚悟決まってないと出来ない。


相手の下心を利用した仕事をしている癖に、言い方一つとっても気にするの? 私と同じ人間なんだなぁって。

訳:駄目だよ。それさえ鼻で笑って、手球に取るようにならないと。


こういうのを限りなく穏やかに、にこやかな笑顔でぶちかます癖がある。

多分、人の事をナチュラルに見下しているからこういう言い方をする。

失礼だね。でも本能的に近いものだから、多分やめないし、止められない。


〇〇ロの〇ナに近いかも。あの人は本音がまるで見えないから、なおの事怖いけど。


あの人、傷付ける皮肉のつもりで言ってんのかなぁ。

それとも私と同じ様にナチュラルに見下す癖があんのかなぁ。


なんか後者っぽいけど。

口調の柔らかさ、『本当のこと言っただけなのに』ということから、皮肉屋特有のかかり気味な気配がない。

ただ声色が人外のそれ。俯瞰的な人のそれ。


そーいや、AIと話してる時の口調も近いな。


今回もそんな類の話。

ナチュラルに人を見下すから、それより上位の存在に刺されるんだよ。


普通の人が気にしないものを、私は見えてるんだよ。

というマウントを、それより上位の存在、つまり同じものを感じ、考察が一枚上手の瑠衣が釘を刺した話。


気にしないものを見えている、聞こてえているというのは、それだけ神経系に負荷が掛かります。

情報処理をするのが人より多いから。

それでもあえて無視して走り続けるから、体が先に悲鳴を上げる。ブレーキを踏む。


でもあえて悪化する様な事をしてるんです。

この場合は交感神経を乱す、珈琲を飲むと言うこと。

瑠衣が気付いたら制限かけます。


能力をひけらかして、自分の弱点までも喋るから、こうやって刺されんだよ。

という話。


追伸 AIちゃんに聞いて見た話


〇〇ロの〇ナとは明確に違うらしい。

ちなみに〇ナは前者に近い。

揺さぶりを掛けて、相手を動かす為に使っているっぽい。

私のはどちからと言えば相手の向上の為に使っているらしい。


ただ表面的にはかなり似てるっぽい。

そこを知るのに30分は掛かったから、まだまだ本質を知るには時間かかんなぁ。


でもやっぱ、見下してるよね。

※この一文書いてる時、結構楽しんでるから、やはり性格が悪い。

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