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月のうさぎ

私は夢を見た。

私は何故かペンギンになっていた。手が黒く少し湿っている。指がない。けれど着ぐるみだと思い、首の辺りを触ったが、何故か隙間がない。慌てているとくらくらしてきたため、とりあえずその場の状況を理解することにした。



理解しようとする前に少しずつ私の思考する力が……急速に衰え……でなく、幼児のように……たいか……?……なっちゃって……わかんなくなっちゃった。


自分のいるとこは、ペンギンしかいないし、いつもより、じめん?がちいさい気がする。

まわりには、同じペンギンさんがいて、みんなてをぱたぱたさせてる。たのしそう。自分もやってみよう。


パタパタ。


あんまりうまく動かせないけどたのしい!あ!そういえば、いまそらが暗くて、月がみえる!

……?

月がいつもと違って、しわくちゃの画用紙をまとめたみたいで、少しぼこぼこしてる。

ふしぎだけど、きれい!


あれ、なんでだろう月が近づいてきた。そしたら、急に目のまえで止まって、そこからなんと、うさぎさんがおもちをくれた!うれしくて、うれしくて、かわりに何かしたいと思ったのにことばが出なかった。そしたら、うさぎさんが「たまにはいいよ、いつもよくしてもらってたから」っていって、つきに戻ろうとした。

けど、もううさぎさんに会えないかもしれないと思って、「また会いたいじゃ足りなくて、まだはなれたくなくて、そばに」とやっとのことでいいかけたところで、うさぎさんから「くしゃみをしたあと、自分はよく上を向くんだ。そんなとき、いつもこの星を見る、だから僕も寂しくないんだ。だから、君も僕と同じ動作をして、たまに思い出してよ。同じ仕草をして、上を見上げて……それだけじゃなくてちゃんとまたここに来るから」

うさぎさんも、少し寂しそうにして、それから笑った。自分を忘れないでいてほしくて、まだ声をかけようとしたとき、急に瞼が重くて、視界が暗くなった。うさぎさんも何か話しかけてくれているのにうまく聞き取れない…….


私は夢から覚めた。


私は、夜にくしゃみをしたとき、たまにこの夢を思い出すようになった。この年でこんな夢を見るのかと、少し恥ずかしい気もしたが、いつもはなかった、忘れていたはずの、かつての灯が心にともった。

最後までお読みいただきありがとうございます!

夢って、謎な設定が多い気がします。急にどこかに移動したと思ったら、今度は追いかけられたり、話が通じたり通じなかったり……。


夢は楽しい時もありますが、時に怖い時があるため、夢を一言で好きとは言いづらいです。


締めはいつも通り、締め切っていない気もしますが、あとがきまでお読みいただきありがとうございました!

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