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真司と麻子の物語  作者: 村松希美


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1/5

1 クリームシチュー




「ただいま〜。って、誰もいるわけないよね」

 保育園の仕事から帰ってきた麻子が、心の中で自分の頭にコツンとする。


 昨年の12月に、真司とめでたくゴールインした麻子は、今夜は、真司が大好物のビーフカレーを作ろうとスーパーで材料を買い物してきたのだった。



 でも、この匂い?!


 麻子は、リビングの扉を開けると、先に帰っていた真司が、鼻の頭に小麦粉をつけて料理をしていた。


「何だ、麻子、意外と早かったんだな」

「真司こそ……」


「今日は仕事が早く終わったから、お昼には帰ってた。こんなことは滅多にないよ。所長が帰れっていうから……」


 真司は中学生の頃からの夢が叶って、探偵事務所で仕事をしている。でも、真司の本意とは違って、ペット探し、浮気調査が主だが。


「所長さんとケンカしたの?」

「ハハハ、ちがうよ。今まで頑張ってきたご褒美だってさ。何て、所長は昼から観劇に行くみたいだよ」


「何だ、そうなの。良かった。それにしてもいい匂い」

「俺が作ってるの、何だか分かるだろう?」


「うん、クリームシチュー。わたしの大好物!」

「えへへ、そうだろうと思って……」


「ありがとう」

 麻子は、真司がいつも自分のことを考えてくれているのが嬉しくなって、胸いっぱいになった。


「ところで、その袋?」

 真司が麻子が持っていたスーパーのレジ袋を指す。


「わ、わたしもね、今晩はビーフカレーにしようと思ったの。真司の大好物だから」


「何だ、俺たち2人して、同じようなことを考えていたんだな」



 真司と麻子、2人は夕飯を食べる前から既に心は、お腹いっぱいになったのでした。



 新婚さんのとあるひととき。



読んでいただき、ありがとうございます。


長い間、私は児童文学しか書けないと思い込んでいましたが、昨年は大人を主人公にした物語もこの小説家になろうで、いくつか書くことができました。


 今回はタイトルの順序をかえて、「真司と麻子の物語」で、ショートショート第2弾を書いて行きたいと思います。


真司と麻子の新婚さんを描いてみました。


不定期ですが、この物語も紡いで行けたらと思います。



よろしくお願いいたします。

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