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熊ではなく……?

行数が少ない!やばいと思う今日この頃もっと頑張らなくては。

  

く、熊!?いや異世界だから魔物か!あれ?でも熊は木登り出来るんじゃ…?

ーーーーーーーーーーーーーー

ブラック・モルフウルフ4歳 雄

HP90/90 LV12

通常スキル 

咆哮LV1 気配察知LV2


パッシブスキル

嗅覚LV3 五感強化LV2

俊敏LV3

ーーーーーーーーーーーーーー

ーブラック・モルフウルフって

『ガルルル‼︎』

「オオカミなのかよ!」

見た目詐欺だこんなの。

「げ、やばい」

俺の居る木は何回も突進されたせいで今にも倒れそうである。

これ、よく考えたらピンチでは?このままだと落下死か彼奴に食い殺される。

「ぶ、武器!武器は無いのか!?」

俺はゴソゴソと手で自分の身体をまさぐる。

「あった!」

腰の後ろに短剣があったのだ。

よし!武器はゲット!

「でも、このままだとおちるよなぁ⁉︎」

木の根元がもう折れそうだ。

どうする?良い案が思いつかな……い?

「そうか!」

頭の霧が晴れたかのように俺は思いついた。

しかしそれは下手をしたら死ぬだろう。まあ、どっち道死んでしまうならばー

「俺は彼奴に向かって飛び降りる‼︎」

叫ぶと同時に木から飛ぶ。

「ぎゃあぁぁぁぁぁ!」

そこまで高くないかと思ったけど怖い!

「ガルっ!?」

流石に俺が飛び降りるとは思ってなかったんだろう。

オオカミは狼狽えた様な声を出した。

だが、そう甘くはなかった。

オオカミは落ち着きを取り戻し、落下してきた俺に飛びかかった。『死ぬ』ーー明確な「死」が俺の頭によぎった。

やつの牙が俺の喉を食い千切る

事など容易に想像できた。

しかし、そうはならなかった。

俺の身体が勝手にブラック・モルフウルフの首に向かって手に持っていた短剣で斬りつけたのだ。そしてそのままブラック・モルフウルフもろとも地面に衝突した。

『個体名ブラック・モルフウルフの討伐を確認しました。

ーLVが5upしました。』 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

ブラック・モルフウルフを倒した後、戦闘中ずっと表示されていたステータス板に嬉しいお知らせがあった。

ーーーーーーーーーーーーーー

ルナイク・ユーシア 16歳 男

HP230/230 人間 盗賊 LV5 スキルポイント50

固有スキル

黒翼の盗賊団

通常スキル

隠密LV1 気配察知LV1

偽造LV1

パッシブスキル

短剣術LV1→LVUP可能

身体強化LV1→LVUP可能

鑑定LV1→LVUP可能

調理LV1 翻訳LV2

ーーーーーーーーーーーーーー

「LV5と……LV UP可能とはなんだ?」

俺はステータス板をタップした。

ーーーーーーーーーーーーーー

短剣術:短剣を扱うスキル→LVUP後 短剣を扱う技能がUPする。スキルポイント消費10


身体強化:身体を強化し保護するスキル→LVUP後 身体強化がUPする。 スキルポイント消費10


鑑定:あらゆるものの名やLV、品質、性別などを見ることが出来る。ただし、国宝級の物や知性が一定以上あるもの、LV1のスキル隠密や偽造によって秘匿されたものは見ることが出来ない。→LVUP後 あらゆるものの名やLV、品質、性別などを見ることが出来る。ただし、国宝級の物や知性が一定以上あるもの、2のスキル隠密や偽造によって秘匿されたものは見ることができない。スキルポイント消費5

  LVUPしますか?

    Yes/No

ーーーーーーーーーーーーーー

「スキルポイントと項目があった時点でLVが上がるんじゃ無いかと思ったが、当たりだな。」

そう言えば直で激突した訳じゃないが身体が痛くない。身体強化の効果か?まあ、それはおいおい調べるとして。

「LVUPするぞ」

えーと今のスキルポイントが50

だから25余るのか。じゃあ全部LVUPするか。

『スキル短剣術がLV1からLV2になりました。スキル身体強化がLV1からLV2になりました。スキル鑑定がLV1からLV2になりました。短剣術がLV2になったことにより、技能 弱点必殺を獲得しました。』

ん?技能なんだそれ?

ーーーーーーーーーーーーーー

弱点必殺:対象の弱点の攻撃力

    1.5 倍

ーーーーーーーーーーーーーー

効果が単純で強いな。しかし、

「魔物の弱点なんか知らないって。」

ゲームなら攻略サイトとかにあるけどなー。 

まあ、街に魔物の情報あるだろう。

あと後から弱点が分かるスキルとか獲得出来るかも知れないし。うん!何事もポジティブ精神だ。

ゲームでもこれ大切!例えば強盗に殺されて結果、異世界に転生出来た。

さっき死にそうになってたけど…駄目だネガティブになってる。まあ冗談はさておき、他のスキルも見て置くか。

固有スキルは強そうだから最後にして、他のスキルの効果を確認するか

ーーーーーーーーーーーーーー

隠密LV1:自身の気配を隠し、対象から自身の認識を消すスキル。しかし消すのは気配だけである。  

任意発動


気配察知LV1:半径50メートル以内の気配を認識するスキル。但しスキル隠密LV1を所持している者は認識出来ない。

任意発動


偽造LV1:自身のステータスを偽造するスキル。LVや年齢、職業などを偽造でき、鑑定スキルで自身のステータスが見られても偽造したステータスしか見られることが出来ない。但し種族や性別は偽造が不可能であり、スキル看破で見破られしまう。

任意発動


調理師4:調理の技能が上がるスキル。


翻訳LV2:言語を翻訳するスキル

    

ーーーーーーーーーーーーーー

「うん。後ろの2つ意外はアンチがあるのか。」

まあ、当たり前か。

アンチがなかったらチートになるからな。

「でも任意発動ってどうやるんだ?」

ゲームだとコマンド一つで発動出来るけど、ここはスキル名を言えばいいか?

『隠密発動』

俺がそう言うと、黒くて薄いオーラの様なものが俺の体を包み込んだ。これであっているのか?見てる人がいないから分からない。

「まあ出来たとして、これどうしよう?」

一旦解除か?

「『隠密解除』」

あ、消えた。これで隠密は大丈夫と。でも声に出していうのは恥ずかしいな。中学2年生できる病気は多分完治(?)しているから。せめて声に出さないで

"隠密発動"だけにしてくれ……

「あれ!?隠密発動してる!」

先程と同様俺の体に黒いオーラが纏わりついている。

魔法は『無詠唱』なんてベタだがスキルもそうなのか。

"隠密解除"よし、解除できたな。

確認しないとだけどこれで、もしもの時があっても逃げられる確率は上がっただろう。

なら、レベルを上げときたいがLVUP可能になってないとスキルポイントがあってもLVUP出来ないんだよなぁ。

一回使った程度だけどLVUPできるか?

ーーーーーーーーーーーーーー

ルナイク・ユーシア 16歳 男

HP230/230 人間 盗賊

LV5 スキルポイント25

固有スキル

黒翼の盗賊団

通常スキル

隠密LV1→LVUP可能スキルポ

イント10

気配察知LV1 偽造LV1

パッシブスキル

短剣術LV2 身体強化LV2

鑑定LV1 調理LV4 翻訳LV2

ーーーーーーーーーーーーーー

「おっ!まじでLVUP出来る。上げるか。」

『スキル隠密がLV1からLV2になりました。』

よしっ!上げれたな。

しかし今回のスキルポイントも10だったけどもしかして、ほとんどのスキルのLVUPに使うポイントは10ポイントなのか?鑑定はポイント5だったから戦闘スキルだけ高いとか?まあ、LVが上がっていったら分かるから深く考えても仕方ないか。

「とりあえず残りのスキルも確認しないとだな。」

いつまでもここでステータス板見ている訳にもいかない。

そう言えばステータス板も声に出さなくていいのか?

"ステータス閉じろ!"

「あ、やっぱり」

結果は予想通り声に出さなくても消えた。………何故だろう最初は恥ずかしかったけどここまで便利だとロマンがねぇ。

前回よりは長いでしょうか?しかし、まだまだですね。次も頑張ります!

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